Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オリンパスシステムへの「音質対策」は一応完了

2014年06月24日 | ピュアオーディオ

最後のFXヒューズが来たのは日曜日の朝9時半。その後直ぐに交換に入り、11時前には音出しをやっていた。それからはかかりっきりで鳴らし込んで、昨日までの累計時間は16時間程。音出し始めの頃は、プラグ類を抜き差ししているので、プラグが馴染んでいないので痩せた音の様で有った。5時間程鳴らし込んだ時点から徐々に低域の量感が増えて行き、16時間後ではかなり強烈なアタック音が出る様になった。一瞬背筋がゾクッとする様な強烈なアタック音が出始めた。

音のバランスも以前は中高域に負けて控えめな低音だったが、16時間後では「フルレンジユニット」の様な繋がりと質感も揃っている。本来の低音を出すには部屋の床が負けている。

聴こえる音の70%以上、エネルギー感の90%ぐらいを500Hz以下の低音域で出す事を考えれば、低域用パワーアンプへのFXヒューズの導入は必須で有ったと思う。おかげで「立ち上がり」の素早さや、音のキレ・ヌケが抜群になっている。ノビはまだ感じられないが、このまま鳴らし込んで行けば徐々に出て来るだろう。情報量の増加はもちろんの事、解像度が非常に高くなって、質感も申し分なくなって来た。この音を聴いてしまうと導入前の低音は「緩慢な音」(バタ臭い音)で有ったと感じてしまう。SN比のアップも交換して直ぐに感じる事の出来た点だ。これで一応オリンパスシステムへの「音質対策」は終わりにして良いだろう。・・・そう思えるほど「静かなる激変」を感じている。

現在オリンパスシステムに使っている機器には最低1本のFXヒューズを使っている。現在合計9本使っている事になる。自宅システムに4本使っているので総計13本購入した事になる。今年年初に「FXヒューズの水平展開」を計画して、1年の予定が半年で済んだ事になる。10年もこんな事をやって来ている。今まで夢中で突っ走って来たが、そろそろ一度立ち止まってゆっくりして見たいと思う。今年最大の計画は「プリアンプ」の選定である。少し外の風に当たって見るのも悪くない。