ニセコ移住を夢見て

ニセコに魅せられて移住を決意した夫婦のアクセクストーリー

Extreme 3D Pro ジョイスティックを分解(6)

2020年01月03日 08時18分21秒 | MSFS2020 & FSX
アルプス電気のコントローラ(RKJXV1224005)の可変抵抗器をジョイスティックに移植するため分解した結果、可変抵抗器を回す軸の形状に違いがありました。
RKJXVの可変抵抗器は軸無し中空タイプで、可変抵抗器を回す穴の形状は「1mm×2.5mmの長方形」
移植するためには回転軸の先端を長方形に成形しなければなりません。

ジョイスティック側のXY軸の可変抵抗器はペンチで引張っても抜けてこない状況であり、軸の構造が異なるので何らかの方法でつなぐ必要があります。
始めに考えたのは、ジョイスティックの可変抵抗器を回していた軸を切断し、そこにアルプス電気コントローラの長方形部分を切り取って接着する方法です。

接着剤で効果を発揮させるには部品相互のプラスチックの種類を知ってそれに適した接着剤の選定が大事です。
プラの種類について情報がないので手持ちの接着剤を片っ端から試してみます。

手持ちのセメダインスーパーXGで接着可能か?テストしてみます。
少量のセメダインスーパーXGを各部材に塗って一日放置して接着状況を見ると、引っ張ると剥がれてきてしまいNGです。

次にボンドウルトラ多用途SU
これはポリエチレン、ポロプロピレンも接着可能な仕様です。
以前使った事がありますが固まってもベトベトで、なんか接着力も弱く感じて嫌いな接着剤ですが・・・

これでも付かない部品がありNGです。

次にアクリル用接着剤アクリルサンデーを試してみました。
これは上記2つの湿気を吸って固まるタイプでなく、プラそのものを溶かして接着するタイプの接着剤です。

これでも白色の部品が溶けないようで接着できません。
ただ、よく見ると黒色側(ジョイスティックの軸)は溶けている事を発見。

アクリル板を小さく切ったものをジョイスティックの軸の切片に付けて見ました。
その結果、指で押した程度では剥がれず十分な強度が得られました。
この方法で移植する事に。その準備に移ります。

ジョイスティックのXY軸の可変抵抗器を壊します。 もう元には戻れません。

端子のある方から細めのドライバを入れてこじると外枠(フタ)が外れます。

軸の先端部分は金切りノコで切断します。

回転軸を受ける黒い五角形の部品とほぼツライチで切りました。
次回は移植作業です。


コメント    この記事についてブログを書く
« 2020年のスタート | トップ | Extreme 3D Pro ジョイスティ... »

コメントを投稿

MSFS2020 & FSX」カテゴリの最新記事