九州北部も梅雨明けまじかで暑いです。部屋の中は32℃を越えています。まだ扇風機で頑張っています。今日は風が有り割と凌ぎ易いです。
WE101Dppアンプの「音質改善対策」もほぼ終盤にかかっています。ソケット類と内部配線の交換が完了し「音出し確認」が出来る様になりました。初めにXLR入力で確認しましたが「アースノイズ」が有ります。これはこれから直さないといけません。RCA入力では「ノイズ」は有りません。この状態で音色やバランス・質感を確認します。
GE6550ppアンプをどけて入れ替えしています。モニターSP はALTEC#612A(604E)です。何枚か聴き続けました。最終的にはヴォーカルで確認です。
サウンドバランスはこれまでで最良のバランスと思います。612Aでは中高音がややきつく感じられる時も有りましたが、低域がどっしりしていて中・高音が実にウェルバランスで耳障りな音が有りません。なめらかでまろやかで、音の厚みが有り、繊細でスケール感も大きいです。単体アンプとしては、これまでで最高のサウンドではないかと思います。内部配線に「ゴールドスターシリーズ」を採用したのが大きく効いている様に思います。
上の写真が内部配線の様子。もう少し手を入れなければなりません。
リアパネルの最終状態です。付いていたSP端子の間隔では対策品のSP端子が入らないので、下の面に取り付け直しています。
このアンプは「底板」が無い状態で入手しましたので、底板を作らないといけません。厚さ3mmのアルミ板をサイズ(300×200mm)に切って来て確保しました。これから加工して仕上げます。
このアンプに使って有るトランス類は高価なモノは使って有りません。わずか10Kgぐらいの重量しか有りません。非常に安価なトランスばかりですが、サウンドは「音質改善対策」で一変しました。WE101Dの球の威力が素晴らしいと思います。612Aを鳴らしているのですが、サウンドはその隣のRCA箱システムから出ていると錯覚します。音の広がり感、分解能、透明感が別物になりました。自宅での使用が非常に楽しみです。