映して欲しくない気持ち

　最近ニュースで「ポケカが云々かんぬん」というのをよく目にするようになりました。悪い方向で。そういった事件が起こること自体残念なのですが、個人的にはニュース映像で実際のカードが映っているのを見ると猶更がっくり来るんですよね……

　現場の様子や証拠品を映すのは已むを得ないことだとは思います。ただ、実際のカードがニュースに映ると、まるでカードそのものが悪いことをしたみたいに思えてしまうのが凄く嫌なんです。
　「このカードは安いが、絵柄が違うこっちのカードは高い」みたいな紹介も、事件の状況説明としては正しいかもですが、正直不愉快ですね。そりゃ私にだってレアカードが当たったら嬉しい！って気持ちはありますが、レアじゃないカードにも素敵なイラストが沢山あるし、「ポケモンカードゲーム」を遊べるのは20年以上前から理解しています。だというのに、金額ばかりが注目されるのは何とかならんのか……
　先日、知人のお子さんに好きなポケモンのポケカをお譲りした際、めっちゃ喜んでくれたとの感想をいただきました。それらのカードは決してレア度の高いものばかりではありませんでしたが、それでも十二分に魅力的なカードたちだったんだなと、改めて認識させられる機会でした。

　私はコレクション目的で遊んではいますが、カード単品を買ったり売ったりすることは絶対にしません。私が一番ポケカを遊んでいた時期って、そもそもカード単品を買うっていう発想が無かったので。あと、ポケカを売ったお金で何かを手に入れても、多分虚しさの方が勝ると思うんですよね……手放したことの喪失感の方が絶対に大きい。

　いつの日かまた、気軽に寄ったお店にズラッと並んでいるような光景を目に出来たらなと思う今日この頃でした。ちなみに最新パックのお気に入りはタッツーです。水中描写が綺麗で良き……