Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

WE101Dppアンプを自宅で音質確認

2011年06月30日 | ピュアオーディオ

本日午後一に音質改善対策の完了したWE101Dppアンプを612Aで鳴らしていましたが、従来のGE6550ppアンプよりドライブ力が有り、音の厚みが有ります。GE6550ppアンプは約20W/ch有りますが、WE101Dppはわずか1.5W/ch程度です。

We101dppamp2

対策完了したWE101Dppアンプを早速自宅に持ち帰り、3B252Bシングルアンプと入れ替えです。置き場所が無いので横に縦に入れてその横にWE101Dppアンプを入れています。小さいので(横幅200mm・奥行き300mm)重さも10Kgぐらいしか有りません。取り扱いが楽で良いです。隣の3B252Bシングルアンプは20Kgを越えています。

Akimoto_jyunko

慣らし運転で6時くらいからSWを入れて、数枚のCDをかけてプラグの馴染みも十分だろうと思い、10時過ぎから秋元順子さんのCDで音質の確認をしています。

まず落ち着いた音です。音の質感が非常に繊細で音の厚みが有ります。音のバランス的には重心が下がって低域の量感が非常に豊かになりました。ドラムの皮の質やスティックの先の布の質感まで伝わってくるような感じです。

音の粒立ちを意識しません。3B252Bアンプでは音のキレ・ヌケ・ノビと音色や粒立ちを意識していましたが、そう云う事を意識させないサウンドです。それでいてリアルです。

We101dppamp1

D130+#375+LE175+#2405のJBLユニットからヒステリックな成分が殆ど出てきません。うるささが更になくなりました。質感は更に繊細で一種シルキーな音色ですね。ここまで来ますとプリアンプ(C-290)がネックになってきていると感じます。C-290をC-3800にしても同じ事を感じると思います。音の次元が違うのでは?と思います。WEの古典管の凄さと「伝送ロス対策」のケーブルの成果と感じます。こうなるとプリアンプもWE101Dでやりたくなります。それも内部配線を「ゴールドスターシリーズ」にして・・・。

現在所有しているWE101Dシングルアンプをどうしようか?と考えています。プリアンプに作り変えるか?3ウェイのマルチアンプの中域に使うか?・・・最初は後者を考えていたのですが、できるだけシンプルに前者も良いかな?と思い始めています。しばらく悩んで見ます。

3B252Bアンプの内部配線も交換したくなります。多分交換すれば更なる音質アップをする事は判ります。色々とやりたい事が頭の中を過ぎりますが、これから暑くなるので秋以降に予定を入れておきたいと考えています。


WE101Dppアンプの音質改善対策完了

2011年06月30日 | ピュアオーディオ

月曜日から取りかかったWE101Dppアンプの「音質改善対策」を完了しました。

We101dppamp1_3

底板と脚の取り付けも完了し、XLR接続のノイズも完全になくなり、本格的に鳴らし始めています。

We101dppamp1_4

リア面は狭いので電源ソケット、SP端子、XLRソケットと目一杯に込んでいます。

音質はまず音の広がり感の増大と音数の増加(情報量・分解能)が大きく改善されています。音のエッジは鮮明で居ていやらしさが無く、低域の分解能が高く、またバランスがすこぶる良いです。ALTEC#612Aをぶん回すくらいのドライブ力です。

もともとGE6550ppアンプ(約20W×2)で鳴らしていたのですが、1.5W×2のWE101Dppアンプの方がドライブ力が有る様に感じてしまいます。

ただ残念なのはXLR接続にすると出力が1/2ぐらいになってしまった事です。RCA接続なら問題は有りません。RCAソケットもロジウム仕様にしておくべきかもしれません。

Trail仕様アンプは従来「ブルースーナー(φ6mm)」の配線でしていましたが、今回の「ゴールドスターシリーズ」の配線に交換すると大幅な音質アップが図れそうです。スペシャルなアンプだけでも後日交換をして行きたいと考えています。