ひびレビ

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電光超人グリッドマン 第37話「えっ!パパが死刑?」

2019-12-17 07:50:34 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第37話「えっ!パパが死刑?」(毒蜘蛛超獣カーンジョルジョ登場)

 今日は直人のパパ・宗一郎の誕生日。だがその誕生日が今まさに命日になろうとしていた。カーンデジファーが毒蜘蛛超獣カーンジョルジョを司法省のコンピューターに侵入させて法律を「カーンデジファー憲法」に書き換えたため、制限速度を守っていた宗一郎が逮捕されてしまった。
 そのうえ20年間無事故無違反であることが判明すると、裁判も取り調べもなく宗一郎は死刑を宣告される。刻一刻と迫る宗一郎の処刑の時。果たして直人たちは宗一郎を救えるのか・・・

感想
 何気に左ハンドルなんですね、宗一郎の車。左ハンドル=外車=高いみたいなイメージがありますけど、どうなんでしょう。

 さて今回は本編は見たことが無いけど、サブタイトルだけは覚えていた第37話。冒頭から「その日は、宗一郎の誕生日だった。そして命日にもなろうとしていた」という不穏なナレーションから始まったかと思えば、直後に安全運転で逮捕される宗一郎。カーンデジファーの仕業だろうと大方の予想はつくわけですが、そこに至るまでの過程が分からないと、見ている側も宗一郎と同じ気持ちになりますね。時系列通りに物語を描くのではなく、敢えて順番を逆転、説明を後に回すことで視聴者にも宗一郎や翔一家の気持ちを味わわせる・・・なるほどなぁ。

 案の定、立小便を咎められた武史のせいだったわけですが、そこからまさか憲法を作り替えるという話になるとは思いもせず。そのために作られたカーンジョルジョが蜘蛛の姿をしていたのは「人間たちは法律に縛られている」「人間を法の網で捕らえる」ということを表しているのかなと。
 
 一時は宗一郎がいる刑務所に向かっていた直人ですが、グリッドマンからの連絡が入ると一人自宅へ舞い戻り、アクセスフラッシュ。この時の、事情を言いたいんだけどなかなか言い出せない直人の葛藤が印象的でした。
 どうにかキンググリッドマンの活躍もあって宗一郎を救い出せたものの、家族には分かってもらえず。最終的には許されたようで何よりでしたが、この時にも不平不満を口にせず、宗一郎が無事だったことを喜ぶ直人がカッコよかったですね。

 「あの星座、グリッドマンみたい」に「どこが?」と素で思ってしまったところで、また次回(汗。次回は遂にグリッドマンVSカーンデジファー!いよいよ最終決戦でしょうか。早いもので。
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