Kオジサンの新・山歩きの記

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隠れた里山   武 儀 権 現 山 (524.6m) 

2016-05-19 23:02:20 | 山遊すずらん会

各務原歩こう会が4月で解散となりました。折角、これまで山を続けてきたのだから、これで解散にするのは惜しいと言う声が残党?(笑)の間から出ました。
それで、山の同好者同士で、結成したのが「山遊すずらん会」です。
この度、第1回目の山行として関市武儀町の権現山に行ってきました。権現山は各地に有ります。ここの権現山は地図上で「権現山」の表示となっていますが、他の山と区別するため武儀を付けました。
手元にこんなに楽しい岐阜の山旅100コースが有ります。美濃上と美濃下に分かれていて、150コース近くが掲載されていて、美濃地域の山々を網羅しています。しかし、そのような状況でも取上げられないようなマイナーな山です。
登って見ましたら、整備されてから歳月が経ちベンチが朽ちていたりするのですが、巨岩や滝が有ったりする面白いコースでした。



登山口に設置して有った手作りの案内図です。
登山口から左へ登り、時計周りで周回してきました。




8:56
山に登る準備をしています。
道路わきに停めたのですが、右側は倉庫と言うか物置のような場所でした。タマタマ、この日は舟を取りに来たのです。

車をもう少し前か、後ろに停めれば良かったのですが、迷惑をかけてしまいました。お詫び申し上げます。




9:09
登り初めです。
手作りの標識が設置して有ります。




9:17
登山道入口の標識。
標識に従って進んでいきます。



9:18
登り初めに、少し急な登りがありました。




9:23
少し登れば、歩き易い道に変わりました。




9:25
松葉が落ちた登山道です。
フカフカの感触。
ぶ厚いジュウタンを踏んでいるように感じました。




モチツツジが晩期を迎えていました。




9:36
随所に設置してある指示標識。
標識に従って進みます。




9:39
だいぶ、登ってきました。
あの方角が山頂です。新緑が眩しいです。




9:47
良い感じの人工林。
良く手入れされた桧林です。




カンアオイだと思います。
間違っていましたら、お許し下さい。
カンアオイが生えていると言うことは、ここにギフチョウが居ると言う事です。




10:05
尾根の広場に着きました。
ここで小休止です。



10:16
広場からは尾根を通過します。
左が崖になっている箇所ですが、「危ない」のプレートが下がっていました。





イワカガミだと思います。
もう、花の時期は過ぎていました。
瑞々しい葉の色。プラスチックのサンプルのような姿の葉です。




10:20
手づくりプレート。




10:22
今日のKオジサンの後ろ姿です。




10:23
尾根を歩きます。




10:31
もう直ぐ山頂ですが、ここからは、急な下りを降ります。




10:35
下って登ってとなります。
次は登りで、「急な登り坂」のプレートが下がっています。



10:42
もう直ぐ、山頂です。




10:43
ここは社跡地の標識です。
ここにお社が有ったのでしょう。と言う事は信仰の山だと言えるのでしょう。




10:43
山頂に到着です。




11:20   11:23
山頂に有った丸太のベンチ。
朽ちて来ています。その事が、地元が整備してきた歴史を物語っています。




11:21
山頂からの南東の眺望。
眺望が利くように伐採して貰えていることは有り難いことです。




11:22
山頂でランチタイムを終え、下山にかかります。




11:28
良い雰囲気の桧林です。





下山道。
随所に指示標識が設置して有ります。



12:01
下山中に見かけたツルの植物。
Yさんは、ツルアジサイではないかと言っていました。





丸太の橋。
1人1人、渡ります。




12:14
大きな岩。
人の大きさと比較して見ると、岩が巨大な事が判ります。




12:21
先に進むと危険ですのでここで撮影しました。
落差の有る滝が有り、上から覗いた形になりました。



12:23
こちらは「あぶない」のプレートが下がっています。



12:29
下山して来ました。
別荘のような家屋が有ります。




12:29    12:33
乙女滝入口の表示と乙女滝に進む途中の岩で、穴が有ります。雨宿りが出来るような岩です。





12:40    12:43
アスファルトの林道まで降りてきました。
道の横に古くなったシイタケの原木が置いて有ります。
シイタケ採取が終わった木です。
残り物で、シイタケが出ていたら獲っても良いようでした。でも、まともなものは有りませんでした。




12:46
アスファルトの林道まで下山して来ました。
車を停めた場所までは、もう少しです。




感想
タイトルで、隠れた里山と付けましたが、隠れた名里山と言っても良いような山でした。グルッと周回して来る事が出来ましたし、山の標高が高く無く登り易い山でした。尾根に出た場所や山頂に丸太を使ったベンチが有りましたが朽ちていました。それだけ、この山が整備されてから歳月が経つことを物語っています。沢に架けられた橋が古くなっていましたが、所々、新しい丸太に替えられていました。何箇所も指示標識が有り、役立ちました。それらも地元の人達がお世話してくれたものだと思います。山頂で南東と北東方向の眺望が利きました。このような状態も、人々の世話に寄ることだと推測します。このような状態に保ってくれて、ありがたいと思いました。
大岩が有ったり、滝が有ったりとコース的にも面白いと思いました。ウグイスや野鳥の鳴き声を耳に市ながら登りました。春ならイワカガミやショウジョウバカマを目にする事が出来る、自然に恵まれた山です。

初夏のような陽気の中を歩きました。良い里山だと思いました。
これだけ、良い山でも案内表示が有りませんでした。関市が入口にロードサインを付けるなどして、周知に努めれば、登る人が増えることと思いました。轡野と言う地域から登りにかかりました。

今回、参加者が8名で、Mさんがリーダーを勤めてくれました。片側が崖となっているような箇所では注意をしてと、声を掛けていました。丸太橋を渡る時は、先頭で渡った後に後方に注意を払っていました。下山した来て、このような行為は良いことですよと言葉を掛けました。


おまけ

帰りに、権現山の近くに有る日龍峰寺 高澤観音へ寄って来ました。
美濃の小清水寺と呼ばれてるお寺です。
高い舞台からは良い眺望でした。

コメント
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