やがて君になる 第4話「好きとキスの距離/役者じゃない」
なーんで好きな作品に限って録画ミスるんですかね・・・全部じゃないだけマシだけど、OPの途中から録画されていました。こういう時は原作を読み返して「多分このシーンがあったんだろう」と予想出来るし、ネット配信もあるから助かりますが・・・
ともあれ、まずは「好きとキスの距離」。いよいよ燈子を生徒会長に据えた新生徒会が正式に発足。燈子、侑、沙弥香、槙に加え、新たに前会長の後輩である堂島も参加することに。初見で受けるイメージは軽そうな彼ですが、後々描かれるかもしれない朱里の恋愛関係の出来事においては、なかなかに好青年っぷりを発揮してくれます。分からないなりに応援したりするあの様を見て、好きになりましたね。
それはそれとして、発足にあたっての目標として「文化祭における生徒会劇の復活」が燈子の口から告げられました。7年前から行われなくなっていた生徒会劇を復活させようという燈子の一方、侑と槙はあまり乗り気ではなく。
そんな折、誰もいなくなった生徒会室に2人きりになった燈子は、以前「好きでいるだけでいい」と言ったものの、キスをしたいと侑に告げる。「キスをしたい」と強気に迫っているように見えて、侑にあれこれ指摘されてちょっと弱る燈子がまた可愛い。
とはいえ、侑も「嫌なわけじゃない」「興味がないといったら嘘」とのことで、キスをしてもいいと返答。そこからキスに至るまでの燈子の発言に関してなんですが・・・声優さんってすげー!「侑、えろい」の吐息とか、そりゃ侑もどぎまぎしますって!その後の「する」に込められた静かな決意の感じとかすげー!夕暮れ時の生徒会室の雰囲気もこれまた良いですし、凄く良いシーンですね!
しかし侑は唇を近づけてくる燈子を前にしても「まつげ長いな」という感想。まだ特別には気づいていないようですが、そんな2人の様子を見ていた槙の話がBパート「役者じゃない」で描かれます。
原作を読む前に公式サイトのキャラクター紹介を見たのですが、当初そこに槙がいるのが不思議でした。侑と同じ生徒会のメンバーだけど、題材が題材だし、そんなに物語には絡んでこないのだろう。そう思っていました。
しかし今回、侑と燈子がキスをしているのを目撃することに。それを侑に告げた際、侑が燈子のことを案じて「燈子には言わないで欲しい」と頼んだことに対して槙は「最初にする心配がそれなんだ・・・面白いな」と口に出していました。
姉2人と妹に囲まれて育ったためか、女の子から相談されがちだった槙。本人は人=役者の恋愛を観客席で見ていたいだけ。なのに、役者が観客であるはずの槙に恋をしてしまうこともあったと。そんな時に見つけた侑と燈子、新たな恋の物語。それを特等席で大事に見守る・・・
そんなわけで、槙自身言いふらしたりはしないでしょうし、それは自ら侑に「キスをしているところを見た」と明かしたことからも明らかなんですが・・・この「面白いな」にちょっとゾワッとしたのは私だけでしょうか(汗。
いや、言っている意味は分かります。漫画やアニメ、ドラマ等々で恋愛模様を見るのは楽しいとは思うものの、何というか、こう、こう・・・ね。言葉にし辛いんですけども、素で「面白いな」と、本人を目の前にして言えるのはちょっと・・・(汗。
加えて、燈子と仲の良い沙弥香に関しても侑の話題を振って反応を見ているっぽいあたりが、また何とも・・・こういうのもあって、槙は嫌いじゃないし良いキャラクターだなとは思う一方、ちょっと怖いと感じてしまうキャラクターでもあります。なので相対的に堂島に安心感を覚えると言いますか(笑。
あ、燈子と侑の話を振られた際の沙弥香の苛立ち交じりの声、凄く良かったです。
槙にキスを見られたものの、槙の「特等席で見ていたい」という思いもあって、まずは一安心。しかしこれまで「観客」として「人の恋愛模様」という劇を見続けてきた槙から見れば、燈子から侑への思いはもちろんのこと、自分のことよりも燈子を優先する侑に対しても「ちゃんと七海先輩のこと、好きなんだね」という感想を抱くに至っていました。
傍から見ればそれは「特別」。しかし侑は「普通」という言葉でその「特別」を押し殺そうとしていました。「好きとキスの距離」では特別への憧れを見せる一方、「役者じゃない」では特別だと言われて「普通」だと返す。矛盾するこの感情はどこに行き着くのか・・・
そんなこんなでまた次回。しかし本当に生徒会劇をどこまでやるんですかね・・・劇が一段落する6巻までいけるのか。
なーんで好きな作品に限って録画ミスるんですかね・・・全部じゃないだけマシだけど、OPの途中から録画されていました。こういう時は原作を読み返して「多分このシーンがあったんだろう」と予想出来るし、ネット配信もあるから助かりますが・・・
ともあれ、まずは「好きとキスの距離」。いよいよ燈子を生徒会長に据えた新生徒会が正式に発足。燈子、侑、沙弥香、槙に加え、新たに前会長の後輩である堂島も参加することに。初見で受けるイメージは軽そうな彼ですが、後々描かれるかもしれない朱里の恋愛関係の出来事においては、なかなかに好青年っぷりを発揮してくれます。分からないなりに応援したりするあの様を見て、好きになりましたね。
それはそれとして、発足にあたっての目標として「文化祭における生徒会劇の復活」が燈子の口から告げられました。7年前から行われなくなっていた生徒会劇を復活させようという燈子の一方、侑と槙はあまり乗り気ではなく。
そんな折、誰もいなくなった生徒会室に2人きりになった燈子は、以前「好きでいるだけでいい」と言ったものの、キスをしたいと侑に告げる。「キスをしたい」と強気に迫っているように見えて、侑にあれこれ指摘されてちょっと弱る燈子がまた可愛い。
とはいえ、侑も「嫌なわけじゃない」「興味がないといったら嘘」とのことで、キスをしてもいいと返答。そこからキスに至るまでの燈子の発言に関してなんですが・・・声優さんってすげー!「侑、えろい」の吐息とか、そりゃ侑もどぎまぎしますって!その後の「する」に込められた静かな決意の感じとかすげー!夕暮れ時の生徒会室の雰囲気もこれまた良いですし、凄く良いシーンですね!
しかし侑は唇を近づけてくる燈子を前にしても「まつげ長いな」という感想。まだ特別には気づいていないようですが、そんな2人の様子を見ていた槙の話がBパート「役者じゃない」で描かれます。
原作を読む前に公式サイトのキャラクター紹介を見たのですが、当初そこに槙がいるのが不思議でした。侑と同じ生徒会のメンバーだけど、題材が題材だし、そんなに物語には絡んでこないのだろう。そう思っていました。
しかし今回、侑と燈子がキスをしているのを目撃することに。それを侑に告げた際、侑が燈子のことを案じて「燈子には言わないで欲しい」と頼んだことに対して槙は「最初にする心配がそれなんだ・・・面白いな」と口に出していました。
姉2人と妹に囲まれて育ったためか、女の子から相談されがちだった槙。本人は人=役者の恋愛を観客席で見ていたいだけ。なのに、役者が観客であるはずの槙に恋をしてしまうこともあったと。そんな時に見つけた侑と燈子、新たな恋の物語。それを特等席で大事に見守る・・・
そんなわけで、槙自身言いふらしたりはしないでしょうし、それは自ら侑に「キスをしているところを見た」と明かしたことからも明らかなんですが・・・この「面白いな」にちょっとゾワッとしたのは私だけでしょうか(汗。
いや、言っている意味は分かります。漫画やアニメ、ドラマ等々で恋愛模様を見るのは楽しいとは思うものの、何というか、こう、こう・・・ね。言葉にし辛いんですけども、素で「面白いな」と、本人を目の前にして言えるのはちょっと・・・(汗。
加えて、燈子と仲の良い沙弥香に関しても侑の話題を振って反応を見ているっぽいあたりが、また何とも・・・こういうのもあって、槙は嫌いじゃないし良いキャラクターだなとは思う一方、ちょっと怖いと感じてしまうキャラクターでもあります。なので相対的に堂島に安心感を覚えると言いますか(笑。
あ、燈子と侑の話を振られた際の沙弥香の苛立ち交じりの声、凄く良かったです。
槙にキスを見られたものの、槙の「特等席で見ていたい」という思いもあって、まずは一安心。しかしこれまで「観客」として「人の恋愛模様」という劇を見続けてきた槙から見れば、燈子から侑への思いはもちろんのこと、自分のことよりも燈子を優先する侑に対しても「ちゃんと七海先輩のこと、好きなんだね」という感想を抱くに至っていました。
傍から見ればそれは「特別」。しかし侑は「普通」という言葉でその「特別」を押し殺そうとしていました。「好きとキスの距離」では特別への憧れを見せる一方、「役者じゃない」では特別だと言われて「普通」だと返す。矛盾するこの感情はどこに行き着くのか・・・
そんなこんなでまた次回。しかし本当に生徒会劇をどこまでやるんですかね・・・劇が一段落する6巻までいけるのか。