Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ALTEC #612A の追加ユニットの撤去

2010年12月23日 | ピュアオーディオ

SPBOX内配線をゴールドスター化したサウンドを確認していましたが「違和感」が出ています。620Aの時は604-8Gユニット1発でバランスのとれたサウンドが出ていましたので、追加したユニットをすべて撤去してオリジナルの状態に戻しました。

追加したユニットの中でSONYのリボンツィーター(安モノ)が特に「粗い」音が出ていました。これが災いを出していたと思います。オリジナルの状態に戻して音のバランスが取れて来ました。

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ルシファーの時は配線の種類を変えて音色のコントロール、音のバランスを取っていましたが、今回のゴールドスターは小細工を労せずに音が決まる様です。小細工をした理由はホーン型ユニットから「飛んでくる音」を減少させる為でしたが、ゴールドスターのケーブルにする事で「音の広がり」が大幅改善され、「飛んでくる音」がほぼなくなって(耳に感じなくなって)、何もしない方が良くなったのです。

オリジナルの状態で鳴らし込んで馴染ませる事にしました。鳴らし込んでいる最中ですが、隣のRCA箱システムから音が出てくるようになりました。(錯覚する様な音)


ALTEC #612A 内部配線完了(ゴールドスター化)

2010年12月23日 | ピュアオーディオ

昨日実施していた612Aの箱内配線交換が完了しました。

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ルシファーの時に比べますと何とスッキリした配線な事か!!!。でも一箇所の端子に3セットのケーブルを接続していますので、この部分のごたごたした配線はやむを得ない所です。

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昨夕終了間際に完成したので「音出し確認」は今朝から始めています。まず第一印象は「中高域の音数の多さ」です。それも音色が揃ってつながりが良いです。ルシファーで配線していた時は「ユニット毎」に使用するケーブルを変えていたので一部違和感のする音色でした。今回は全ての配線を「同じケーブル」でしています。おかげで思いもよらぬ「音色の統一」が出来ました。

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まだ鳴らし始めたばかりですので「低音部のふくらみ」が有りますが、徐々にタイトな質感に変わりつつ有ります。

横方向への「音の広がり」は、CDPやアンプの組み合わせもあるのか非常に広い音の出方をします。ほぼこれで出来上がりと思っています。


ALTEC 620A の嫁入り先

2010年12月23日 | ピュアオーディオ

ALTEC#620Aが無事に嫁入り先に着いた様です。オーナー様から到着の連絡と1発目のインプレが届きましたのでご紹介します。

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お世話になります。

本日から、オールゴールドにしてエージングを始めています。写真はとりあえず接続したという暫定仕様ですが、むちゃくちゃながら、お許しください。

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設置してみますと、本当にかっこいいSPであります。

音だし一発目から、音の抜けが抜群に感じます。音が後方に抜けていき、これは、本当に気持ちよく感じます。これを聴いてしまうと、ヘリコンの音が抜けていないのが、明らかです。これは、末梢血管の詰まった高血圧患者さんといったところでしょうか。

620Aは、A45でも、楽に鳴ってくれます。ヘリコンよりもアンプのボリュームを下げていますが、こちらの方がエネルギーが高いように感じます。効率のいいSPとは、こいいうことなのか?と改めて実感しました。

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いわゆる、全てが別次元で、感動ものです。

まだ、始めたばかりなので、先日のモニタールームで感動させられた、あの異次元の音像定位はまだ実現できていません。あの外方向への広がりが実現できましたら、もう何も言うことはないほどの質感です。

また、XLRを貸して下さった意味がよく理解できました。このトレイル仕様で鳴らすと、、ルシファーよりも明らかにリアルに感じてしまいます。そしてSp自身の音の質感が非常に素晴らしいため、ルシファーに優位性はないという、トレイルさんの言われる通りかと思います。

北海道のユーザーさんも言われていたように、ヘリコンは現代のSPとしては、できのいいSPであると思いながら、本当に土俵違いの世界のように思います。

とりあえず、設置直後の感想です。後日、また、レポさせてください。

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