「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」を見てきました。特典はイズが良かった・・・
さて今回は何者かによって変わってしまった歴史が舞台。いつものように出社した或人はテロリストとしてヒューマギアたちに取り囲まれ、或人に代わって社長の座についているヒューマギア・ウィルが変身するアナザーゼロワンにより、飛電インテリジェンスを追い出され、ゼロワンドライバーも奪われてしまうことに。
一方歴史改変の影響を受けたのは、普通の高校生として暮らしていたソウゴ、ゲイツ、ツクヨミもまた同じ。彼らの通っている学校の先生も生徒もみなヒューマギアに変わってしまっていた。
正しい歴史に戻すべく、再び「仮面ライダー」として動き出すソウゴたち。一方或人はレジスタンスの一員であるイズと再会するが、そこへウィルたちが攻めてきて・・・
といった感じで始まる今回の映画。結論から言うと・・・サイクロンライザー予約して、ゼロワンドライバー買って、オーソライズバスター(映画未登場)を買いました!(笑。いや、それぐらい面白くてテンション上がりまくりでして。「仮面ライダー1型?カッコいいじゃん」ぐらいにしか思ってなかったのに、あんな活躍されたら予約しちまうよ・・・
さてまずは現行主役ライダーの或人ですが、幼い彼の発言が、思いもよらない事態の発端になっていたことが明らかに。本編でもたびたび苦悩している彼ですが、今作では父親・其雄との思わぬ形での再会が波乱を呼ぶこととなりました。
一時は思い悩んだ彼を救ったのは、既にレジェンドライダーの風格漂う常盤ソウゴ!何でしょうね、彼なら何とかしてくれる気がするという、安心感が半端なかったです。「過ぎた過去は変えられない。けれどもこの先の未来なら変えていける」ソウゴの言葉が、自分の夢を、人間とヒューマギアが共に笑って暮らせる未来を創ろうとする或人の支えになっていました。
決意の或人は、仮面ライダー1型として立ちはだかる父を超えるべく、フォースライザーとライジングホッパーキーを使った「仮面ライダー001」に変身することに。どことなく超デッドヒートドライブを思い出させる感じのライダーです。
そんな001と1型の決着が訪れるわけですが・・・ここにこそ今回「フォースライザー」を使って変身した意味があると、そう感じました。「それをそう使うか!」と唸らされた場面でしたね。まさしく世界を元に戻すため、自分の夢を実現させるために戦う或人に相応しい変身アイテムでした。
そんな或人の「夢」を聞き、イズも自分の「夢」を語るシーンがあります。その夢がこれまた良いんですよ・・・中盤は過去に飛んだ或人たちがメインのため出番の無いイズちゃんですが、或人に自分の夢を語るシーン、とある人物の「笑顔」を確認するシーン、そしてラストで或人を見つめるシーンとオチ・・・とまぁ、ラストにかけてイズの魅力が溢れまくっています。そりゃキーホルダーも売れますわ(笑。
ジオウ勢もソウゴをはじめ、ゲイツは笑わせてくれる場面もあれば、ウォズと共に頼もしい場面もあり。ツクヨミもすっかり戦うヒロインとして定着しており、仮面ライダーツクヨミとしてライダーキックや光線?の集約・放出のみならず、生身でも暴走したヒューマギアとの戦いでも奮戦していました。イズとはまた違った魅力を持つヒロインだなと、改めて実感させられました。
ジオウ以外はみんな通常フォームでしたが、幾度となく修羅場を潜り抜けてきただけあって、これまた安心感が凄かったです。
戦闘シーン多めの映画ではありますが、一方で「仮面ライダーゼロワン」になる或人や、イズが夢を語るシーン、福添らを守ろうとする是之助社長、其雄から或人へのメッセージなど、泣かせてくれるシーンも随所にありました。
特に其雄から或人へのメッセージは、今私たちが見ているのは「平成ライダーの後継者」ではないんだなと感じさせられました。或人は、或人の時代の1号。仮面ライダーの歴史は長いですが、或人の時代はここから始まると・・・良いメッセージでした・・・
そんな感動的なメッセージの一方で、アナザー1号に対するソウゴの言葉には驚かされました。よく「原点にして頂点」という言葉は見かけますが、まさかそう返すとは!多くのライダーの歴史を継承してきたソウゴならでは、ジオウだからこそ説得力のある言葉だったと思います。
其雄から或人へのメッセージと、ソウゴの言葉を合わせると「それぞれが、それぞれの時代の1号。それらをひとまとめにして、誰が原点か、誰が頂点かを比較したり、決めることは出来ない」といった感じでしょうか。
言ってしまえば、ジオウも、ビルドも既に過去の仮面ライダー。そうした過去に囚われず、或人は或人の「仮面ライダー」を貫いていけばいいし、或人の後輩たちである令和ライダーも或人を原点とするのではなく、それぞれの「仮面ライダー」における「1号」であれば良いと、そういう風に私は受け取りました。
そんな感じで、思っていた以上に楽しめる映画でした。まぁアナザーゼロワンのラストとか、アナザー1号とは一体何だったのかとか、フィーニスはどこから来たのかとか、思うところがあるっちゃありますが、ともあれ全体的に楽しめたので良し!去年のスーパータイムジャッカーだって、何がどうスーパーだったのかよく分からないし!(汗。ありがとうございました!
あ、あと今作バッタくんが可愛かったです。最初の変身では「呼んだ?」みたいな感じで出てきたり、最後の変身では「待ってました!」と言わんばかりに飛び跳ねて周囲のもの壊しまくるのが何とも(笑。
さて今回は何者かによって変わってしまった歴史が舞台。いつものように出社した或人はテロリストとしてヒューマギアたちに取り囲まれ、或人に代わって社長の座についているヒューマギア・ウィルが変身するアナザーゼロワンにより、飛電インテリジェンスを追い出され、ゼロワンドライバーも奪われてしまうことに。
一方歴史改変の影響を受けたのは、普通の高校生として暮らしていたソウゴ、ゲイツ、ツクヨミもまた同じ。彼らの通っている学校の先生も生徒もみなヒューマギアに変わってしまっていた。
正しい歴史に戻すべく、再び「仮面ライダー」として動き出すソウゴたち。一方或人はレジスタンスの一員であるイズと再会するが、そこへウィルたちが攻めてきて・・・
といった感じで始まる今回の映画。結論から言うと・・・サイクロンライザー予約して、ゼロワンドライバー買って、オーソライズバスター(映画未登場)を買いました!(笑。いや、それぐらい面白くてテンション上がりまくりでして。「仮面ライダー1型?カッコいいじゃん」ぐらいにしか思ってなかったのに、あんな活躍されたら予約しちまうよ・・・
さてまずは現行主役ライダーの或人ですが、幼い彼の発言が、思いもよらない事態の発端になっていたことが明らかに。本編でもたびたび苦悩している彼ですが、今作では父親・其雄との思わぬ形での再会が波乱を呼ぶこととなりました。
一時は思い悩んだ彼を救ったのは、既にレジェンドライダーの風格漂う常盤ソウゴ!何でしょうね、彼なら何とかしてくれる気がするという、安心感が半端なかったです。「過ぎた過去は変えられない。けれどもこの先の未来なら変えていける」ソウゴの言葉が、自分の夢を、人間とヒューマギアが共に笑って暮らせる未来を創ろうとする或人の支えになっていました。
決意の或人は、仮面ライダー1型として立ちはだかる父を超えるべく、フォースライザーとライジングホッパーキーを使った「仮面ライダー001」に変身することに。どことなく超デッドヒートドライブを思い出させる感じのライダーです。
そんな001と1型の決着が訪れるわけですが・・・ここにこそ今回「フォースライザー」を使って変身した意味があると、そう感じました。「それをそう使うか!」と唸らされた場面でしたね。まさしく世界を元に戻すため、自分の夢を実現させるために戦う或人に相応しい変身アイテムでした。
そんな或人の「夢」を聞き、イズも自分の「夢」を語るシーンがあります。その夢がこれまた良いんですよ・・・中盤は過去に飛んだ或人たちがメインのため出番の無いイズちゃんですが、或人に自分の夢を語るシーン、とある人物の「笑顔」を確認するシーン、そしてラストで或人を見つめるシーンとオチ・・・とまぁ、ラストにかけてイズの魅力が溢れまくっています。そりゃキーホルダーも売れますわ(笑。
ジオウ勢もソウゴをはじめ、ゲイツは笑わせてくれる場面もあれば、ウォズと共に頼もしい場面もあり。ツクヨミもすっかり戦うヒロインとして定着しており、仮面ライダーツクヨミとしてライダーキックや光線?の集約・放出のみならず、生身でも暴走したヒューマギアとの戦いでも奮戦していました。イズとはまた違った魅力を持つヒロインだなと、改めて実感させられました。
ジオウ以外はみんな通常フォームでしたが、幾度となく修羅場を潜り抜けてきただけあって、これまた安心感が凄かったです。
戦闘シーン多めの映画ではありますが、一方で「仮面ライダーゼロワン」になる或人や、イズが夢を語るシーン、福添らを守ろうとする是之助社長、其雄から或人へのメッセージなど、泣かせてくれるシーンも随所にありました。
特に其雄から或人へのメッセージは、今私たちが見ているのは「平成ライダーの後継者」ではないんだなと感じさせられました。或人は、或人の時代の1号。仮面ライダーの歴史は長いですが、或人の時代はここから始まると・・・良いメッセージでした・・・
そんな感動的なメッセージの一方で、アナザー1号に対するソウゴの言葉には驚かされました。よく「原点にして頂点」という言葉は見かけますが、まさかそう返すとは!多くのライダーの歴史を継承してきたソウゴならでは、ジオウだからこそ説得力のある言葉だったと思います。
其雄から或人へのメッセージと、ソウゴの言葉を合わせると「それぞれが、それぞれの時代の1号。それらをひとまとめにして、誰が原点か、誰が頂点かを比較したり、決めることは出来ない」といった感じでしょうか。
言ってしまえば、ジオウも、ビルドも既に過去の仮面ライダー。そうした過去に囚われず、或人は或人の「仮面ライダー」を貫いていけばいいし、或人の後輩たちである令和ライダーも或人を原点とするのではなく、それぞれの「仮面ライダー」における「1号」であれば良いと、そういう風に私は受け取りました。
そんな感じで、思っていた以上に楽しめる映画でした。まぁアナザーゼロワンのラストとか、アナザー1号とは一体何だったのかとか、フィーニスはどこから来たのかとか、思うところがあるっちゃありますが、ともあれ全体的に楽しめたので良し!去年のスーパータイムジャッカーだって、何がどうスーパーだったのかよく分からないし!(汗。ありがとうございました!
あ、あと今作バッタくんが可愛かったです。最初の変身では「呼んだ?」みたいな感じで出てきたり、最後の変身では「待ってました!」と言わんばかりに飛び跳ねて周囲のもの壊しまくるのが何とも(笑。