ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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王様戦隊キングオージャー 第16話「10才の裁判長」

2023-06-18 10:34:01 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第16話「10才の裁判長」

 モルフォーニャさんの「大丈夫でーす」好き。「(もっふんの真似をしつつ)やったー」はもっと好き。

 さてリタ様が王様になったのは15年前。王様兼裁判長でもあったカーラスが彼女の夫・シロンにより殺され、カーラスの遺言状によりリタ様が王様兼裁判長になったとのこと。リタ様が初めて裁いた終身犯罪人シロンへの供述聴取会は、彼女にとってプレミアムもっふんよりも優先すべき事案。
 年1回開かれている聴取会ですが、前回と事情が異なるのはヒメノから「神の怒りに犯人がいたら何の事件で裁くのか」と問われたこと。そこでヒメノに毒の成分分析を依頼したのがきっかけで、神の怒りの真相にまた一歩近づくこととなりました。毒の成分分析ぐらいなら既にやってそうなものですが、殺人の手段よりも動機を重視していたがために、その重要性に気づけなかった、といったところでしょうか。
 
 曰く「カーラスは生きているとも死んでいるとも言えるし、死ぬまで”やつ”を監禁するつもり」「神の怒りは人が起こした事件だが、法で裁けぬ悪を裁くためには隠すしか無かった」。
 カグラギも「神の怒り」の際に、前殿が食料を独占したがために革命を起こして王様になったと前回説明されていましたから、リタ、ヒメノ、カグラギのいずれも「神の怒り」がきっかけで王様になっているんですよね……もしかすると、前殿もカグラギのように誰かが反乱してくれるのを期待して食料を独占していたのかもしれません。で、カーラス同様に犯人をどこかで監禁しているとか?
 また、カーラスが生きている可能性があるということは、ヒメノの両親も同様。「生きているとも死んでいるともいえる」ということは、一時的な仮死状態に陥った後、復活することは出来るが何らかの副作用によって万全な状態とは言い難い、ということですかね?

 
 そしてカーラスがリタ様にゴッカンの絶対中立を託したのは、彼女が「気弱で臆病で、何をするにもおっかなびっくり」だったから。だからこそ大事なところは間違えない。気丈で自信家で、何をするにも勇猛果敢……それではいつか間違いが起きてしまう。絶対中立を守るゴッカンの裁判長に何よりも大事なのは慎重さであり、自分の判断を疑ってかかることも王として、裁判長として重要な資質なのでしょうね。
 また、この資質はモルフォーニャさんも持ち合わせているように思えます。知らず知らずのうちに、リタ様はカーラスと同じことをしていたのかもしれませんね。

 その後の戦いにおいては、リタ様がオッドアイであることが判明しました。氷のように冷ややかな瞳、綺麗でしたね……単に表情を読まれないために長い髪やマスクで隠しているのかと思ってましたが、他人とは異なる瞳をとやかく言われるのを避けるがために隠しているのでしょうか?心無い囚人から罵倒されてしまったのかな……

 で、今回の一件を通してまたも距離が縮まったように感じられるヒメノとリタ様。ヒメノは同じ境遇であることに親近感を抱き「ねぇ、いつ自分が王様なんだって思えた?」と友人に接する感じで話しかけていたのが印象的です。また、最後に「ゴミ」を置いていった後の笑顔も可愛らしかったです。リタ様の「絶対中立」と、ヒメノの「わがまま」。両者の性格が存分に発揮されたシーンだったかと。

 
 一方その頃、和平交渉を結んだはずのラクレスとバグナラクですが、バグナラクの襲撃は相変わらず続いていました。果たしてラクレスは何を企んでいるのか。その真意はどこにあるのか。彼もまた、何かしらの業を背負って王様であり続けているのか。
 次回はエクストリームキングオージャー登場!「レジェンド」という最強感溢れる名前から「エクストリーム」という流れは意外でしたが、CMの「伝説を超えろ!」で納得しました。
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仮面ライダーギーツ 第40話「創世Ⅱ:タイクーン覚醒」

2023-06-18 09:42:30 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第40話「創世Ⅱ:タイクーン覚醒」

 OPより先に挿入歌が流れるって珍しいような。

 さて英寿のデザグラにエントリーを希望してきた景和と道長。戦っても理想の世界は叶わないが、今守れる命を守りたい、ジャマト=ゴミを片付けなければ終わったことにならないと、それぞれ参戦の覚悟を固めていました。これまで競い合う間柄だった面々が、ようやく肩を並べて戦う日がやってきました。ただ、景和は最近まで女神に責任を取らせる云々の件がくどかったので、そこら辺の整理は女神消失で片づけず、何らかの形で決着をつけて欲しかったですね。

 で、パラサイトゲームの首謀者である大智=三葉虫ジャマトは未だに全人類の記憶を狙っていました。その方法が……いや、ぶっ飛んでんなぁ!?それでジャマトに人間を襲わせるのではなく寄生させているのか……
 症状の軽いステージ1は体内から追い出せば処理できる。しかしステージ2に移行すると寄生からは逃れられない。現に繭の中から現れたポーンジャマトは例え倒しても植物が枯れて朽ちるかのように消滅していきました……エグゼイドよろしく、何かしらのワクチンが作れるわけでもなく、恐らく大智を倒したところで止まるものでは無いでしょう。
 にしても消滅の演出が、これまでのリタイア演出に比べてあまりにも惨すぎますね……最後に物言わぬ手だけが残されるのが辛いというのに、その様子を周りで喜んでいる連中がいるってのが殊更胸糞悪くなりますね。

 知らなかったとはいえ、人を手にかけてしまった道長。元はといえば友の仇を討つために始めた物語。だというのに、今度は自分自身が戦いを共にしてきた人物にとっての仇になってしまうとは……加えて、沙羅からライダーの力を奪ったのは道長自身。沙羅がライダーにならなくても良いようにIDコアを砕いたのに、そのIDコアがあればジャマト化は避けられていたかもしれないというのが皮肉極まっていますね。
 ですが、ここで知らなかったことを言い訳にせず、素直に自分が手にかけたことを認める道長は覚悟が決まっていてカッコよかったですね。

 ギーツⅨの空中に足場を作る能力を使ってくれるのが嬉しかったところで、また次回。しかし漆黒のタイクーンの登場、今回っていうか来週では……?「将軍の力」ってことは「コマンドツインバックル」からの発展で「ジェネラルツインバックル」とか?

 
 また映画に登場する黒いギーツは「Xギーツ(クロスギーツ)」とのこと。X=10=ギーツⅨを超える存在といったところでしょうか。
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ひろがるスカイ!プリキュア 第20話「ましろの夢 最初の一歩」

2023-06-18 09:04:31 | ひらがるスカイ!プリキュア
ひろがるスカイ!プリキュア 第20話「ましろの夢 最初の一歩」

 「まるで人魚が住んでそう!」お、今日のプリキュアはラメールか?……と、セリフ一つ一つが別の意味で気になってしまうひろプリ。

 さて今回は、ましろのセンスに感銘を受けたあげはさんの先輩・菜摘さんが登場。彼女との出会いでましろは絵本コンテストに挑戦することに。ましろのツッコミのセンスは毎回素晴らしいなと思っていましたが、それが絵本作りに生かされることになろうとは。
 しかし既存の絵本のストーリーが先に来てしまい、なかなか上手くいかず。思い悩むましろを見て、薦めたソラちゃんもちょっと心配そうなのが良いんですよね……自分が良かれと思って薦めたことで相手が苦しんでいるのは辛いものです。ですが、ましろが楽しそうに執筆しているのを見て安心できた様子。

 ギリギリ書き上げた原稿を手に急いでいたところへ現れたのは、無差別に周囲の動きを止める信号機のランボーグ。ランボーグやバッタモンダーも止まってしまうのは難点ですが、急いでいるましろたちにとっては最高に面倒な敵。このまま間に合わない展開もあり得るかな……と思いましたが、ソラちゃんたちは戦いを自分たちに任せ、ましろを先に行かせました。常にみんな一緒に戦うのではなく、今一番大事なことは何かを考えての役割分担、良いですよね……
 
 結果はともかく、ましろの心に生まれた「誰かの心に届く絵本を書きたい」という想い。となると、プリンセスプリキュアよろしく、「ひろがるスカイ!プリキュア」の物語をましろが描く、という展開になるのかな?


 といった今回のプリキュアはキュアメロディ!変身前の北条響、イケメン女子で良いよね……今回抜擢されたのは……響って本編開始時に具体的にこうなりたい!って夢があったような、無かったような……再放送で見たっきりだからなぁ……そこら辺の繋がりな気がします。


 「ありましたー!」のソラちゃんが可愛くて良きだった一方、「そんな心のせまいことでどうするんですか?」とエルちゃん相手に割と手厳しいツッコミがなされたところで、また次回。次回はヨヨさん主導によるツバサくん成長回ですかね?そういえばツバサくん、EDに名字の表記がありませんが、それと関係する話なのかな?となると次回は同じく名字が後からついたキュアマジカル、もしくはキュアミルキーだな!……主人公以外の登場を夢見たっていいじゃない……
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