ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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勇者エクスカイザー 第27話~第30話

2020-05-27 12:10:13 | アニメ・ゲーム
 勇者エクスカイザーの第27話から第30話までの感想です。投稿順序間違えました(汗。


第27話「流星群をぶっ飛ばせ!」
 流星群が地球に落下しないように破壊する機能を備えた人工衛星「スイーパー」。それを狙って宇宙空間ではキングエクスカイザー&ドラゴンジェット&スカイマックスVSダイノガイスト&プテラガイストの攻防が繰り広げられることに。
 さすがに宇宙空間ではキングローダーを呼び出せないのか、今回はキングエクスカイザーに合体済みの状態で登場。でも元々宇宙警察なんだから、どこでも呼び出せそうですが、一刻を争う事態だから合体を済ませていたんですかね。
 一方のスカイマックスは偶然見かけたプテラガイストの後を追跡した末に戦うことになったため、ゴッドマックスにはなれず、単騎で戦うことに。追跡能力が高いのは頼もしいですが、それが仇となってダイノガイストにやられる機会も多い気がします。

 スイーパーに指示を出すシャトルの中には、取材陣も含めて多くの人が乗っており、それを人質に取るダイノガイストの迫力はなかなかのものでしたね。しかしさすがのダイノガイストもドラゴンジェットが単騎で人型に変形できるとは知らず逆転を許すこととなってしまい、更にはキングエクスカイザーの意外な戦法によって撤退を余儀なくされる羽目に。場所が場所なら、あのままバッサリいってたんでしょうか・・・
 にしてもドラゴンジェットって、単騎で変形し、その上エクスカイザーの指示に応じた行動がとれたんですね・・・てことは、やろうと思えばキングローダーも同じことが出来たり?

 「人間を守ってくれている」ということを改めて指摘されて照れるエクスカイザーが微笑ましかったところで、次回へ。


第28話「夏を取り戻せ!」
 プールにアイス、ビールにジュース、果てには宿題と夏の風物詩を次々に奪い去るガイスター。ガイスターの次の狙いは花火大会ではと睨んだエクスカイザーの考えは見事的中するも、実はそれこそがエクスカイザーを誘き寄せるガイスターの罠でした。

 今回の目的はキングローダーの破壊。キングエクスカイザーへの合体を封じられたエクスカイザーは苦戦を強いられることとなりましたが、そんな状況においても冷静に対処し、奥の手であるドラゴンジェットとの合体・ドラゴンカイザーを初披露。腕の砲門からの攻撃はもちろんのこと、それらをトンファーのように扱っての接近戦を披露。これは「ドラゴン」のイメージから来ているんでしょうか。案外、地球の文化を学ぶためにテレビで放送されている映画とかを見ているのかなーと思ったり。そしてドラゴンアーチェリーからのサンダーアローもこれまたカッコいい!
 このドラゴンカイザーへの合体についてガイスターは知りませんでしたが、カイザーズの面々は「エクスカイザーの奥の手」として認識していました。奥の手を知っている仲間同士の会話が何か凄く好き。

 また、今回は夏に欠かせないあれこれを奪われた人々が「他に楽しみも無いから花火大会に行く」「ガイスターが出てもエクスカイザーが助けてくれる」などと、ややカイザーズに頼りすぎている一幕も描かれていました。
 カイザーズと人々の距離が近くなったことは喜ばしいですが、だからといってガイスターの危険性を無視して良いわけではなく。「それにしても、なんて無茶な連中だ」とゴッドマックスが言っていたとおり、人々は自らの軽率な行動によって危険に足を突っ込んでしまったとも言えます。悪いのはガイスターですが、危ない場所には近づかないという考えも必要でしょう。
 それでも最後はカイザーズの協力もあって、和やかに花火大会が繰り広げられることに。こういうの、良いよね・・・
 
 

第29話「空に散った貯金箱」
 好きな俳優の写真集を買いたいフーコと、何かのためにお金を貯めているコウタ。そんな時に10万円の記念硬貨が発行されることとなり、ガイスターがそれを狙って造幣局を襲撃する話。
 
 「お金では買えない大事なものがある」「お金を貯めないと買えないものもある」というのを見事に表現した良い話でした。エクスカイザー(ドラゴンカイザー)を救うために自らの貯金を差し出すコウタと、コウタに感謝するエクスカイザーとの会話が良い・・・戦闘後にキングエクスカイザーないしドラゴンカイザーとして会話する際、優しい口元を見せてくれるの良いよね・・・
 ところで今回はドラゴンカイザー単騎での戦いとなりました。エクスカイザーの奥の手ではあるものの、さすがにダイノガイストを圧倒できるほどの戦力は有しておらず、続くガイスターロボとの戦いにおいてもかなりのピンチに陥ることに。ここでいつもならマックスチームなりレイカーブラザーズが駆けつけてきそうなものですが、それが無かったのはドラゴンカイザーの印象を強くするためですかね?

 弟の貯金箱にも手をつけようとし、更には造幣局ならコインの1枚ぐらい落ちてないかと探し始めるほどの金の亡者となっていたフーコ。そんな彼女も近々・・・というのが単なる言い争いと思われていた一幕に仕込まれているのが上手いですねぇ・・・造幣局の方も粋なプレゼントをしてくれるものです。
 一方のガイスターはといえば・・・折角のお宝も、その価値を知らなければ何の意味もなく。

 お金で買える宝物に、目には見えない宝物が加わることで、それはより一層の素晴らしい宝物となるのでしょう。次回はパパにとっての宝物?=たばこの話。


第30話「パパは禁煙中」
 家でも仕事場でもたばこを吸っていたコウタのパパだが、家族の体にも悪いと知り禁煙を決意。だが禁煙中は仕事でもミスが増え、疲れも溜まり、こっそり吸おうとする有様。そんな時、ガイスターは次なる獲物をタバコに定めて・・・という話。
 
 「副流煙の危険性を指摘する徳田」「特に体にいいわけでもないのにタバコを吸う地球人の風習が理解できないエクスカイザー」「ガイスターにすら価値無しと判断される」・・・とまぁ、メインのターゲットが子供であるが故か、タバコの危険性と吸うことで意味が無いことなど、子供たちをタバコから遠ざけるような内容でしたね。けれども一方で必要としている大人もいることや、それを育てている人がいることなどにも触れられていました。それで生計を立てている人もいるでしょうし、吸うことがリラックスに繋がっているのかもしれませんから、一概に否定はしませんが・・・まぁ、私も特段吸おうと思ったことは一度も無いですね。結構お値段するみたいですし。

 そして今回もドラゴンカイザー(とウルトラレイカー)が活躍するわけですが、今回は初登場の時以上に掛け声に気合入ってましたね。

 「ブルーレイカーとグリーンレイカー」と名前を呼んだり、エクスカイザーがコウタのパパと会話したりと、なかなかに面白いシーンも見られました。
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勇者エクスカイザー 第31話~第34話

2020-05-27 07:23:17 | アニメ・ゲーム
勇者エクスカイザー、第31話~第34話の感想です。

第31話「地上絵のひみつ」
 ナスカの地上絵の取材に同行することになったコウタ。だがそこにガイスターも現れて、地上絵をガイスターロボ化させて暴れ始める。更にダイノガイストには対エクスカイザー用の新兵器も兼ね備えており・・・

 エクスカイザーのパワーアップ前後編の前編といった感じの今回。まさか以前コウタが遺跡で見た古代人の絵がここでも絡んでくることになろうとは。

 ダイノガイストはボスだけあってさすがの強さ。ドラゴンカイザー初回登場時には不意を突かれた感じでしたが、今回は新たに盾にもなるしビームも発射できるダイノシールドを装備し、対エクスカイザーの用意は万全。ドラゴンカイザーもマスク割れし、あと一歩のところまで追いつめられるというのはなかなかにハラハラさせられました。
 その後エクスカイザーの想いが天に、はたまた古代に地球に訪れたと思しき宇宙人に通じたのか、天からカイザーソードが出現。第32話でグレートエクスカイザーになった際も同様に天から召喚しますが、これまでキングエクスカイザーの時に使っていたカイザーソードとは別物なんですかね?代々宇宙警察、あるいは宇宙の守護者に授けられている伝説の剣的な感じなんでしょうか。

 復活後にマスクを再展開し、ドラゴンアーチェリーとカイザーソードを組み合わせた大剣でダイノガイストを退けての次回、超巨大合体!てっきり今回グレートエクスカイザーになるのか!?と思っていただけに、この引きには感心させられました。ワクワク感をあおるのが上手い構成ですねぇ・・・


第32話「出た!超巨大合体」
 台風を消滅させる発明「タイフーンバスター」がガイスターに盗まれた。ガイスターはタイフーンバスターを台風製造機へと作り替え、街を大混乱に陥れる。人々の危機に駆け付けるカイザーズだが、それはカイザーズ全滅を目論むプテラガイストの罠であり・・・

 遂に登場グレートエクスカイザー!いやーめちゃくちゃカッコいいですね!超巨大合体に至るまでの過程も、それまで不利な状況に陥っていたドラゴンカイザーが「金色に輝く」「ドラゴンアーチェリーによる斬撃でダイノガイストを圧倒」というだけで何が起こっているんだ!?とワクワクし、そこからの超巨大合体!赤と白を基調としていたグレートエクスカイザーにドラゴンカイザーの青が加わり、それでいて胸の獅子のたてがみの赤を増幅させることで見事なバランスと迫力が保たれている、素晴らしいデザインだと思います。立ってるだけでカッコいいとかもうね・・・
 
 カイザーソード召喚もめちゃくちゃカッコいいし、ドラゴンアーチェリーとの合体、全身を金色に輝かせながら高速で接近、からのサンダーフラッシュによる一閃!・・・何もかもがカッコいいです・・・さすが初代勇者、さすがです。そりゃ「グレート合体」って名称が使われますよ・・・でも本編登場前からOPに登場するとは思わなかったよ(苦笑。あとアイキャッチでカイザーソードの刀身に映るキングエクスカイザーとドラゴンカイザーもまたカッコいい・・・
 新たなカイザーソードも、ドラゴンアーチェリーとの合体により鍔の部分の飾りが広がるのではなく、まさしく「大剣」と呼ぶに相応しいシルエットに変化するのもまたカッコいい。と、いうわけでプラモ注文したので、残りの話を組み立てつつ見ています(笑。

 一方でガイスター四将も、プテラガイストを中心とした四将合体マッドガイスターを披露。合体するのは知ってましたが、何だろう、このカッコ悪いわけじゃないけどバランスが悪い気がしないでもなく、でもそれ故に常に喧嘩している四将っぽさが出ているという絶妙な感じ。
 ホーンガイストを左腕にしたのは正解だと思いますが、気まぐれなサンダーガイストが足ってのは判断ミスかと・・・いざとなったら飛べば良いとか思ってたんですかね、プテラガイスト。ホーンやサンダーよりかは話がわかるであろうアーマーガイストを足にしても良かったのではないかと・・・


第33話「友だちはカブキ小僧」
 コウタはクラスのいたずらっ子・コスケにカイザーブレスを取られてしまう。返してもらおうとコスケの家を訪れたコウタは、コスケの父が人間国宝であることを知る。「人間国宝」という言葉にガイスターが食いつかないはずもなく・・・

 今回のメインはいたずらっ子のコスケ。コウタ曰く「ガイスターより性質が悪い」とのことですが、そんな冗談を真に受けてしまうエクスカイザーもまた微笑ましかったです。まぁその夜、割と本気でコスケをびびらせるとは思いませんでしたが(笑。
 そんなコスケも家では人間国宝の父から厳しい稽古をつけられていました。コスケを立派な後継者に育てるために何よりも稽古を優先させる一方、父親として息子を想う気持ちが無いわけではなく。とはいえ、家が厳しすぎるが故に、親の目を離れた学校では好き放題やってしまうのかもしれませんね。

 今回の一件を通してコスケの道について話し合い、コスケもいたずらをやめてコウタにカイザーブレスを素直に返す・・・のかと思いましたが、そんなことはなく(汗。いたずらっ子はいたずらっ子のままというのは意外な終わり方でした。家でどうなったか定かではありませんが、あのお父さんなら少しは態度を変えることも考えられるかなと。

 また、エクスカイザーがグレーとエクスカイザーにパワーアップした一方で、今回はプテラガイストとサンダーガイストの合体形態・プテダーが初登場!・・・「え?今プテダーって言った?本当に?サンダープテラガイストとかではなく?」と聞き直したのは内緒だ!(汗。プテラガイストはアーマーガイストとホーンガイストを指して「アホ」と呼んでましたが、プテダーって名前も大概・・・でも見た目ケンタウルス型で超カッコいいんだよなぁ・・・ずるい。


第34話「ぼくらのオリンピック」
 まもなく開催されるオリンピックの聖火ランナーに選ばれたコウタ、タクミ、コトミの3人は、マラソン選手のジェイナーから一生懸命頑張ることの大切さを教わる。サンダーガイストの妨害もあったが、コウタやジェイナー、エクスカイザーの頑張りもあってオリンピックは無事開会。しかし、ガイスターは人々が油断している隙を突いて、再び聖火を、そして会場を狙い・・・

 「コースが無ければ作ればいいんです。あなたは世界記録を出すためにオリンピックに来たのですか?立派な競技場が無ければ走らないのですか?走るのが好きだから走るんでしょ?」
 これまでも時折出番のあったコウタたちの担任の先生・武者小路さんですが、今回はジェイナーの恩師でもあることが判明。ガイスターによって会場が破壊されたことで走れないと嘆くジェイナーに対し、良いこと言ってくれますね・・・
 会場のコンディションは大事かもしれませんが、お金を賭けた競技場でなければ走れない、なんてことはない。世界新記録を出す目標もあるけれども、元々はマラソンが好きだから走ってきた。初心を思い出すこと、そして諦めずに頑張ることの大切さを教えてくれる良い話でした。

 そして次回は最高に熱くなれる音楽会!
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