先日久々にONE PIECEの映画「オマツリ男爵と秘密の島」を見たというのは先日話したとおり。盛り上がっているのに涼やかな雰囲気が感じられる中で、徐々に始まる仲間割れ。オマツリ男爵の真意と彼の仲間の秘密が明らかになって以降は静かな恐怖が展開されていく、ONE PIECE映画きっての異色作といって差し支えないと思います。
「異色作」で思い出されるのは「ゴジラ対ヘドラ」。「水銀コバルトカドミウム」と、ゴジラ映画とは思えない主題歌。サイケデリックな雰囲気。ヘドロの海に沈む人々。そして遂には空を飛ぶゴジラ……と、こちらもシリーズの中ではかなりの異色作だと思います。
……とまぁ、そんな「異色」と感じた作品を挙げましたが、だからといって「異色=嫌い」の式は成り立ちません。「ゴジラ対ヘドラ」は初見時、視聴時間が夜だったことも相まって途中で寝てしまいましたが、今ではゴジラ映画の中でもトップクラスに好きな作品の一つです。異色故に、あの作品でしか味わえない魅力があるんですよね。
異色であっても色の一つであることに変わりはなく、そもそも何を基準とするかによっても異色の基準も変わってくるように思えます。初代ゴジラからしてみれば、正義の味方のように振舞うゴジラ全般もまた「異色」かもしれませんし。異色は「他と違う」と区別する表現ではなく、「唯一無二の個性を放っている」と捉えるべきなのかもなと思う今日この頃。かといって個性を放ち過ぎて受け入れられない、なんてことにもなりかねませんから、バランスって難しいなぁ……
「異色作」で思い出されるのは「ゴジラ対ヘドラ」。「水銀コバルトカドミウム」と、ゴジラ映画とは思えない主題歌。サイケデリックな雰囲気。ヘドロの海に沈む人々。そして遂には空を飛ぶゴジラ……と、こちらもシリーズの中ではかなりの異色作だと思います。
……とまぁ、そんな「異色」と感じた作品を挙げましたが、だからといって「異色=嫌い」の式は成り立ちません。「ゴジラ対ヘドラ」は初見時、視聴時間が夜だったことも相まって途中で寝てしまいましたが、今ではゴジラ映画の中でもトップクラスに好きな作品の一つです。異色故に、あの作品でしか味わえない魅力があるんですよね。
異色であっても色の一つであることに変わりはなく、そもそも何を基準とするかによっても異色の基準も変わってくるように思えます。初代ゴジラからしてみれば、正義の味方のように振舞うゴジラ全般もまた「異色」かもしれませんし。異色は「他と違う」と区別する表現ではなく、「唯一無二の個性を放っている」と捉えるべきなのかもなと思う今日この頃。かといって個性を放ち過ぎて受け入れられない、なんてことにもなりかねませんから、バランスって難しいなぁ……