ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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タイムボカン24 第21話「ヴェルサイユ宮殿は○○センターだった!」

2017-02-25 18:09:27 | 2016年アニメ
タイムボカン24 第21話「ヴェルサイユ宮殿は○○センターだった!」

 今日はマリー・アントワネットの真歴史。贅沢三昧だったと言われている彼女だったが、真歴史では「ファッションセンター ヴぇるさいゆ」の店員だった。マリーは誰にでも買える値段で自分がかわいいと思った服を提供していたのだが、高くて派手なものほどありがたがる貴族には不評。
 そこへアクダーマが現れ、マリーに歴史どおり贅沢をさせようとするも、ファッションをバカにされたことに怒りを燃やしたビマージョは、自分のファッションが貴族に認められたことをきっかけに高級ファッションセンターを開店。

 CMの間にビマージョのファッションは貴族の間では大流行。このままではマリーの店の危機だと感じたトキオたちは、着てみないと自分の魅力には気づかない、というマリーの言葉をヒントにファッションショーを展開。が、それも失敗。するとそこへ母親のマリア・テレジアとボーイフレンドたちが登場。マリアはビマージョのファッションを否定し、更には服を紙で作っていたことがばれてしまう。
 メカ戦では噴水メカに弄ばれるメカブトン。駆けつけたスズムピーカーと合体して主婦王になるも、ゲリラ豪雨でてんてこまい。同じく雨に困った貴族たちには、メイクが落ちたマリーがTシャツをプレゼント。その間に子供メカの遊びによって噴水メカの噴出孔は詰まり、形勢逆転。主婦王はさいの目切りで噴水メカを撃破するのでした・・・

感想
 案の定流れ出す「ベルサイユのばら」の曲。もう驚かなくなってきました(笑。

 さて今回はマリー・アントワネットにまつわる真歴史。ヴェルサイユ宮殿がファッションセンターであり、彼女はそこの店員だったと・・・宮殿をファッションセンターにするとか、相変わらず発想の源が謎の作品です。
 自分の魅力は自分ではなかなか気がつけない・・・と、トキオに女の子の服装を勧めたマリー。「地味が地味着てる」と相変わらずトキオもひどい言われようでしたが、女装は案外気に入ったようで、珍しく終始カレンがツッコミを担当することに。
 色々あった末に「ドレスがなければTシャツを着ればいいだし!」と、名言のような何かを発していたマリーでした。

 ところで今回、オヤダーマがアクダーマたちにメッセージを伝える際に使っていたロボット。そのロボットのスカートはカレン同様、履く意味があるのかと問いたい構造のスカートでした。もしかして24世紀ってアレが普通のファッションなんですかね(笑。

 マリアのCVが桃井はるこさんで、「瀬戸の花嫁」が大好きだったなぁと思いつつ、また次回。次回は月面着陸がやらせだったのでは、という真歴史に触れるようで・・・それ、触れても大丈夫な真歴史ですよね?(汗。
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「劇場版 カードキャプターさくら」を見て

2017-02-25 08:56:21 | カードキャプターさくら
「劇場版 カードキャプターさくら」を視聴しました。どこにもDVDが置いてなかったので購入しての視聴となりました。

 小学4年生の冬休み。さくらは商店街の福引で香港旅行を当て、知世、桃矢、雪兎、ケロちゃんと共に香港へと旅立つ。しかしそれと前後して、さくらは不思議な夢を見る。そして降り立った香港では帰省していた小狼、苺鈴も加わり、さくらはクロウ・リードを巡り1人の魔導士と相対することになり・・・
 といった感じの物語。舞台は香港、時期は本編第35話と第36話の間の出来事のようです。

 冒頭では本編に登場していないクロウカード「矢(アロー)」が登場し、中盤の戦いにおいては小狼が「嵐(ストーム)」を使用しています。「矢」は後半でも重要な役割を果たしてくれました。「嵐」に関しては「風」の上位版という感じもしましたが、相手に傷を負わせずに捕縛する点においては「風」の方が有利なのかな。

 いつものメンバーに加え、さくらと対峙するキャラクターとして魔導士が登場。ひたすらにクロウ・リードに執着する彼女の過去が徐々に明らかになっていきます。クロウとも戦ったことがある彼女ですが、そんな彼女に対するクロウの行動がまたイケメンというか、何というか・・・あんなこと言われたら、思いを伝えるために必死になる気持ちにも納得がいきます。

 魔導士との戦いにおいて、香港の夜空を飛び回るさくらは必見です。新コスチュームも可愛らしいピンクと大人っぽい紫の色合いが素晴らしく、さくらの花びらを模したスカートも良い。知世、わざわざこのコスチュームを持って旅行に来ていたのか・・・(汗。

 また、テレビ版でも指摘されていた小狼の4人の姉、李芙蝶、李雪花、李黄蓮、李緋梅も初登場。「歌帆と園美に似てる」と思ったのは私だけでしょうか(汗。4人に加えて母親の李夜蘭、イトコの苺鈴も含めれば、李家の女性はみんな名前に植物が入っていますね。
 夜蘭は目つきがシュッとした、神秘的な雰囲気を漂わせる女性で、小狼はそんな母に見せる通知表をもらう前、やたらと緊張していました。普段クロウカード絡みでは頼りになるのに、こうした場面を見ていると小狼もまだ小学生なんだなと感じさせられます。
 てっきり夜蘭は、小狼とは一応クロウカードを集める上でのライバル関係にあるさくらに厳しく接するものかと思っていましたが、そんなことはなく、さくらが夢で魔導士に苦しめられた時や、皆を救い出しに行く時に結界を破るために駆けつけてくれたりと、随所でサポートしてくれるいいお母さんでした。

 クロウカードを集める前ということで、雪兎さんもユエとしての力を発揮できず、魔導士に捕らわれてしまう羽目に。ユエは雪兎さんでいる時の記憶もあるそうなので、この時は相当やきもきさせられていたのではないでしょうか。


 クロウカード編においては、「一番好きな者への好きという気持ちがなくなる」ことが災いとされていましたが、この劇場版では「一番好きな者に好きと言えない気持ち」の辛さが描かれていました。クロウカード編終了前に視聴済みでしたが、クロウカード編を終えてから振り返ると、さくらは力で相手をねじ伏せるのではなく、相手の心に寄り添って物語をハッピーエンドに導く良い子だなと改めて感じた劇場版でした。
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