Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅システムのXLRケーブルを作り直し

2018年07月03日 | ピュアオーディオ


自宅システムのDAC~ライントランス間のXLRケーブルは、今回一番最初に作った新作XLRケーブル。ケーブルの使用量が大きいと思っていたので、「省エネ型」で作成していました。機能的には問題ないのですが、「音圧アップ」をしないケーブルだったので、オリンパスシステムと同じ「贅沢型」XLRケーブルに作り直しました。これがXLRケーブルでは最後になります。



XLRケーブルには①番 G(グランド)②ホット(+) ③コールド(-) の3つの端子が有ります。一般的には2番ホットを採用しているメーカーが多い。(アキュフェーズは3番ホット)



「省エネ型」と「贅沢型」の違いは「グランド配線」に有ります。このグランド配線も+-線と同じ線材(3本仕様)にしたのが「贅沢型」・・・(音質が良い)。プラグの根元で3番と1番を接続し、3番と2番線の2本仕様が「省エネ型」。

一度作ったXLRケーブルを再度作り直すのは大変な手間がかかります。今回は1発目のケーブルだったので「皮むき量」(長さ)がチョッと短かった。・・・これが作り直しでは大変な負担になりました。単純に「ケーブル材」が思い通りの位置で止まってくれない。・・・半田付けが大変でした。

夕方完成し、早速自宅システムに入れて「音出し確認」をしました。「音圧アップ」とSN比の向上が直ぐに聴き取れます。音質もこの「贅沢型」が一番良い。グランド線と侮ってはいけない。各機器の「同期」を取る事と「グランド配線にも信号は流れている」と云う事。ほんの少しのサウンド量だが、この「ほんの少しの音」が音質に効いてくる。