Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

DA-1000E-20とPS-1000のヒューズ交換

2012年05月21日 | ピュアオーディオ

CelloのDACのヒューズ交換は先月完了していましたが、ApogeeのDACはまだ交換していませんでした。19日に交換して2日程聴きこんでいました。

Apogee_da1000_ps1000

ヒューズ交換前は「音の粗さ」を感じていましたが、電源部2本、DAC部1本のヒューズを交換してからは「音数の増加」と「艶やかさ」が出る様になりました。ヴァイオリンの音色が随分と上品になり聴き易くなりました。


音質アップも一息入れる

2012年05月20日 | ピュアオーディオ

この頃は部屋中にSPユニットやアンプを広げて、足の踏み場もない状況から脱皮して来ました。「少ない予算で最高の音質を」を目指して「音質アップ」をやって来ましたが、システム数が増えるに従い、平準化の為の費用がバカに出来ない状況になって来ました。

「最後に聴くのは1セット」(最高に良い1セットを聴いたら他は要らない)と自分でも判っていますが、なかなかまだその境地には達していないのかも知れません。1セットに資本の集中をしたらもっと良いサウンドに出来るかも知れません。

現在事務所では、BGM用にBC-Ⅱシステムやデジタルアンプ+超小型SPの組み合わせを使っていますが、殆ど聴かないのが実情。612Aシステムも眠り始めています。JBLの#375を使った「特性JBLSPシステム」(JBL3大ホーンシステム)を聴いてしまうと、他のシステムが聴けなくなってしまいます。そろそろ本当に要るモノと要らないモノを分離する時になっていると思います。

これからは上述3大ホーンシステムのみに資金を集中させて、更に良い音質を目指したいと考え始めています。


オリンパスシステムの音質確認

2012年05月19日 | ピュアオーディオ

A730

A730水平化ケースが来週水曜日に完成するので、その前に現状のオリンパスシステムの音質確認をしています。

A7303

試着確認で出たサウンドが頭の中にこびりついています。A730のノーマルなセッティングを聴くと「生ぬるく」感じてしまいます。音のキレと云い、分解能が桁違いに違う様に感じました。

以前から、「機器のセッティング」は非常に重要だと感じていましたが、ここまで違うと「別の高額機器」に変身したのかの様なサウンドになります。A730にここまでの「潜在能力」が有ったと云う事にもなります。古い機器だとなめてはいけませんね。

他のCDPにも応用できないか?考えています。こちらも実際に実験をして見ないと判らないと思います。材質や大きさ・重さ・響き具合の確認が必要です。多分今回のA730に使った材質で行けると思っていますが、17cmの厚みはチョッとラックに納まりきれません。もう少し薄く軽いモノを試したいと考えています。


サンサーンスのシンフォニー

2012年05月18日 | ピュアオーディオ

今日は久しぶりにCDを楽しんでいます。曲はサンサーンスのシンフォニーです。

Photo

ジャン・マルティノン指揮のシンフォニー全集です。サンサーンスのシンフォニーでは3番の「オルガン付き」が有名ですが、他の曲もかなり気に入っています。このマルティノン指揮の1番~3番は30年程前にLPで入手しています。LPにはノイズは有りませんでしたが、CDではノイズが入っています。

3

シンフォニーは全部で5曲。1番~3番はもちろんですが、番号を戴いていない曲もなかなかの曲です。3番は色々な指揮者のモノを持っていますが、1番と2番が入っているモノが少なく、マルティノン指揮のモノを見つけて買ったいきさつがLPには有ります。

この中で私のお気に入りは2番のシンフォニー。全楽章に渡ってみなぎる「緊張感」と「躍動感」が好きです。年に一度くらいは引っ張り出して聴きます。


A730 水平化ケース試作中(その6)

2012年05月17日 | ピュアオーディオ

今日は朝から仕上げの磨きをかけて塗装屋さんに持って行きました。出来上がりは来週の水曜日との事で、しばらくは手作業がなくなります。

昨日2時間ほど鳴らした印象では、
1)音数が増える・・・別の機械になったかのようです。
2)音が明瞭で非常に細かい音まで分解して聴こえました。
3)周波数帯域的にはそう変化はない様だと思います。
と云う訳で殆どデメリットを感じませんでした。

出来上がりが楽しみです。


A730 水平化ケース試作中(その5)

2012年05月16日 | ピュアオーディオ

6日目にしてはじめてA730をケースに組み込み。音出し確認をしています。新しい機器を購入したのと同じ感覚になっています。

A730_case5

彫り込みの内容は上の写真の様になっています。内側はA730の形状に合わせて斜めに彫り込んでいます。

A730_case8

今回のケースにA730を組み込んだ状態です。奇麗に収まり非常にスッキリしています。

A730_case9

ケースに奇麗に収まっています。ベースがしっかりしていますので「くもりのない音」が出ています。またこの材は非常に「響き」が良いので、出てくるサウンドはスケールアップした様でしかも繊細です。狙っていた通りのサウンドが出ています。音数が増加している(響き成分が音数として加わっている)のと、音のキレが素晴らしいと感じます。

今後は更に細部を仕上げてから塗装に出したいと考えています。塗装色は「あめ色」を考えています。


水平化ケース試作中(その4)

2012年05月15日 | ピュアオーディオ

昨日はじめてA730を持って来て実際に入れてみたが側面の幅が狭く入らなかった。結局その後サンダーで側面を研磨して入るようになったが、今度は掘り込みの深さが足らず、まだ浮いた状態。

結局、底面を1cm以上深く彫り込みをする事となり本日1日を費やした。最後にA730を合わせて見たが、今度は完全にすっぽりとセット出来た。ようやく掘り込みが完了。

A730は斜めに角度が付いているので、その角度に添うように立体的に掘り込んでいます。ケースとベースを合わせたような効果を狙っていますので、単純に「くり貫き」にはしていません。くり貫きなら作業は簡単ですのでこんなに苦労は無いと思います。

木材は「柾目」と「木目」、削りには「順目」と「逆目」が有り、ノミの向きや削りの方向性があります。なかなか思うようには行かないものです。しかし、工作は楽しいですね。今日で5日掛かっています。これから本格的な仕上げに入ります。もう5日かけるくらいの「のんびり」作業で行きたいと考えています。


水平化ケース試作中(その3)

2012年05月14日 | ピュアオーディオ

今日も続けてやっています。粗彫りが終わったので側面の面出しを丁寧にやっています。掘り出した面も良く見ると段差が結構あります。

一応4面の切り出し面をさらえて、A730を持ってきて実際に合わせて見ましたが、側面が一部狭く入りませんでした。ノミだけで追い込んでいくのは難しいと判断して、サンダーを購入して仕上げに使って、研ぎだすようにして合わせています。明日にはほぼ目途が付きそうだと予測しています。


水平化ケース試作中(その2)

2012年05月13日 | ピュアオーディオ

今日で3日目。約300(横)×400(縦)×30mm~90mm(深さ)の粗彫りがほぼ完了しました。ここまで累計作業時間は約20時間掛かっています。これからコーナー部や内側側面の切り出しになります。この作業が非常に手間と時間が掛かります。予定では来週1週間をかけるつもりです。エッジ部になりますので神経を使いますし、丁寧な作業をしないと仕上げに効いて来ます。

これまでに使った工具は、ドリルと平ノミのみ。これからは良く切れる道具が要ります。平ノミは1本刃こぼれだらけになりましたので、砥いで使えるようにします。根気がないとお勧めできません。個人的には「もう少し、もう少し」と思って、食事もトイレも忘れて熱中してしまう性格ですので少しも苦になりません。逆に身体を使って作業するのは楽しいです。

彫り込みをしながらでもケースは音を出します。非常に響きの良い音がします。これなら良いサウンドになりそうだと感じています。


A730の無垢材彫り込み水平化ケース試作中

2012年05月12日 | ピュアオーディオ

A730(D730供用)専用の水平仕様のケースを無垢材を使って、彫り込みで立体的に試作に入っています。昨日・本日と朝から夜まで、食事も忘れてやっています。2日かかってようやく大体の形になって来ました。しかしながらまだ完成には1週間程かかりそうです。11cmも彫り込んで行く訳で大変な作業です。

図面は出来ているのですが、個人的な1台ですし、寸法を決め切らない所も有りますので実際に作ってやるしか有りません。来週末くらいに出来上がれば上出来かも知れません。