仮面ライダー555 第15話
互いにラッキークローバーにやられ、川へと転落した巧と木場。巧は結花に、木場は啓太郎と草加に助けられるも、草加は木場の看病もせず、ただ近くで本を読んでいるだけだった。
一方「人間を愛せるように変わってみせる」と献身的に巧を看病する結花だったが、思わぬ形でオルフェノクの力を奮い、巧にその正体を知られてしまう。更に彼女の後を追い啓太郎と再会した巧は、啓太郎の思い人が結花であることを知り・・・
感想
口ではあーだこーだ言いつつも、木場が川に転落した際には結花と共に一生懸命捜索してくれた海堂。結花が巧を助けると決めた後は、彼女を心配させないために自分が木場を探し出すと告げたりと、優しい人なんですよねぇ・・・そんな彼だからこそ、結花も魅かれたのかもしれませんが、残念ながら今の彼女の気持ちは海堂には届かず。
「木場ならこうする」「人間を愛せるように変わってみせる」という思いから巧を助けた結花でしたが、たまたま絡んで来た相手にオルフェノクの力を奮って殺してしまう羽目に。最早自分でも抑えが効かなくなっているようにも見受けられます。
そして今回、思っていたよりも早期に海堂に告白することになりましたが「嫌なことを全部忘れて、ただ海堂を好きなだけの自分でいたい」という趣旨の発言からすると、誰かを好きになることで代わりたい、辛い現実から逃げ出したいという思いも感じられます。海堂自身に魅かれているところもあるんでしょうけども、何となく自分本意で動いているようにも見えますね。
そんな彼女に助けられ、正体を知ることになってしまった巧は「オルフェノクの中に人間の心が残っているやつがいるとしたら、お前ならどうする」と草加に問いかけ、そして結花=クレインオルフェノクと出くわした際には、迷った末に結花を逃がす道を選ぶことに。
ここで「あいつが長田結花なんだよ!」とか「あいつは俺の命を救ってくれたんだ」とか言っていれば、まだ真理たちの誤解も避けられたのかもしれませんが、それを一切言わないのがまた・・・まぁ前者は啓太郎の気持ちを考えると言えないでしょうしねぇ・・・遠まわしに別れるように言っても、事情を知らなければ「最低」と言われてしまうのも仕方ない話ですし・・・
加えて、これを言ったところで草加が納得するとは思えません。しかし、何も言わずに襲ったもんだから、オートバジンと初登場となるサイドバッシャーも出てきてのライダー同士の戦いに発展してしまう羽目に。オートバジンはしつこく草加を追跡するわ、草加は草加で火力で押してくるわで大変なことになってましたが、果たして・・・
その草加はといえば、木場を助けこそしたものの、玄関につくなり乱暴に木場を突き放したり、水を求める木場をよそに読書を続け、水差しを落とした際にはちゃんと拭いておけと叱責し、挙句の果てにいつの間にかいなくなっていた木場のことを「自分の足で帰った」と真理たちに説明・・・うーん、この外道。でも「そうそう、私の聞いていた草加ってこんな人」と、段々イメージに近づきつつあるのが何とも(汗。
そんな草加に対し、木場さんも一瞬ホースオルフェノクをチラつかせていましたが、何だかんだでこの人も人を殺しているわけで、今でも理由があったら人間を殺しそうで怖いんですよね・・・
一見荒くれ者っぽい海堂が一番まともであり、誰よりも人間を愛そうとしている結花が一番人を殺している。表面上は紳士を装いつつも、その実どす黒い本性を隠していそうな草加と、思いを胸の内に隠したまま、自分の信じた道を歩もうとした巧。
みんな心に色々抱えていることを改めて感じたところで、また次回。
互いにラッキークローバーにやられ、川へと転落した巧と木場。巧は結花に、木場は啓太郎と草加に助けられるも、草加は木場の看病もせず、ただ近くで本を読んでいるだけだった。
一方「人間を愛せるように変わってみせる」と献身的に巧を看病する結花だったが、思わぬ形でオルフェノクの力を奮い、巧にその正体を知られてしまう。更に彼女の後を追い啓太郎と再会した巧は、啓太郎の思い人が結花であることを知り・・・
感想
口ではあーだこーだ言いつつも、木場が川に転落した際には結花と共に一生懸命捜索してくれた海堂。結花が巧を助けると決めた後は、彼女を心配させないために自分が木場を探し出すと告げたりと、優しい人なんですよねぇ・・・そんな彼だからこそ、結花も魅かれたのかもしれませんが、残念ながら今の彼女の気持ちは海堂には届かず。
「木場ならこうする」「人間を愛せるように変わってみせる」という思いから巧を助けた結花でしたが、たまたま絡んで来た相手にオルフェノクの力を奮って殺してしまう羽目に。最早自分でも抑えが効かなくなっているようにも見受けられます。
そして今回、思っていたよりも早期に海堂に告白することになりましたが「嫌なことを全部忘れて、ただ海堂を好きなだけの自分でいたい」という趣旨の発言からすると、誰かを好きになることで代わりたい、辛い現実から逃げ出したいという思いも感じられます。海堂自身に魅かれているところもあるんでしょうけども、何となく自分本意で動いているようにも見えますね。
そんな彼女に助けられ、正体を知ることになってしまった巧は「オルフェノクの中に人間の心が残っているやつがいるとしたら、お前ならどうする」と草加に問いかけ、そして結花=クレインオルフェノクと出くわした際には、迷った末に結花を逃がす道を選ぶことに。
ここで「あいつが長田結花なんだよ!」とか「あいつは俺の命を救ってくれたんだ」とか言っていれば、まだ真理たちの誤解も避けられたのかもしれませんが、それを一切言わないのがまた・・・まぁ前者は啓太郎の気持ちを考えると言えないでしょうしねぇ・・・遠まわしに別れるように言っても、事情を知らなければ「最低」と言われてしまうのも仕方ない話ですし・・・
加えて、これを言ったところで草加が納得するとは思えません。しかし、何も言わずに襲ったもんだから、オートバジンと初登場となるサイドバッシャーも出てきてのライダー同士の戦いに発展してしまう羽目に。オートバジンはしつこく草加を追跡するわ、草加は草加で火力で押してくるわで大変なことになってましたが、果たして・・・
その草加はといえば、木場を助けこそしたものの、玄関につくなり乱暴に木場を突き放したり、水を求める木場をよそに読書を続け、水差しを落とした際にはちゃんと拭いておけと叱責し、挙句の果てにいつの間にかいなくなっていた木場のことを「自分の足で帰った」と真理たちに説明・・・うーん、この外道。でも「そうそう、私の聞いていた草加ってこんな人」と、段々イメージに近づきつつあるのが何とも(汗。
そんな草加に対し、木場さんも一瞬ホースオルフェノクをチラつかせていましたが、何だかんだでこの人も人を殺しているわけで、今でも理由があったら人間を殺しそうで怖いんですよね・・・
一見荒くれ者っぽい海堂が一番まともであり、誰よりも人間を愛そうとしている結花が一番人を殺している。表面上は紳士を装いつつも、その実どす黒い本性を隠していそうな草加と、思いを胸の内に隠したまま、自分の信じた道を歩もうとした巧。
みんな心に色々抱えていることを改めて感じたところで、また次回。