ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」を見て

2019-07-27 07:29:54 | 仮面ライダージオウ
「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」を見ました。

 仮面ライダードライブの生みの親、クリム・スタインベルトの先祖を狙う何者かの野望を防ぐべく、ソウゴたちは戦国時代へと向かう。だが、その旅は新たな物語の幕開けに過ぎなかった。
 元の時代に戻ってきた彼らの前に、突如姿を現した歴史の管理者「クォーツァー」。平成を、そして平成ライダーを一からやり直そうとする彼らに対し、ソウゴはどう立ち向かっていくのか・・・


 「平成ジェネレーションズFOREVER」が、かつて平成ライダーをテレビで見ていた大人たち、そして今、平成ライダーをテレビで見ている子供たちに向けられた作品であるならば、今回の劇場版ジオウOQは、「平成ライダー」を愛してくれた人々に向けられた作品だったと感じます。

 平ジェネFOREVERは感動路線でしたが、こちらは感動する場面もありつつも、驚きの連続で、主題歌のタイトルよろしく「パーティー」「フェスティバル」感がありましたね。
 
 その先陣を切ったのがあの人物だったのですが・・・「え?誰?驚きの声が上がってるけど、だr・・・あぁぁぁぁぁあああ!?!?マジでぇぇ!?」・・・と、劇場でうっかり声を上げてしまうくらいに驚いてしまいました。だって分かるわけないじゃないですか、あの方が出てくるなんて。私も名前ぐらいしか知りませんし、テレビで見たことがあるわけじゃないのですが、出てくるとは夢にも思わず・・・

 その後も「某所で出たのは知ってたけど、実際見ると超かっけぇ!」とか
 「あ、ゼロワンの先輩だ!」とか
 「このライダーたちは比較的最近だし、知ってる子多そうだなぁ」とか
 「10年の時を迎えて遂に・・・!」とか
 「伝説塗り替えるってレベルじゃねーぞ!」
 といった具合に、とんでもない方々が出てきます。おかげで凄まじくテンション上がりましたけど、知らない子も多いと思うんですよね。実際、一緒に見に行った子も「知らない」と言ってましたし。それでも出すことに踏み切ったのは、これもまた平成ライダーの歴史の一部だからでしょう。テレビに限らず、様々なところで活躍し続けた平成ライダー。その最後の映画に相応しい出演者たちでした。

 クウガに始まり、ジオウまで続いた平成ライダーたちは、世界観も設定もバラバラで凸凹。でも、それは何一つ間違っておらず、やり直す必要なんて無い。彼らの一瞬一瞬に煌きがあったことは、誰よりもこの映画を見に行った人々が分かっていることでしょう。個性豊かな平成ライダーたち。それら全てを受け継ぎ、前に進む「仮面ライダー」。ゼロワンが、令和ライダーがどうなっていくのか、非常に楽しみになる映画でもありました。
 また、劇中ではソウゴが王様になった理由、ライドウォッチを集め続けた理由などが語られています。ここら辺、その内本編でも語られるんですかね?

 
 基本的には「平成ライダーはクウガからジオウだけじゃない!」「平成ライダーに間違いなんて無かった」といった感じの映画ですが、思っていた以上に笑いどころのある楽しい映画になっていましたね。戦国時代の信長や家臣なんかもそうですし、極めつけはラスボスへのトドメ演出です。あんなん笑うわww
  
 ・・・ただ、既にCM等でも登場していますが、ジオウ・オーマフォームは活躍しましたが、グランドジオウの扱いはやっぱり残念な感じでしたね・・・相手が相手なだけに、しょうがないっちゃしょうがないんですが、召還したけど敵わず終わりってのは・・・
 また、ザモナスとゾンジスにはもうちょっと活躍して欲しかったですね。出来れば大本になったライダーたちにも出番があって欲しかったのですが・・・まぁ、この点で欲を言い出すと「ライジングアルティメットも出して!」とかキリが無いのですが(苦笑。


 そんなこんなで楽しかった劇場版ジオウ。でもラスボス戦に全く緊迫感が無かったのは、絶対にムテキゲーマーがいたせいだと思います(笑。 
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「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!」を見て

2019-07-27 06:52:44 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!」を見ました。

 現代にタイムスリップしてきた6,500万年前のリュウソウ族・ユノから助けを求められたコウたちは、始祖マイナソーの力で6,500万年前に飛ぶ。そこでは巨大隕石が接近している中、強者のみを生存させようというリュウソウ族・ヴェルマ=ガイソーグが力を奮っていた。
 巨大隕石を止めるためには、ヴェルマの騎士竜・キシリュウジンの力が不可欠。果たしてコウたちは地球を救い、現代に帰ることが出来るのか・・・・


 という感じのリュウソウジャーの映画ですが、何といってもキシリュウオーファイブナイツがめちゃくちゃカッコいいです。始祖マイナソーを今ここで倒すかどうかの選択を迫られた後、ビルからビルへと飛び移り、竜装ジョイントを活用してインフィニティーブレードだか何だかを作り上げて始祖マイナソーを一閃!・・・トップ画像は「何かこんな感じだった気がする」風のブレードなんですが、あの武器のレシピが欲しいですね・・・本編の必殺技それで良いんじゃないかと思うぐらい、とてもカッコいい技でした。

 一方劇場版で新たに登場するキシリュウジンの活躍はそこまで多くなく。カッコいいんですけども、御先祖様としてティラミーゴとの会話とかも欲しかったかなーって。あと、これ本編に出てこないんだろうなぁって(汗。

 コウたちはといえば、初代ガイソーグに悪戦苦闘を強いられる・・・かと思いきや、な展開には驚かされました。特に、手加減無用と判断したコウの、本編以上に気合の篭った鋭い目つきが印象的です。


 そんなわけで要所要所は面白いのですが、「え、あんだけの巨大隕石だったら、シェルター関係なしに地球吹っ飛ぶから、ヴェルマが協力しない理由なくない・・・?」とか「あぁ、これはリュウソウルか何かの力で現代に戻るんだろうなぁ・・・え?」とか、夏映画で追加戦士の出番が少ないのは毎年のこととはいえナンパして事情聴取されて終わるのってさすがにどうなん?など、色々ツッコミどころもあったり。
 いちいち細かいところまで気にしてたら時間が足りなくなるのでしょうがないとは思いますが、せめてカナロが始祖マイナソーの相手を引き受ける、騎士竜たちと一緒に過去に飛び、キシリュウオーとキシリュウジンが共演する、何らかの理由で戦えなくなったティラミーゴに代わり、キシリュウジンベースのファイブナイツで隕石破壊・・・なんて展開も見てみたかったかなーと。

 とはいえ見所もあるので、これはこれで楽しめた映画でした。ケボーンダンスにジオウメンバーやドルイドンたちが出てきても良かったかなーと思いつつ、ジオウ映画に続きます。
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