ひびレビ

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「ダイ・ハード」を見て

2018-10-23 07:45:44 | テレビ・映画・ドラマ
 1988年の映画「ダイ・ハード」を見ました。今まで「ダイ・ハード3」しか見たことが無かったので、折角放送するので見てみることに。


 主人公はブルース・ウィリス演じる刑事ジョン・マクレーン。クリスマス・イブに西海岸で働く妻ホリーの会社を訪れた際、クリスマスパーティーにテロリストであるハンスたちが乱入。ハンスたちは金庫に隠された6億ドルを奪うべく、参加者30人超を人質に取り、着々と金庫の解錠を進める。騒ぎに気づいたジョンは単身、妻を救い出すべくテロリスト相手に奮闘する・・・

 という、多分私が説明するまでも無く有名な作品でしょう。まぁ有名な作品なのに3しか見たことが無いのですが(汗。3しか放送していた記憶がない、日曜洋画劇場のせいにするのは無しでしょうか(苦笑。
 
 そんなわけで今回初見となったわけですが・・・「警察(パウエルのぞく)とマスコミがろくなことしてねぇ!」という印象でした(汗。
 いやだって、マクレーンが何とかかんとか警察の応援を呼んだものの、指揮を取るロビンソン警視は役に立たないわ、FBIも教科書どおりすぎてハンスたちの思惑どおりだわ、マスコミは独占スクープと睨んでか犯人グループの身元割り出しはしたものの、一方でホリーがマクレーンの妻だとばれるきっかけ作りやがるわ・・・いや本当、あんだけ大人数来ておいて、まともに活躍したのがパウエルだけっていうね・・・
 

 最初は応援を呼ぶだけの、モブキャラ的な警官かと思っていたパウエルですが、いつしかビルの中で孤独な戦いを続けるマクレーンの相棒とも呼べる存在になっていくのが凄く良い。一件落着した後、互いに顔も分からず(ビルの上からパウエルを見るシーンはあるものの、顔まで視認できたとは思えず)、声を発しない状態であるにも関わらず、すぐさま互いを認識するのがこれまた凄く良いですね!初めて声を交わしてからまだ数時間だというのに、無二の親友感が半端無い。とある事情から銃を抜けなくなったと話す彼が銃を抜くシーンもカッコよかったです。

 そして空港にマクレーンを迎えに来たアーガイルも、車で待機しているだけかと思いきや、彼も終盤大活躍!パウエルもそうなんですけども、お互い多くの言葉を語らずに抱き合ったり、「迎えに来るのが当然」と言わんばかりにドアを開けてマクレーンとホリーを中に入れたりするのがたまらなくカッコよかったですね。


 主人公であるマクレーンの孤軍奮闘っぷりもまた凄まじかったです。愛する妻を救い出すためにどんなに傷を負っても、どんなに敵が多くても立ち向かっていく様はとてもカッコよかった一方で、弱音を吐くシーンもあったりと「無敵の男」というよりは「不屈の男」という感じでしたね。

 
 手に汗握るテロリストとの交戦に始まり、電話越しの相手との間に芽生える友情、思わぬところから正体がバレたりしつつも、数少ない味方の協力により危機を乗り越えていく・・・見所が盛りだくさんで、さすが、続編が何本も作られるシリーズの第1作だなと感じられる映画でした。

 ただ、この後2、3も視聴済みなのですが、こういうシリーズものに関してちょっと苦手なのが「新作では離婚・破局している」ことです。「ここで終わっていれば、幸せな家庭を築けたままだったろうに」とか思っちゃうんですよね・・・2はまだしも、3は疎遠っぽいですし・・・あと、お前のことも言ってるんだからな「エイリアン3」!「エイリアン2」で命からがら生き残った面子がリプリー以外全滅ってどういうことだよ!

 そんなこんなで後日2の感想も書きます。
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