Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

Olympusシステムはまだまだ「音質アップ」の進行形だ

2021年11月20日 | ピュアオーディオ

3年前に電源ケーブルやラインケーブル(XLR)を最高級グレードにグレードアップした。当に2000Hrは過ぎている筈なのに、「音質アップ」はまだまだ進行形の様だ。聴く度に音質が上がっている様に聴こえる。ご近所のNさんも毎週来られて、このシステムの音質が上がって来ているのを感じられている。


同じグレードのケーブルにしている自宅システムもまだまだ伸びしろが有ると云う事だと思う。最高級グレードは銀線で有り、その太さは(断面積)は普通では考えられない太さです。更なる伸びしろが有ると云う事は、これから楽しみな部分でもある。どの様に変化して行くのだろうか?

ハイルドライバーについて

2021年11月19日 | ピュアオーディオ


OLYMPUSシステムの中域には、JBL#375+HL88(蜂の巣ホーン)とESS グレートハイルドライバー(amt1の中高域)を使っています。

ハイルドライバーの耐入力は230W有ります。周波数特性は800~25000Hzくらいだったと記憶しています。クロスは500Hzで使っています。

ハイルドライバーの音色は「無色無臭」みたいなサウンドで、#375の様な飛んでくる音は殆どありません。鳴っていないかの如きサウンドです。このユニットを#375と組み合わせると、#375の音が飛んでこなくなり、音は#375特有のヌケ・キレ・ノビが有りながら、左右や前後(奥行き感等)への音の拡散が出来ます。

ゴールドウィングは掃除に苦労する

2021年11月18日 | ピュアオーディオ


JBL3大ホーンの一つ「ゴールドウィング」は掃除をするのが大変だ。時々、アルコール綿で拭いているが、細かい処までなかなか手が回らない。


ドライバーはOLYMPUSシステムと同じJBL#375(2インチスロート)なので、同じ様に使っている。以前はこのホーンから「静流を弾く様な弦楽器の質感」を出していた。この時は、ネットワーク方式だった。ただ1台のアンプで6~7SPユニットを鳴らすのは「低インピーダンス」になり、不安定な音の性だったのかも知れない。


ユニットで一番負荷がかかるのが低域だ。現在はマルチアンプ方式にして、D130のみをディネッセンの「ANTARES」パワーアンプでドライブしている。コーン型ユニットにはTR型パワーアンプが合う。管球式では「立ち上がり・立下り」の反応が一瞬遅れて来る。この辺を「味」として捉えるかはオーナーの好みの範疇だろう。

なかなか進まないサブシステムの処分

2021年11月17日 | ピュアオーディオ


「処分する」と決めていながら中々進捗しない。その原因は「ウォーキング」に忙しくて、なかなか時間が作れないでいる。毎日3万歩以上歩いているので、4時間以上かかっている。


エレキギターはエントリークラスの2台を処分した。写真に写っているVOXのコンボアンプは処分したいと思っているが、いつでも可能なので少し考えている。


2段重ねのスピーカーが無くなれば、処分が早くなるかも知れない。音が出無くなれば必然的にソース機器やアンプ類も使えなくなる。思い切りが必要ですね。

毎日2つのメインシステムを聴いている

2021年11月16日 | ピュアオーディオ


毎日、2つのメインシステムを聴いている。自宅システムも良くはなったが、さすがにオリンパスシステムには敵わない。オリンパスシステムも自宅システムも「独自の世界」を築いている。個人としては十分満足している。


プリアンプとチャンデバがアキュフェーズ製であるが、FXヒューズに変えている。電源ケーブルやラインケーブルのグレードが高いので、同じ機種を使っておられる方のサウンドとは随分違ったサウンドになっている。


自宅システムを聴き出すと止まらない。いつまでもその場を動きたくなるような感じだ。個人的にはD130の「軽く弾む低音」の方を気に入っている。結構奥深いサウンドを出してくれる。もうオーディオ装置をいじる事はないだろう・・・と思うが、虫が騒がない事を願うのみ。

ノイズで困っていたギターの原因が漸く分かって来た

2021年11月15日 | その他


写真に写っている黒色のエレキギターは、内部配線をスーナー社の銀線にしましたが、ノイズが有って困っていました。色々原因調査した結果、INPUTの端子の接触不良だと判断し、接点復活剤を使って見ました。

当日は、へんてこなノイズが出て、困ったな?と思っていましたが、1日置いて確認すると、かなり良くなっていました。2日経ってからは更に良くなり、ノイズが皆無状態まで持ってこれました。いずれ、パーツ交換刷る事になるでしょう。このギターを自宅の居間での練習用にしたいと思います。

DECCAのリボンツイーター(SW8)

2021年11月14日 | ピュアオーディオ


マーク・レビンソン氏が世に送り出した「HQDシステム」は数千万円もする代物だった。低域はハートレーの46cmウーハー、中域はクウォードのDSLのWスタック、高域にDECCAのリボンツイーターの組み合わせ。更にアンプ類も組み合わせられていた。貧乏な若いオーディオマニアは指をくわえて見ているしかなかった。HQDシステムの「D」(DECCA)に使われていたツイーターがSW8なのです。



DECCAのリボンツイーターはDK-40,DK-30が単体で販売されていたが、レビンソン仕様のリボンツイーターが販売されていたのを知ったのは、50歳をすぎてから。ゴールドウィングの上に載っている「黒い箱」がレビンソン仕様のDECCA SW8 と云うリボン型ユニットです。色は黒と白が有ります。



DK-30も購入して聴いて見たが、ホーン鳴きを何とかしないと使えないと思った。それに対してSW8は7KHzのネットワーク内蔵式なので、簡単に取り付けて使う事が出来る。ホーンが無いのでホーン鳴きがない。美味しい所だけ使う事が出来る。

最大の特徴はその音質・質感だろう。レビンソン氏がDSL×2と組み合わせたのは必然だったろうと思う。ヴォーカルやヴァイオリンの「音色」が「生気」を帯びて艶やかに鳴るのです。1セット目を手に入れてから後2セット揃えるのに5年かかった。更にもう1セット購入した。最後の1セットはご近所の常連さんが欲しがったのでお譲りしたら、リボンを3個も飛ばされたので回収しました。

Nさんに高域用プリを使ったサウンドを聴いてもらった

2021年11月13日 | ピュアオーディオ


近所のNさんは、高域用プリを使う前のサウンドを聴いていらっしゃいます。そこで、高域用プリを導入後のサウンドを聴いていただきました。随分と音の雰囲気が変わりました。


高域が開放的に鳴るので、サウンド全体の「見通し」が良くなった事と、低域の重心が下がって、軽く弾む安定したsoundになったのを確認していただきました。

Nさんも高域用SPケーブルを自作され、自分のシステムも完成になったと云っておられました。Nさんも「オールスーナーケーブル」で統一されています。先週、私もNさんのシステムの最終形を確認していますので、安心して楽しめるsoundになったと思っています。ヌケ・キレ・ノビが有って、音のエッジが立って爽やかに抜けて行きます。私のシステムに比べて、ケーブル類のグレードが違いますので、同じ音にはなりませんが、一般の方ではたどり着けない領域のサウンドにはなっていると思います。

OLYMPUSシステムの高域用パワーアンプ

2021年11月12日 | ピュアオーディオ

OLYMPUSシステムは3ウェイマルチアンプにして使っています。高域用のGE6550シングルアンプについてはあまり紹介していませんでした。


GE6550球はGEC KT88とも互換性が有ります。


カバーを取るとこんな格好になります。元々は、三栄無線のキットです。組み上げて中古で出ていた物を某オクで購入しました。


内部配線を当方の作成した特殊な銀線で配線をやり直しています。そのおかげで、高級TR型パワーアンプよりSN比が良いです。音数も一般のアンプでは敵いません。以前内部配線をWE16Gで配線されたKT88ppパワーアンプとドライブ力や音質を比較した事が有りますが、このシングルアンプには敵いませんでした。ALTEC604系のSPを軽々とドライブします。高域用アンプにしたのは、GE6550球の高域が爽やかだからです。高域用アンプだからと云って決して手抜きはしていません。

自宅システムのスピーカー

2021年11月11日 | ピュアオーディオ


自宅システムは、サンスイSP-707Jのバックロード箱を使っています。ウーハーはD130です。オリジナルは8Ω品で後期型ですがコルクガスケット(初期型)の16Ω仕様品に交換しています。8Ω品より音質が良いです。


箱の内部にはD130の他に175DLHと#2405ツイーターを入れています。175DLHはツイーターとして使っています。箱の上には#375+HL89(ゴールドウィング)とグレートハイルドライバー、DECCAのリボンツイーターを使っています。


3ウェイマルチアンプシステムにしています。クロスは650Hz、6.5KHzにしています。本当は500Hz・7KHzにしたかったのですが、SONY TA-4300Fでは出来ません。



OLYMPUSシステムは「バスレフ型」、自宅システムは「バックロード型」、もう一種(息子宅)ではWフロントロード型と、箱(エンクロージャー)の方式を変えています。その点で、バックロード型は「後から音が付いてくる」等と云われていますが、箱臭さが少なく、ダイレクトに前に音が出て来ます。バックロードホーンの方からは「奥行き感」みたいな音の出方で、音の厚みを付けてくれるようです。意外と癖の少ない箱です。サンスイオリジナルの内部配線は余りにもショボくて、当方オリジナルの最高峰グレードの内部配線に交換しています。内部配線のグレードが違いすぎるので、サンスイオリジナルのSP-707Jのサウンドとは別物に仕上がっています。自分の求めるサウンドでなければ意味が有りません。