相棒18 第6話「右京の目」
「空き部屋から物音がする」。かつて誘拐事件で知り合った江波和江から相談された右京は冠城と共にマンションの一室を訪れるが、そこには催涙スプレーが仕掛けられたメロンの箱が置かれており、右京は和江をかばって目を負傷してしまう。
一方、箱が仕掛けられていたマンションの所有者であるテイトーハウジングの営業マン・森田が、テイトーハウジングのマンション建設予定地で殺される事件が発生し・・・
感想
江波和江?どの事件で出てきた方だろう・・・は!?season7の「越境捜査」!?もう10年以上前じゃないですか・・・あぁ、それで「○○さん(過去の相棒)は?」って会話が出てこなかったのか・・・
ちなみに「越境捜査」は神奈川県警との合同捜査で立てこもり事件を解決した右京さんが、とある理由から藤堂家を訪問。そこでは一人娘が通学中に誘拐される事件が発生しており・・・という事件。その藤堂家で家政婦として働いていたのが和江さんでした。決まった「相棒」が不在の期間ではありますが、面白い話なのでおススメです。
さて今回は右京さんの目が一時的ではあったものの、見えなくなってしまうことに。普段様々な物事を観察して事件を解決している右京さんにとってこれは致命的・・・ではあったものの、冠城くんをはじめ、周囲の人々の力を借りることで事件解決と犯人逮捕にたどり着きました。
中でも「森田は身寄りのない人にマンションに住まわせ、生活保護のお金を搾取されていたのではないか」という疑いが出てきた際、「任せてください」と颯爽と飛び出していく冠城くんがとても頼もしく、カッコよかったですね。
また、右京さんも目が見えないながらも、新しい友人からのアドバイスやプレゼントを活用して暗闇の中で犯人を追い詰めたり、目が見えるようになってからは「あなたを逮捕しに来ました」と別の犯人に告げるなど、カッコいいところを見せてくれます。
犯人に喝を入れる姿あり、お決まりの紅茶のシーンもあり、そして最後にはお茶目な部分も見せる・・・と、冠城くんのカッコよさとちょっとしたトホホな部分も見せつつ、右京さんの良さも際立ち、青木の憎らしいけど最近はどこか憎めなくなってきている一面も披露される・・・と、良い感じの話でした。
そういえば右京さん、新しい「バディ」とはすっかり仲良くなったようで・・・作品が作品なら、普通にありえそうな組み合わせですよね、刑事と電子機器・・・そういえば昔「ケータイ捜査官7」ってあったんでしたっけ。見たことないけど。
犯人はといえば、自分のやったことは間違っているのかと開き直る始末。一部だけを見れば真っ当なことをしているようにも見えますが、相手を監視し、更に搾取までしているのでは言い逃れができるはずもなく。
犯人たちに利用された人々も感謝しているのではなく、感謝せざるを得ない状況にあるだけで、反抗すれば住む場所も生活保護も受けられなくなってしまうでしょう。相手の状況を悪用し、自分たちに逆らえないような状況を作り出したうえで搾取する・・・最早利用された人々は、犯人たちの金もうけのために生かされているような状況でしたね・・・犯人たち、特に右京さんが最後に追い詰めた相手は、本来の仕事で得る正当な対価以上のものを何故求めてしまったのか・・・
そんなこんなでまた次回。ところで、字幕では「しかくしょうがい」が「視覚障碍」と表示されていました。「障がい」や「障害」ではなく「障碍」を使うのが一般的になっているのでしょうか?
「空き部屋から物音がする」。かつて誘拐事件で知り合った江波和江から相談された右京は冠城と共にマンションの一室を訪れるが、そこには催涙スプレーが仕掛けられたメロンの箱が置かれており、右京は和江をかばって目を負傷してしまう。
一方、箱が仕掛けられていたマンションの所有者であるテイトーハウジングの営業マン・森田が、テイトーハウジングのマンション建設予定地で殺される事件が発生し・・・
感想
江波和江?どの事件で出てきた方だろう・・・は!?season7の「越境捜査」!?もう10年以上前じゃないですか・・・あぁ、それで「○○さん(過去の相棒)は?」って会話が出てこなかったのか・・・
ちなみに「越境捜査」は神奈川県警との合同捜査で立てこもり事件を解決した右京さんが、とある理由から藤堂家を訪問。そこでは一人娘が通学中に誘拐される事件が発生しており・・・という事件。その藤堂家で家政婦として働いていたのが和江さんでした。決まった「相棒」が不在の期間ではありますが、面白い話なのでおススメです。
さて今回は右京さんの目が一時的ではあったものの、見えなくなってしまうことに。普段様々な物事を観察して事件を解決している右京さんにとってこれは致命的・・・ではあったものの、冠城くんをはじめ、周囲の人々の力を借りることで事件解決と犯人逮捕にたどり着きました。
中でも「森田は身寄りのない人にマンションに住まわせ、生活保護のお金を搾取されていたのではないか」という疑いが出てきた際、「任せてください」と颯爽と飛び出していく冠城くんがとても頼もしく、カッコよかったですね。
また、右京さんも目が見えないながらも、新しい友人からのアドバイスやプレゼントを活用して暗闇の中で犯人を追い詰めたり、目が見えるようになってからは「あなたを逮捕しに来ました」と別の犯人に告げるなど、カッコいいところを見せてくれます。
犯人に喝を入れる姿あり、お決まりの紅茶のシーンもあり、そして最後にはお茶目な部分も見せる・・・と、冠城くんのカッコよさとちょっとしたトホホな部分も見せつつ、右京さんの良さも際立ち、青木の憎らしいけど最近はどこか憎めなくなってきている一面も披露される・・・と、良い感じの話でした。
そういえば右京さん、新しい「バディ」とはすっかり仲良くなったようで・・・作品が作品なら、普通にありえそうな組み合わせですよね、刑事と電子機器・・・そういえば昔「ケータイ捜査官7」ってあったんでしたっけ。見たことないけど。
犯人はといえば、自分のやったことは間違っているのかと開き直る始末。一部だけを見れば真っ当なことをしているようにも見えますが、相手を監視し、更に搾取までしているのでは言い逃れができるはずもなく。
犯人たちに利用された人々も感謝しているのではなく、感謝せざるを得ない状況にあるだけで、反抗すれば住む場所も生活保護も受けられなくなってしまうでしょう。相手の状況を悪用し、自分たちに逆らえないような状況を作り出したうえで搾取する・・・最早利用された人々は、犯人たちの金もうけのために生かされているような状況でしたね・・・犯人たち、特に右京さんが最後に追い詰めた相手は、本来の仕事で得る正当な対価以上のものを何故求めてしまったのか・・・
そんなこんなでまた次回。ところで、字幕では「しかくしょうがい」が「視覚障碍」と表示されていました。「障がい」や「障害」ではなく「障碍」を使うのが一般的になっているのでしょうか?