Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「音質アップ」の実験の仕方

2017年02月06日 | ピュアオーディオ
現在お持ちのシステムでも「音質アップ」の実験は出来ますが、SPシステムは出来れば「20㎝フルレンジ」が良いでしょう。理由は「シンプル」だからです。ユニット1個で全体域を持っていますので、実験をするには持って来いです。出来るだけ性能の良いユニットが良いでしょう。お勧めはJBL:LE8Tです。

実験の内容は、①半田材(共晶半田VS鉛レス半田) ②ケーブル材(色々な線材を試せます) ③SP端子 ④SPケーブル(アンプからSP端子間)

まずは、SPシステムで何をどうすれば、どんな風にサウンドが変わるか?を確認する事です。頭の中で分かっていても実際にやって見れば色々な「不具合」に遭遇するでしょう。その「体験」が大事だと私は思う。出来るだけ「正反対」の性格を持つものを比較して「体験」して置くと良いでしょう。この時点では「自分好みの音」とは無縁です。前述の結果から「自分の好きな音」の傾向が見えて来るでしょう。

次に「SPのセッティング」をしっかり確認しましょう。ポンと置いたままの音とインシュレーターを使った音、SP津丹戸を使った音等を比較して見ると良いでしょう。この場合は自然の「原理・原則」が重要になって来ます。自然の原理・原則に逆らう様なセッティングでは良い音にはなりません。この原理・原則を考えることまで至る事が大切だと思う。でなければやみくもな対策やまぐれでしかなくなる。

「死んだ音」と「生きた音」はSPのセッティングで決まります。一般的には4点支持4点設置が基本となるでしょう。これが出来れば6点支持6点設置も簡単にクリアできるでしょう。