Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

レビンソン No431パワーアンプのヒューズ交換

2014年06月23日 | ピュアオーディオ

前回2週間程前に一度トライして、ヒューズのアンペア数を確認して置きました。ようやくお目当てのヒューズを新品で揃える事が出来ました。

No4311

No431に使って有るヒューズは16A×2本、0.1A×1本の3本です。どちらも特殊なアンペア数ですので近似のアンペア数を探すしか有りません。今回入手したのは15A×2本、1A×1本です。15Aは内部の作りが他のアンペア数のモノと違うそうで、特に音質が良いそうです。

D90_005

ヒューズは上の写真では、上方に有るトロイダルトランスの左脇に有ります。

No4312

15A×2本の交換後です。入れる方はそう難しく有りませんが、取る方が大変でした。とにかくスペースが狭い上に隙間が有りません。安直には交換出来ない様になっています。

No4314

3本交換後です。何とか無事に交換が終わりました。一度アンプを引っ張り出して、蓋を開けていますし、ヒューズの取り出し方や入れ方も検討していましたので、割とスンナリ作業は進みました。交換作業は配線の取り外しから配線の接続まで入れて約1時間程でした。とにかく重いアンプな上に作業するスペースが狭かったので大変でした。

後は鳴らし込んで行くだけです。交換直後はチョッとSN比が上がっている様に感じますが、以前と殆ど変らない音質に感じます。これから鳴らし込んで「機器の活性化」を図ります。予測では1年ほどかかるだろうと思います。徐々にその効果が出て来るでしょう。

これで一応大きな「音質アップ対策」は完了する事になります。ただまだ細かい対策が有ります。先日のA730の修理では、内部にサウンドデンさんのD-クロックが入っていたモノを「除去」していただきました。D-クロックは100V対応なので今後の対策に邪魔でした。A730は元々117Vで作られています。パワータップを使って昇圧して117Vで使う様に考えています。部材はすべて揃っていますので、もう少し落着いたら実行したいと考えています。