ひびレビ

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仮面ライダー555 第37話

2019-12-30 07:34:15 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー555 第37話

 琢磨、冴子と共に現れた巧はウルフオルフェノクとなり、木場が変身したファイズに襲い掛かる。真理と啓太郎の悲痛な叫び声が響く中、木場は巧が「もしもの時、こいつを使って俺を倒してくれ」とファイズギアを渡してきたことを思い出し、巧が自分に倒されようとしていることを悟る。
 木場は巧は人間だから倒すことは出来ないと拒み、巧は逃走。草加は真理と啓太郎に巧が身も心もオルフェノクになったと告げるが、木場は「違う」と巧が死のうとしていたことを明かし、2人の対立は深まる一方。

 そんな中、当初は巧のラッキークローバー入りに反対していた冴子も、巧に興味を示し始めて・・・

感想
 最近北崎が姿を見せないためか、琢磨くんが登場初期の感じに戻りつつあるのかと思ったら、「ぼくと(乾巧)、どっちが可愛いです?冴子さん・・・」と尋ねていたあたりでやっぱりダメだなと感じた第37話。冴子も相手にしたくない、といった感じな素振りなのがまたね・・・

 それはそれとして、今回はウルフオルフェノクVS木場ファイズからスタート。巧は自ら死に場所を求め、「ファイズに襲い掛かったオルフェノク」として木場ファイズに倒されることを望んでいたようですが・・・真理や啓太郎からしてみれば、あの場で巧が倒されていたら二度と立ち直れないくらいショックを受けていたでしょうね。自分たちが巧を受け入れていれば巧は死ななかった、ラッキークローバーと共に現れたのには何か理由があったのではないか・・・そんな悩みを一生抱えることになりそうです。
 巧の想いを察しつつも、それを拒んだ木場さん。しかしそれを見ていた草加はどこか不満気でした。草加にしてみれば、巧と木場、どっちが消えても構わないわけですからね。

 そんな草加ですが、どうにも雲行きが怪しくなってきました。前述のとおり木場さんとは意見を対立させており、加えて草加が当てつけのようにオルフェノクについて散々悪くいうものだから、木場さんの草加を見る目が恐ろしいことに・・・
 また、最近はあまり描写されていませんでしたが、登場初期は事あるごとに手を拭くシーンが見受けられました。それが今回、流星塾の同窓会の出来事がきっかけらしい描写がなされていました。倒れた真理に触れた草加の手に、べっとりとついた真理の血。相当なトラウマになっているみたいですが、いきなり草加の手が真っ赤に染まっているのを見せられた視聴者も結構驚いたのではないでしょうか(汗。私は一瞬手の拭きすぎで血があふれ出たのかと思ってしまいました。


 真理からの連絡を拒んだ巧ですが、同じオルフェノクである木場には悩みを相談できる様子。しかし2人が出会うよりも先に、巧は冴子や琢磨&ピジョンオルフェノク、加えて真理から「流星塾の同窓会の日、巧(ウルフオルフェノク)に襲われた記憶が蘇った」ことを聞いた草加と出会う羽目に。
 ここでブチ切れてる草加から「お前、死にたいんだってなぁ・・・?」と、聞き覚えのある言葉が!てっきり「草加の逆鱗に触れたオルフェノク相手に放った言葉」なのかと思ってましたが、まさか巧相手の言葉だったとは。
 草加カイザを前に一切の抵抗を見せない巧。真理から事情を聴いた草加が自分を殺そうとしている、と考えているのでしょうか。しかし草加も、ここで巧を倒せば真理たちとの仲が決裂しかねないと分かっているでしょうに、それでも抑えきれないほどの怒りが彼を飲み込んでいたのでしょうか・・・いや、草加なら木場ファイズのせいにしかねないな・・・まぁこの状況だとすぐにばれそうですけど。
 
 夜間の発光スーツがとても美しい中、今回は草加カイザの攻撃を木場ファイズが止めたところで締め。にしても木場ファイズはスマートに戦いますねぇ・・・

 次回はとうとう草加が真理に手をあげてしまう羽目に。関係修復は絶望的か・・・?
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