Kオジサンの新・山歩きの記

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青春18キップで奈良へ 北・山の辺の道の北コースを歩く JR帯解駅~奈良町へ

2015-03-30 23:55:10 | ウオーキング

最初に山の辺の道の天理~桜井までを歩いたのは2013.03.29のことです。http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/6ac1fbfe32533f4fcbf22a3e52f95711
その時は団体列車で近鉄天理駅で下車して近鉄桜井駅までをフリーにウオーキングするというものでした。
2014.12.07JR帯解駅から近鉄天理駅までの北・山の辺の道の南コースをボランティアに案内されながら歩きました。http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/ed732c8c07a22c1dfd8f14ec68ebd32e
いずれのコースもクラブツーリズムのツアーで参加した者であります。北・山の辺の道の北コースが残っているので、歩いてみたいと思っていました。
しかし、クラブツーリズムで出掛けたようなツアーは募集していませんので、自分で立案して実行に移しました。経済的に行ければと思っていまして、18キップが使える時期に実行しました。

JR帯解駅(10:23) ― 帯解寺(10:25~10:31) ― 円照寺(10:59) ― 
崇道天皇陵(11:09) ― 白山比神社(11:21) ― 不動明王堂(11:48) ― 
白毫寺口(12:23) ―  白毫寺(12:27~13:14)  ― 白毫寺口(13:18) ― 
新薬師寺前(13:30) ― 庚申堂(14:01) ― 奈良町物語館(14:03~14:12) ― 
奈良町からくりおもちゃ館(14:15~14:25) ― JR奈良駅(14:48)     


JR帯解駅から前回歩いた円照寺に向かい、前回とは逆方向の北に向かって歩き始めました。いきなり、登り坂を上るのであり、カミさんを歩かせるのに、躊躇しましたが何とか歩き出せました。
このコースは所々に溜池があり、猪除けのフェンスが備わっていました。また、竹やぶが何箇所か有り、好い雰囲気でした。北・山の辺の道のコースの後半は歩いたことの在るコースとなるので、コースを変更して「ならまち」に向かいました。
桜が咲き始めた良い気候の中を歩くことが出来ました。



今回、歩いたコースです。近鉄の「てくてくまっぷ」に沿って帯解駅をスタート。白毫寺から新薬師寺前へ向かいました。
新薬師寺からは下の地図で示したように「ならまち」に向かい、そして奈良駅に到着しました。



京都駅8時49分発の奈良行き区間快速です。
奈良線の8番ホームへ入線してきました。




この列車は国際列車?
国際列車かと思うほど多くの外国人が乗車していました。宇治くらいで下車するかと思っていましたら終点の奈良まで乗っていました。人数は20名ほどです。みんな、耳にイヤホーン着きのレシーバーをつけています。
左のハエタタキのようなアンテナを持っているのが金髪のガイドで、発信機を持っています。これなら、ガイドするのに大声を上げなくても済みます。これだけの人数をバスに乗せて目的地に向かえば、簡単に行けますが、少しでも安く行きたいと言う事でJRにしたのでしょう。彼らはスーツケースを持っていませんでしたので、奈良までの簡単な日帰り旅行なのでしょう。



こちらは中国人のグループ。
中国語が飛び交っていました。




奈良駅に着きました。
ここから万葉まほろば線に乗ります。
桜井駅行きの列車ですが、入線して来たばかりで行先表示が変わっていません。




(10:23)
JR帯解駅
に着きました。
ここで下車したのは私たちだけでした。

ワンマン列車だったのですが、運転手は私たちのキップを見ようとも、しませんでして、勝手に降りて行けと言った感じでした。




帯解駅の近くの帯解寺に寄りました。
帯解駅の名前がこの帯解寺に寄るものでしょう。




境内に産後のお礼や子が授かるよう祈願する絵馬が下がっています。




左はシダレザクラ。右はソメイヨシノでしょうか。ソメイヨシノにしては大きな蕾です。
シダレザクラは数輪が咲き始めています。ソメイヨシノは今にも咲きそうな状態です。




女性が社務所の方を向いています。
ご主人と赤ちゃんが一緒で、ご主人がダッコしていました。
この女の子に弟か妹が生まれたのです。




円照寺に向かいます。
石の道標の山村御殿は円照寺のまたの名です。
古い石柱で下の方が読み難くなっています。




円照寺に向かって歩きます。
北の方に若草山が見えます。




(10:51)
円照寺の門です。
円照寺はこの参道の奥に有ります。



参道を歩きます。
桜がチラチラと咲き始めています。




この石柱から先が北・山の辺の道の北コースとなります。
石柱に、こちら向きに字が刻まれて居ますが、反対側には刻まれておらず、ここがコースの入口だとは、分かり難かったです。




お地蔵さんが沢山並んでいるお堂に来ました。




雰囲気の良い竹林を歩きます。




溜池に出ました。
カモが数羽いましたが、近いうちに帰るのでしょう。




イノシシ除けでフェンスが設けられています。
戸を開けて通り、通った後は閉じておきました。




今回、歩いた中で唯一、目にした無人販売でした。
竹炭を作っているのでしょう。




ウメが真っ盛りと言う感じです。




こちらには土筆が沢山、生えています。




(11:28)
昔ながらの道なので曲がりくねった道となっています。




この標識から山の中に入ります。




山の登り坂。
カミさんは辛そうでした。




不動明王堂です。




(11:48)
竹林の中を歩きます。




横たわった竹が朽ちかけています。
竹林と言うよりも竹藪と言う感じです。




ここでも、フェンスを開けて通り、閉めて置きます。






ビニールハウスの横を歩きます。
ハウスの中はバラでした。




白毫寺口へ来ました。
この先。正面が白毫寺です。




白毫寺の境内に入ります。




(12:30)
石段を登ります。
剥がれ落ちる土塀。
その土塀が、かえって趣があります。




この受付で拝観料を払い境内へ入ります。




奈良の町が一望できます。




展望の利く場所です。
右の方に興福寺の五重の塔が見えます。




サンシュユ。
アップで。




本堂の前。
これから拝観させてもらいます。




五色の椿。




今が真っ盛りのシロモクレン。




(13:12)
これから白毫寺を出ます。
前方に奈良の町が見えます。




沢山落ちた椿の花。

白毫寺を出ました。
関西花の寺。十八番と言うだけ有って、色々の花が有りました。
この寺は「五色の椿」が有名なのですが、丁度、椿の時期に来れて良かったです。



近くに若草山が見えるようになりました。




山の辺の道の石柱と右側は新薬師寺。
北・山の辺の道を歩くのは、ここまでとし、ルートを外れて「ならまち」に向かいます。




一期一会の出合い。
左側の男性は白毫寺のベンチでランチをしていた時に話しかけて来た男性です。
東京に住んでいて、西ノ京辺りのお姉さんのところに来ているのだそうでした。この白毫寺への道が好きで、奈良駅から歩いて来たと話していました。また、帰りも奈良駅へ歩いて行くと言っていました。
右側の女性は白毫寺口辺りから私たちの後ろを付いて、歩いて来た人です。
お墓参りの帰りだそうです。
白毫寺口辺りで声を掛けられました。私たちは新薬師寺に向かうと言ったので、後に付いてきました。
何でも、知人にこの辺りを歩くと好いよと勧められて来たのだそうでした。
新薬師寺まで来て、彼女と言葉を交わしたのは高円高校の読み方です。白毫寺の展望台の展望図に「高円高校」が描かれているのを見て、知っていました。その呼び名を分からなくて聞かれたのです。宮様の名で、タカマドノミヤと言う宮家が有るので、違っているかも知れないけれど、タカマドコウコウじゃ~無いでしょうかと話しました。
小さな旅をしていて、人と触れ合う事が出来ました。こう言う事が出来るのも旅の面白さです。



道端に有った奈良町観光案内図。
この地図は北が下側になっています。




(13:37)
古い煉瓦の塀。
北京のフートンのような印象を受けました。




「ならまち」へ入ってきました。
道がクランク状になっています。
こう言う道も防衛上からなのでしょうか。



真っ直ぐの道ではありません。




砂糖傳と言う店。




砂糖を商う店です。
後になって、この水あめを買って来れば良かったと後悔しています。




こちらも、真っ直ぐ無い道。




庚申さんへ来ました。




奈良町資料館に入ります。




館内に色々のものが展示して有ります。
これはお水取りの松明です。




身代わり猿のお守り。
館内で販売しています。




(14:15)
次に向かったのが、奈良町からくりおもちゃ館です。




こちらは館内です。
この後、座敷に上がりこみました。




小坊主が鐘を打つというおもちゃ。この箱を360度。1回転させました。
反対にすると仕掛けが分かりました。砂が流れる仕掛けで、獅子脅しのように砂が溜まると鐘を打つ仕掛けでした。へーと感心しました。




こちらはウチワ。
顔の表情が変わります。




キコリが木材を切る仕草をする、動く人形です。




こちらは餅着きをする人形。
外国人の観光客に動かして見せていました。

色々の面白い動くおもちゃが揃っていました。
孫を連れて来たいと思うのはジジ馬鹿でしょうか。
とても、素朴なおもちゃが揃っていました。
今時のゲーム好きの子供は興味を示さないでしょうか。





奈良町からくりおもちゃ館をでて奈良駅に向かいます。




(14:46)
奈良駅まで歩いて来ました。


最期に
今回のコースを大別すると山の辺の道のコースと奈良町のコースとなります。過去の2回はクラブツーリズムの団体列車を使ったツアーでした。洋服に例えるなら、ツアーで行くのは既製服です。自分でプランを練り、行くのは注文服です。既製服には既製服の良さがあり、注文服には注文服の良さがあります。踏破してみて、そんな面白さを感じました。

今回のコースの寺で著名な寺は白毫寺位ですが、コース的に竹林の中を歩く良さを感じました。京都の嵯峨野に竹林が有って人々が訪れますが、沢山の人が訪れて喧騒な雰囲気となってしまっています。今回のコースを歩いていて、嵯峨野が浮かびました。こちらの方は落ち着いていて、好い雰囲気を味わえると思ったのです。

白毫寺に寺の号として、高円山と書かれコウエンザンとふり仮名が振って有ります。白毫寺の裏手には高円山が有ります。思いがけず、投げかけられた言葉が「高円」と言う言葉でした。一期一会の出合い。そんな面白さも感じました。

今回、帯解駅から奈良町まで歩きましたが、下の地図に有るように、JR檪本駅から飛火野辺りまでの中央部のみを歩いてみるのも面白いでしょう。

溜池の横に掲示されていた北・山の辺の道の地図です。

春の時期になって、いい気候となりました。
北山の辺の道の北コース。
とても、面白かったですし、楽しめました。





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歴史街道を歩く会 3月例会  古市参宮街道から ~ 内宮へ

2015-03-28 21:08:00 | ウオーキング

「歴史街道を歩く会」の3月例会に参加しました。2月例会は外宮まででしたので、その続きを歩きました。四日市の日永から回を重ねて歩き、いよいよゴールの段階となりました。
古市参宮街道を歩きましたが、曲がりくねった道で街道の雰囲気が有りますが、ほとんどの建物が残っておらず、ここがかつての歓楽街だったとは想像できませんでした。
この街道は東海道膝栗毛の弥次さん喜多さんも歩いたようです。

古市 備前屋跡 ― 油屋跡 ― 長峯神社 ― 麻吉旅館  ― 古市参宮街道資料館

常夜灯 ― 牛谷坂  ― 宇治惣門跡 ― 猿田彦神社  ― おはらい町  ― 内宮



バスの中で。
今日歩くコースの資料です。
しっかりした内容に仕上がっています。



古市参宮街道 ガイドマップ。
修道まちづくり会 発行より出典

古市  これからスタート。

古市でバスが停まり、これから歩きます。



各家々に古市参宮街道の布が垂れ下がっています。



備前屋跡の石柱。
折角、石柱が立てられていても、金網が邪魔しています。

油屋跡

左は芝居小屋跡の石柱です。
右は油屋旅館の跡です。柱の右側に3輪バイクが措かれていて、碑文を読むのに邪魔していました。



曲がりくねった道。
かつて街道だった事を想像出来ます。

長峯神社

長峯神社の解説板。
みんな、解説文を読んでいます。

麻吉旅館

麻吉旅館の説明板。



麻吉旅館。
古市に何件も旅館が有りましたが、ここ、麻吉旅館は唯一、今でも営業している旅館です。



渡り廊下で旅館が結ばれています。



石段を下りていきます。



独特の空間。
まるで江戸時代にタイムスリップしたように感じれる風景です。



下から上を見上げました。
崖を利用した特別な構造となっています。



中之町掲示板。
掲示板の中には、かつての旅館の写真が掲示してあります。



旅館の写真をアップで。

古市参宮街道資料館

伊勢市が設置した資料館。



これから館内に入ります。



開館してから歳月が経過しているのでしょうか。
展示して有るものに埃が被っているようなイメージがしました。



館の職員が説明してくれました。



館内に掲示されていた遊郭の説明。
人身売買を肯定するような著述が有るが、何年頃に書かれたものだろうか。昭和の時代ならまだしも、平成の時代にはそぐわないのではないかと思う。




資料館を出て内宮に向かいます。
反対側からザックを背負ったグループがやってきました。
一人が熊野古道の冊子を持っていました。その方向から来たのでしょうか。

常夜灯 

東京神田の豪商が寄進した常夜燈。
横に油屋の文字も有りました。
戦前に設置したものだろうか。

牛谷坂

牛谷坂 を下って行きます。
ソメイヨシノの枝にチラホラと咲き始めていました。


宇治惣門跡 

宇治惣門跡です。
この場所に門が設置してあり、明治維新まで番屋が設けられていたと有ります。

猿田彦神社

猿田彦神社まで来ました。



本殿。
これからお参りします。



パワースポットなのでしょうか。
小銭を供えたり手の平で触れています。

おはらい町

おはらい町。
この先が大鳥居です。

とうふや

一旦、解散しそれぞれ自由に昼食を取り、大鳥居の前に13時15分に集合です。
私は寄りたかった「とうふや」に向かいました。
混雑していて、名前を書き、外で待ちました。



とうふやのメニューです。



注文したのはビールとアナゴ丼です。
ここのアナゴ丼が食べたかったのです。
アナゴが柔らかく、山葵を付けて食べます。
味にインパクトが無く、想像した程の味では有りませんでした。寿司屋のアナゴ寿司の味を想像していたのです。

こんな事
私のテーブルは1人だけの向か合いの席でした。
右側は4人の家族連れ。左は3人の家族連れでした。男性ウエイターが左側のテーブル席にお茶のお替りを運んできました。
私は食事を終えてしまった時でした。男性と視線が会いました。私がお茶のお替りを頼まなかったのに、お茶を持って来てくれました。でも、もうレシートを持ってレジの所に足を運んだタイミングでした。
男性が気を利かせて運んで来てくれたのです。
客が直接お茶を所望しなくても、運んで来てくれた気働きに、ありがたいと思いました。
「目は口ほどにモノ言う」と言う言葉があります。タマタマ、客と視線が合った。
このような接客姿勢の店でした。神宮の大鳥居からは離れた場所の店ですが、これからも繁盛すると思います。実際、入口に自分の名を書き、待たなくてはならない繁盛店です。
この店に友人と行った事が有りますし、カミさんと出かけた事が有ります。また、行きたくなる店です。





おはらい町

おはらい町を歩きます。



藤屋窓月堂。
ここでドラ焼を買いました。



大鳥居が近づくにつれて、凄く混雑してきました。
食べ物屋の前では列が出来て居ます。
先の方で食事を済ませて来た事が良かったのかも知れませんでした。



大鳥居の前。
ここが集合場所です。



ゴールと言う記念すべき回です。
みんなで記念写真に納まりますが、写真用の表示用紙が準備されていました。

内宮

内宮に入りました。



正殿に進みます。



正殿の下。
この先は撮影禁止となっています。



参拝を終わって裏に廻ります。
式年遷宮が終り、更地となっています。


大鳥居に戻って来ました。



バスが駐車場で待っていました。
バスへ向かいます。



曲がりくねった参宮街道を歩きました。
江戸時代の旅人はこの街道を旅したのですが、信仰だけでなく精進落としを楽しみにして全国からやってきたのではないでしょうか。


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歴史街道を歩く会  2月例会  尾崎咢堂記念館 ~ 外宮へ

2015-02-28 23:23:40 | ウオーキング

「歴史街道を歩く会」と言う会があります。その会の2月例会に参加させて貰いました。この会はこれまでも回を重ね、各地の古い歴史街道を踏破しています。
そのような会の2月例会に参加させて貰いました。前回も参宮街道を歩いたのであり、旧桜の渡しまでを踏破しました。今回はその旧桜の渡しの上流に在る旧柳の渡しがスタート地点でした。旧柳の渡しをスタートする前に、すぐ横の尾崎咢堂記念館を見学しました。


尾崎咢堂記念館 ― 旧柳の渡し ― 渡会橋 ― 筋向橋  ― 梅香寺 ― 
小西萬金丹 ― 御師龍太夫邸跡  ― 月夜見宮 ― 外宮 ・・・・ 倭姫の宮



(公社)伊勢市観光協会のパンフより出展。
今回、歩いたコースです。
距離的には3キロほどでした。


最初に寄ったのが尾崎咢堂記念館。
バスがすぐ横まで来てくれました。



これから尾崎咢堂記念館に入ります。



ヒゲの男性。
館長なのでしょう。
館内で尾崎咢堂の事を色々と説明してくれました。



尾崎咢堂の年譜その1.



尾崎咢堂の年譜その2.



館内には咢堂五訓と、柱に表示してあります。
力闘によらず、理闘によって解決せよ。暴力では解決しないと言う事ですね。
明治の時代に世界連邦を設立すると言う思想が素晴らしいと思います。



軍部の台頭につよく反対したと有ります。
2月26日はつい、先日の事であります。2.26事件の時に、反乱軍の将校から重要人物として目標にされたのではないかと推察します。



館を出て歩き始めました。
ここは旧柳の渡しの跡です。



渡会橋を渡ります。
橋の上は、吹く風が冷たかったです。



ロードサインに外宮まで1.3kmとなっています。
左折すると参宮街道となります。



筋向橋に来ました。
この場所は街道が交差するところです。
川が暗渠となり、欄干だけが残っています。
土佐のはりまや橋のようです。



梅香寺に来ました。



社務所の前に2本の梅が有ります。



左側が白梅で右側は紅梅です。
白梅は少し咲き始めていましたが、紅梅は蕾の状態です。



街道沿いに有る萬金丹です。



左は店に有る年代ものの看板です。右は萬金丹の由来が書かれていました。



月夜見宮へ来ました。
入口の前には大型バスが停車していました。



これから月夜見宮に入ります。



月夜見宮へ来ました。
折畳み椅子が100以上並んでいます。



境内の大きな木。



圧倒されるような大きな木をアップで。
冬の時期でも葉が落ちていません。
何と言う種類の木か、分かりませんでした。


真新しく、白木の月夜見宮。



私たちが境内にいて、団体が訪れました。
先ほどのバスの団体でした。
私たちが月夜見宮に来た時、バスの車内はカラでしたので、何処か別の場所に寄ってからこの場所に来たのでしょう。ガイドが説明していました。
折畳み椅子が沢山並んでいますが、今夜遷宮が行われるのだそうです。
暗闇の中で厳かに執り行われるのでしょう。


帰りに買った赤福の中に入っていた「伊勢だより」です。
月夜見宮が今日、遷御を迎えると書かれています。



月夜見宮から外宮に向かいます。
歩いている道は神路通で神様が通られる道です。



外宮の正面まで来ました。



玉石を踏みしめて御正殿に向かいます。




左側が御遷宮で移られて新しくなった御正殿。右は移られた跡で、更地になっています。



更地となった跡地。
移られた跡の土地で古殿地と言われるようです。


これから御正殿に向かいます。



まだ、新しい「せんぐう館」。



これから「せんぐう館」に入ります。



「せんぐう館」に入りますが、この先は撮影禁止でした。



せんぐう館のパンフから出展。
外宮正殿を実物代で再現しています。その大きさに驚き、立派さに凄いと思いました。


バスに戻り、倭姫宮に来ました。
倭姫宮に向かう前に、バス停に止っている路面電車型のバスを見かけました。
かつては、伊勢市内を路面電車が走っていて、その電車を再現したスタイルにしたと何かで読んだ気がします。


これから倭姫宮に向かいます。



倭姫宮に来ました。
この倭姫宮も御遷宮が終わったところで、左側は更地となっていました。
ネットで見ましたら、この更地。古殿地と言うようです。


「歴史街道を歩く会」に一緒させてもらいました。これまでに外宮に参拝した事が有り、風宮や土宮は知っていましたが、月夜見宮は知りませんでした。月夜見宮と外宮を結ぶ道が神路通だと知る事も出来ました。
歩き始める前に尾崎咢堂記念館を見学しましたが、尾崎咢堂と言う名を聞いてもピンと来ませんでした。館の中で説明を聞いて尾崎咢堂は尾崎行雄で、東京市長を務めていた時、アメリカ・ワシントンへ桜の苗木を贈った人だと聞き、そうだったのかと思えました。なお、その返礼でアメリカハナミズキが寄せられたのだそうです。
尾崎咢堂は初めは学堂と名乗り、愕堂と改め、そして後に咢堂となっています。
ここ、伊勢市川端町への縁は13歳から14歳にかけて過ごしたと資料に有りました。





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クラブツーリズム専用列車「かげろひ」で行く北・山の辺の道ハイキング ~奈良から天理~

2014-12-07 23:54:51 | ウオーキング

クラブツーリズムが主催する北・山の辺の道ハイキングに参加しました。13.03.29に南のコースを歩きましたので、次は北のコースを歩いて見たいと思っていましたところ、クラブツーリズムの冊子に開催するとあり、早速応募しました。

JR帯解駅(11:17) ― 円照寺(11:47~11:56)  ― 弘仁寺(12:56~13:40) ― 
白川ダム(14:04)  ― 名阪国道下(14:27) ― 石上大塚古墳(14:41) ― 
豊日神社(15:15~15:18)  ― 石上神宮(15:39~15:50) ― 天理教本部前(16:11)
― 近鉄天理駅(16:38) 


近鉄名古屋駅に集合です。団体として、纏まって改札を通過しました。プラットホームで待つこと、しばらくして電車が入線です。
専用列車「かげろひ」で天理へ向かい、近鉄天理駅からJR天理駅でへ乗り換えです。JR桜井線には10分程乗車し、JR帯解駅前からウオーキングがスタートしました。
今回の参加者は45名でして、帯解駅をスタートする前に3班に班分けをして、ボランティアガイドが1人づつ付いてくれました。


主催者から渡された地図です。
帯解駅から東に進み、山の辺の道を北から南に歩きましたので、向きを立てにしました。
この地図は歩いたコースは判りますが、近鉄で無料で貰える地図の方が判り易いです。
http://www.kintetsu.co.jp/zigyou/teku2/pdf/nara08.pdf



近鉄名古屋駅です。
朝7時が集合時間でした。
添乗員が参加者を点呼しています。



「かげろひ」が近鉄名古屋駅の2番ホームに入線してきました。団体専用列車です。



列車に乗りました。
今回の参加者は45名です。座席に余裕があり、1人で2人分の座席を占めて座って行く事が出来ました。



近鉄天理駅に到着しました。
途中。桑名駅、四日市駅、津駅で乗客を拾って行きました。その他にも名張駅では運転手や車掌の交代が有りましたし、何回も特急に追い越されました。特急に追い越される運転停車は仕方が無いですが、車掌からのアナウンスが有りませんでした。
名古屋駅発が7時22分で天理駅着が10時39分です。3時間余まりの時間を要しました。



近鉄天理駅に着いたかげろひ。
乗客が降りてきます。

この後、JR桜井線の天理駅に向かいました。
天理駅はJR桜井線が南北に走り、近鉄天理線が接していて、Tの字をしています。
この駅で、近鉄線からJR線に乗り換えです。



近鉄線からJR線に乗り換えました。
2両編成の奈良行き電車が入線してきました。



帯解駅に到着です。
電車はワンマンの運行で、最前部のドアしか開きません。車体に菊などが描かれて居ますが、他線区で使われていたのか、古そうな車両です。
跨線橋を渡り駅舎の出口に向かいます。



帯解駅の前です。
ここからウオーキングのスタートですが、3人のボランティアガイドが付いてくれます。
参加者が45名でして、3つの班に分けられました。

帯解駅前で3人のボランティアガイドと対面しました。最初に顔を合わせたわけでありますので、3人のボランティアとツアー客との対面式のようなものを持ち、ボランティアの1人が2人を紹介するなどの事が在ると良いのではと思いました。3人の中にリーダーが存在しないように感じました。




ボランティアガイドが先頭で帯解駅をスタートです。

横に広がってのウオーキング。
車が通るところでしたので、交通に注意して歩かなければなりません。
ガイドから車に注意して歩くようにと言う言葉が無く、気に掛かりました。



円照寺を目指して歩きます。
北の方角で、刈り取られた田の向こうに若草山が見えます。
奈良公園はすぐ近くです。



班毎に歩道を歩いて行きます。
2月14日に開催される奈良マラソンの幟旗が何本も立てて有ります。



円照寺の入口です。
ここから、先の円照寺に向かいます。


円照寺へ来ました。
みんな、寺に向かってカメラを向けます。



この円照寺は一般公開をしていません。
別名、山村御殿と呼ばれるお寺で格式の高い門跡寺院です。



円照寺から竜王池に向かいます。



一面の落葉のジュウタンです。
歩く度にカサカサと音がします。



竜王池へ出てきました。
農業用の溜池なのでしょう。
池の真ん中に島が有ります。

45人の参加者で3班に分けて歩き出しましたが、円照寺を訪ねた後、私たちの2班は竜王池に向かいました。ガイドは、3班が続いて来ないと携帯を掛けたりして歌碑の前で待ちました。3班は始めに歩いた参道を再び戻りました。その結果、2班は遅れてしまったのです。班別に分けたのであり、他班の行動を気にする必要が無かったのです。このようなことも、事前に打ち合わせがしてないと感じました。



歩いていて、何箇所も万葉集の歌碑が設置して有ります。
揮毫した人によって、書体が異なりますが、もつと読み易い字で書いてもらえたらと思います。簡単に読めるような字ですと、有り難味が無くなるのでしょうか。



弘仁寺に着きました。
この先に寺の門が有ります。



モミジが色づいてきていますが、もう、終りと言った感じがします。。



弘仁寺の本堂です。
ここでは、本堂に入らせていただき、秘仏にお目にかかりました。



この先の白川ダムで昼食の予定でしたが、時間が遅くなっていましたので、弘仁寺で昼食となりました。



目張り寿司のようなお弁当です。でも、寿司でなく混ぜご飯を高菜で巻いたようなものでした。
大和路と書かれた箸の袋が付いていますが、弁当を製造した業者名は明示して有りませんでした。



弘仁寺を後にします。
モミジの葉が落ち、最後の紅葉と言った感じです。



白川ダムまで歩いて来ました。




大きな白川ダムです。ダム提を築いて溜池にしています。



石上大塚古墳の下まで来ました。
ガイドがここで説明してくれます。

私たちの班の案内人は、隣りの人に話し掛けるような喋り方で後方には声が聞こえてきませんでした。ハンドマイクを使うとかの方法が望ましいと思います。
他のツアーで「まほろばの道」案内している人は頭に掛けたマイクでハンドフリーで話しているのを見かけました。



ガイドの知り合いなのでしょうか。
ミカンを育成している人で、私たちに差し入れしてくれました。



細い地道を一列になって歩きます。



一列で歩きます。
前方は別の団体で、リーダーの持っていた資料には「まほろばの道」と表示していました。
後ほど、参加者と言葉を交わしましたが、大阪からでコスモとか言う会社だといっていました。



奈良市と天理市のでは、案内表示の仕方が異なります。
天理市に入るとこのようなタイプの説明板に変りました。



豊日神社を過ぎて。
冬の日差しが傾き、影が長くなっています。



沿線のモミジ。
色づいていますが、今シーズン、最後のモミジです。



もうすぐ、石上神宮です。



石上神宮ではガイドが説明してくれました。

寺や神社で見物した後、ガイドは集合させて指差しで1.2.3.と人数をチェックしていました。ツアーの終わり頃には添乗員が二列縦隊に並ばせて数えていました。
これなども、ガイドを引き受けた立場なら、ガイドがチェックすべきことです。



石上神宮を去ります。
綺麗な景色ですが、車が邪魔しています。





天理教本部前まで来ました。



天理教本部前で一旦、解散し自由に天理駅を目指します。
ここからはアーケード街を歩きます。



北山の辺の道に有った道標です。何箇所か設置してあり、道に迷うことは有りません。
多くの標識が有りますが、標識のすぐ近くに自動販売機が有り、景観を損ねています。



最期に
13.03.29に山の辺の道を歩きました。http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/6ac1fbfe32533f4fcbf22a3e52f95711

次は北・山の辺の道を歩いてみたいと思っていました。旅行パンフで募集が有り、渡りに船の感じで申し込みました。前回はフリーハイキングでしたが、今回は3人のボランティアガイドによるハイキングでした。

参加者は45人で、最初に帯解駅で3班に分け、その時にガイドより早く歩かないでと、言われていたにも関わらずガイドを追い越して前の班に付いて来てしまった人が居ました。「初めにガイドより早く歩かないでと言われていたでしょう」と。言葉を掛けると「ガイドが遅すぎて」と言っていました。ルールが守れない。歩く方にも問題が在るのです。

どうしても、前回歩いた時のイメージが有り、前の時と比較してしまいます。
北・山の辺の道には円照寺、弘仁寺、石上神宮などの社寺が有るだけで、南コースに比較すると、見所が少ないです。南コースには無人販売でハッサクやお花、漬物などが売られていましたし、可愛らしい猫の陶器を売る店が有りましたが、北コースには無人販売所を目にしませんでしたし、民芸品的なものを売る店は無かったのです。
帰りの電車で、今回、参加した人と一緒になりました。同じ市に住んでいる人でした。その人は先々週に南コースを歩いたのだそうです。参加者は90名で電車は満席になったと話していました。90名を5班に分れて歩いた言っていましたが、ガイドが引率するのだと、無人販売や店に寄ったりできなかったのではと思ってしまいました。

北・山の辺の道を歩いてみて、イメージ的に、期待した程ではなかったという印象がします。南の山の辺の道が好印象だったので、ガイドの対応の拙さもあり、余計にそう感じさせるのかも知れません。


今回、歩いたコースは北・山の辺の道の南半分です。まだ、帯解駅から奈良駅までのコースが残っています。http://www.kintetsu.co.jp/zigyou/teku2/pdf/nara07.pdf
機会があれば、残りのコースを歩いてみたいと思います。


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ウオーキング  桜の琵琶湖疏水を歩く

2014-04-08 23:01:54 | ウオーキング

大津駅から京都の蹴上までを11.04.11に琵琶湖疏水で歩いたことがあります。桜が良い時期を迎えましたので、カミさんと一緒に歩いてみました。

岐阜から大津までは青春18キップを使い、琵琶湖疏水沿いのウオーキングです。大津駅を降りてバスで浜大津に向かい、そこからがウオーキングのスタートです。
琵琶湖疏水は大津市三保が崎の取水場から取り入れ、京阪の三井寺駅北を流れて、暫くすると三井寺の山に当たりその下のトンネルに入ってしまいます。
始めのうちは桜を眺めながらのウオーキングでしたが、長等神社を過ぎて小関越えで勾配がキツクなってきました。
カミさんには、この小関越えが堪えました。途中から膝が痛くなりましたが、峠を過ぎれば下り坂となり何とか小関越えを越す事が出来ました。
この後は疎水沿いに水平な道となりました。
桜が満開となり、花見客も多くなってきました。予定では蹴上まで行くつもりでしたが、このまま歩くのは無理であり、途中でリタイヤして山科駅へ向かいました。



名古屋から4両編成できた列車は大垣駅で2両増結しました。大垣駅での停車時間は14分も有ったのです。増結操作をするのにはそれほど時間を要しません。次に来た列車の乗客も乗せて発車したのです。大垣米原間の本数が少ないのです。
営業収益からなのか、大垣米原間の列車本数を増やそうとする姿勢が見えません。
2両増結しても、車内は混雑していました。




大津駅に着きました。
ここからバスに乗り、浜大津駅に向かいました。



浜大津でパトロールカーカラーの京阪電車が来ました。
車体に滋賀県警と書かれ白バイが描かれています。車体広告の広告費は滋賀県警で払うのでしょう。
これと同じような車体の電車が豊橋鉄道の豊橋市内線で運行されています。


浜大津港に来ました。
左側に遊覧船のミシガンが見えます。



琵琶湖の湖岸です。
琵琶湖疏水はここから取水されています。



疎水の水路です。



北国橋の上から
あの桜の方に向かって歩きます。



疎水の閘門です。
桜が凄いです。



疎水の両側には立派な桜が花を着けています。



疎水はここからトンネルの中を流れます。



疎水から離れてのウオーキングとなりました。
寄った神社は長等神社です。



長等神社の境内に見頃となった枝垂桜が有りました。



神社の横には馬神神社が有ります。
馬神神社と言うだけ有って馬の神様なのでしょう。競馬馬なのか、馬の名を書いた板が貼られて居ます。



長い小関越えの坂を登ります。




小関越えの地蔵堂です。
何時ごろ設けられたものでしょうか。
古くから旅人の往来を見守ってきたことと思います。



竪抗が見えます。



説明プレートが設置してあり、参考になります。



小関越えを下って来ると見頃の枝垂れ桜を見かけました。
左側の画像で、奥に見えるのが国道161号線で西大津バイパスです。



長いトンネルから疎水が出てきました。



疎水は谷底を流れ両岸に大きな桜が有ります。



二人のウォーカー。
疎水沿いを歩くのは私たちだけでは有りませんでした。


橋の上から疎水を望みます。


扁額の説明が有りました。


疎水を流れる桜の花びら。



まだ、この辺りは通行する人が少なかったです。



諸羽トンネル。
向こうにトンネルの出口が見えます。



疎水公園です。
通行する人が多くなってきました。



疎水に張り出した桜の枝。



菜の花が咲いています。
この辺り。
多くの人が出ていて賑わっていました。



外国人たちが桜の木の下で記念写真に納まっていました。



安朱橋の上から上流に向かって。



下流に向かって安朱橋の上から。



安朱橋のたもとに有った地図。


お昼の食事。
ここで疎水から離れJR山科駅に向かいました。


JR山科駅のすぐ東側の店。
「はたごや」へ入りました。



日替わりのランチで、鰆の焼き浸しと焼豚のコロッケです。
それにキンピラゴボウと味噌汁がついています。



食事の後にはコーヒーとデートが付きました。

鰆の焼き浸しは京都らしい薄味で美味しかったです。
これで1,000円でしたので、お値打ちだと思いました。
12時少し前の入店でして、すぐに席に着く事が出来ましたが、店から私たちが出る頃には混み始めていましたので、良い時間帯に入ったと思いました。




当初の予定では蹴上まで歩く予定でしたが、カミさんの膝の調子が思わしくなく、続けて歩くことを断念し山科で切り上げました。
まだ、この先へ疎水が流れます。
出来ることなら、次は蹴上まで歩き、水路閣を見たりして哲学の道へでも歩きたいです。

琵琶湖の水を利用する水路計画が明治の初めに企画されました。国家的な大工事で難業だったことと思います。よく、これだけの大規模な工事を完成させたものだと思います。


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大和万葉の里 明日香ウォーキング

2013-11-17 23:23:37 | ウオーキング

クラブツーリズムの「秋の奈良・大和路あるき」に参加しました。今回は飛鳥駅をスタートして石舞台の駐車場にゴールするコースでした。
石舞台からはバスで柏原神宮前駅へ行き、団体列車で名古屋に戻ると言うものです。


4両編成の団体列車で奈良まで行き、それぞれの目的地で下車するもので、その目的地には大和三山をあるくとか、みたらい渓谷ウオーキング等がありました。
私たちは大和万葉の里 明日香ウォーキングを選びました。
この「秋の奈良・大和路あるき」団体専用の「楽」号が走ることになっていましたが、電機関係が故障との事で、変わりに特急車両が使われました。
どの座席が指定されたか判りませんが、この「楽」号2階建て車両を連結している列車で、滅多に乗れない列車でした。
急遽、ピンチヒッターの列車となってしまったことは残念です。 


飛鳥駅スタート ― 国営飛鳥歴史公園館  ― 高松塚古墳 ― 高松塚壁画館  ― 

天武・持統天皇陵 ― 鬼の雪隠 ― 鬼の俎  ― 亀石 ― 川原寺跡 ― 橘寺  

― 石舞台古墳駐車場ゴール 

今回のコースは約6キロで所要時間は4時間20分程となっていました。
高松塚壁画館や橘寺を見学し、たこ焼きの店に寄ったりしました。
普通に歩きましたが、標準的な時間よりも早くゴールできました。

 
クラブツーリズムのパンフの一部です。
4両編成の列車です。
4箇所の目的地が設定されていて、目的地の駅で下車しました。
この中では、私たちが参加した大和万葉の里 明日香ウォーキングが、一番参加者が多かったです。


クラブツーリズムから渡されたコース地図。


近鉄名古屋駅の1番プラットホーム。
団体専用列車が入線してきました。



3号車の車内です。



飛鳥駅に列車が到着し、ドッと乗客が降りて来ました。



ウォーカーが一斉に歩き出しました。



最初に寄ったのが国営飛鳥歴史公園館です。



館内には飛鳥地区のジオラマが展示してあり、ボタンを押すと位置が判るようになっていました。



次に向かったのが高松塚古墳です。
小さな円墳で、墳丘全体が芝生に覆われています。



高松塚壁画館に入ります。
館内には古墳内部の壁画が復元されています。
館内は撮影禁止となっていました。



国営飛鳥歴史公園です。
ここでお昼としました。



主催者から渡された「お握り弁当」です。



天武・持統天皇陵に向かいます。
あの先の小高い場所です。



次は鬼の雪隠に来ました。



上から鬼の雪隠を見下ろします。
鬼の雪隠のすぐ横は白菜畑でした。
レンタサイクルの自転車が沢山並んでいます。



鬼の俎



道は飛鳥周遊歩道です。



亀石に来ました。



暖かく、風も無くて絶好のウォーキング日和でした。



おもろ屋 たちばなと言うたこ焼き屋さんです。
説明をしっかり読みませんでしたが、古代米か、何かを使っているようで、生地が黒いです。



そのたこ焼き。
6個で300円でした。



川原寺跡に来ました。
ここは塔が有った跡です。



寺跡には礎石がが散在し、この寺の規模が大きかった事が想像出来ます。



川原寺跡から橘寺を眺めます。



橘寺に向かいます。



橘寺の二面石です。



右の面と左の面。
人の心の二面性を表しているのでしょう。



快適な道を歩きます。



石舞台古墳に来ました。



古代人の服を無料で貸し出していました。
親子で古代人の衣装をまとい、古墳に来ていました。
このような服装をすれば、古墳に対する気持ちが変わって来るのでしょう。
子供にまで、衣装が有る事が良いですね。



石舞台古墳です。



石室の入口。



古墳の向こうには、秋だと言うのに大きな夏の雲。



石舞台古墳駐車場にゴールした後、バス2台で橿原神宮前駅に向かいました。 
駅のプラッホームに団体列車が入ってきました。


隣のホームに入って来た団体列車です。
みんなが鉄道ファンなのか、列車から降りると、車両に向かって盛んにシャッターを切っていました。



お詫びの品。
予定していた「楽」号の運転が中止になったことに対するお詫び、と言う事でお茶と菓子が配られました。



奈良の名物。柿の葉寿司。
少し小腹が空いた時に食べましたが、美味しかったです。


ウォーキングと言っても。見物しながらのゆっくり歩きでした。
それに、初めて高松塚壁画館に寄ったりしました。
穏やかな季節の飛鳥散策。
楽しむ事が出来ました。








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ウオーキング 「かげろひ」で行く、春爛漫の山の辺の道

2013-03-29 23:07:53 | ウオーキング

近鉄が所有する車両でクラブ・ツーリズムが団体旅行専用列車として運行いる電車に「かげろひ」があります。その列車に名古屋から乗り、天理駅で下車して山の辺の道を歩いてから桜井駅に着き、再び「かげろひ」に乗車して名古屋に戻りました。

山の辺の道は天理市から桜井市にかけての三輪山麓に沿って南北につながる道です。
この道の大部分が東海自然歩道となっている道です。
沿線に古社寺、古墳、万葉歌碑、などが点在し、歴史の溢れる道です。

天理駅(9:58) ― 石上神社(10:38)  ― 夜都伎神社(11:20) ― 竹之内環濠集落
― ポケットパーク(11:39)~(11:50)  ― 天理市トレイルセンター(12:40)~(12:45) 
― 桧原神社(14:01)~(14:06) ― 大神神社(14:44) ― 大向寺橋(15:15)
― 桜井駅(15:53)



コース地図№1


コース地図№2


コース地図№3
主催する旅行社から渡された地図で3ページに分けてスキャンしました。



朝7時に近鉄名古屋駅のコンコースに集合となっていました。



4番プラットホームへ「かげろひ」が入線してきました。



車体に大きく旅行会社が描かれています。



列車の車内です。
単独参加の男性、女性が多かったです。



カウンターコーナーが有り、コーヒーやジュースを注文する事が出来ました。
行きはコーヒーを求める人が多く、帰りはビールを注文する人が多かったです。
列車は桑名駅や四日市駅でも停まり、乗客が乗りました。



天理駅に到着しました。



最後の人たちが下車してきます。



天理駅の駅前です。
ここでコース地図と弁当を貰い、それぞれが歩き始めました。



歩き始めはアーケード街を歩きます。
1キロ余りのアーケードが続きますが、両側の店には神具店や仏衣に関係する店を目に付きました。
そんな事からか、天理市は宗教都市的なイメージがしました。



アーケード街で大きな酒屋さんが有り、小瓶を買い求めました。
稲田酒造で天理教のお神酒を造っています。



アーケードを歩いていて、黒いハッピ姿で背中に天理教と描かれたことを何人も見かけました。
こう言う人たちを見かけたから宗教都市と言うイメージにつながったのかもしれません。




天理教教会本部の建物です。



坂道に差し掛かりました。



石上神社に着きました。



石上神社から南へ進みます。
ここからが本格的な「山の辺の道」の始まりです。



道路沿いには何箇所も歌碑が設けて有ります。



内山永久寺跡近くの池です。
池面に桜が映え、何人もカメラマンが訪れていました。



石畳が整備されています。
濡れていて滑り易く、慎重に歩きます。



道の脇にサザンカが咲き、民家の庭先にはハナモモが咲いていました。



前を歩く女性3人。
ユキヤナギがとても綺麗でした。



道の横のビニール温室の中にはイチゴが実っていました。
ここの品種はわかりませんが、別の場所で販売していて、サガホノカと言う種類と有りました。



道端の菜種は今が盛りです。



ポケットパークまで来て、お昼ご飯としました。



可愛らしい寿司弁当です。
リュックの中に入るようにとの配慮からでしょう。小さい容器となっていましたが、量的に足らない感じでした。



コースの各所に無人販売の店が有りました。この一帯は柑橘類の栽培が盛んでした。
歩いていて、農薬を散布しているだろうと思われる音が聞こえました。
随所に販売所が有りハッサクや甘夏を100円で販売していました。
左下の白袋に入ったハッサクを買いましたが、中身は7個有りました。
100円で7個でしたので、お値打ちです。
柑橘類だけでなく、若葱などの野菜の販売所も有りました。



道の右側は前方後円墳です。



渋谷向山古墳です。
この辺りには沢山の古墳が点在しています。



大和三山耳成山が見えます。
その向こうに薄っすらと山が見えますが、畝傍山香具山でしょう。



のどかな田園の中を歩きます。
後方に見えるのが三輪山です。



後から歩く人たちが来ました。



道路の脇では花の苗を生産している農家が有り、出荷の準備をしていました。



道沿いには自分で陶芸作品を作り、売っている所も有りました。
素朴な感じがします。



桧原神社に到着です。



桜井市に入ると道標の表示が変わりました。
道標が違って桜井市に入ったと気づきましたが、天理市と桜井市の境界が何処だったのか気が付きませんでした。



立派な大神神社に着きました。



後方の桜は初瀬川堤防の桜です。
左 いせ道と表示しています。えせ道とはどう言うことを表しているのでしょう。



堤防の桜は満開を迎えていました。



桜井市に入ると、道路にこんなタイルが埋めて有りました。



駅前の通りまで来ました。
ヤナギが青い芽を付け始めています。
ゴールまでもう少しです。



ゴールとなる桜井駅に着きました。
16時40分が集合時間でしたので、余裕を持っての到着でした。
別に急いだわけでは有りませんでしたが、到着していた人は少なく、私たちは早い方でした。



スタート時点のカウントとゴール時のカウントです。
良く歩きました。



今日。歩いて来た桜井市のコース地図です。



全員が完歩しました。
夕食の弁当を貰い駅の中に入ります。



桜井駅のホームに「かげろひ」が入線して来ました。



列車は皆が並んでいる所よりも先に停車しました。



配られた夕食のお弁当です。
カウンターバーにビールを注文し、一杯いただけきした。



最期に
帰路。定時に列車が桜井駅に到着しました。
このように正確な時間で行動できるのは電車の良い点です。
歩いていて、ゴールに遅れると困りますが、電車に乗ってしまえば、後はリラックスできます。ビールを飲み、弁当を食べました。

今回、歩いたコースは延長にして15.8キロほどです。横道に入ったりしましたので、16キロ余りの行程となりました。若干、余裕を持ってのゴールとなりました。もう少しゆっくりの速度でも良かったのでは、という気もします。
山の辺の道を歩いてみて、桜は見頃を向かえ桃や梨も多く咲いていました。スミレやユキヤナギ、菜の花。モクレン。全ての花が開花時期を迎えていました。
空に天高くヒバリが鳴き、ツバメは田の上を飛び交う。歩いていてあちこちからウグイスの声が聞こえました。春、真っ盛りを感じました。
沿道には歌碑が多く設けられ、随所に古墳が有りました。神社や寺も多く見かけました。

このコース沿いは温暖な気候で柑橘類作りに適した場所だからでしょう。多くの柑橘類の無人販売所が有りました。このような事を目に出来たのも、現地を踏破して知る事が出来た面白いコースでした。
カミさんと一緒に歩きましたが、ゴール近くには足が痛いと言っていました。16キロ余りの道を良く歩いたなと思いました。
素敵な良いコースを歩く事が出来ました。機会が有ったら、再度歩いてみたいコースです。

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ウオーキング  羽島用水 遊歩道

2012-01-18 20:50:36 | ウオーキング

羽島用水が暗渠となって、その上が遊歩道として整備されました。
その遊歩道の上を三井から下切町まで歩いてみました。

この下が用水路でパイプ化により、遊歩道として歩けるようになりました。
整備されてから日にちが浅く、まだ、樹が小さいです。


マンホールの蓋。
この下が用水になっています。


風の無い穏やかな陽気でした。
道端に水仙。畑には菜の花が咲き始めていました。
春の訪れが近いことをうかがわせます。


カミさんと一緒に歩きました。
普段、山には付き合ってくれませんが、平地のウオーキングなら、一緒に歩くことがあります。


各務原市航空宇宙博物館。
救難機の尾翼が見えます。


遊歩道沿いにキンカンが成っていました。


キンカンの持ち主のおばあさん。
「どんだけ、持っててもエーョー」「排気ガスにアタッとラヘンと思うで」・・・
キンカンを持っていく事を許してもらい、ビニール袋までいただきました。
「昔、薬の無い時、風邪薬に使っとった。」
ここで暫く、立ち話。


先の小山は前渡不動の山。
まだ、遊歩道は先に続きますが、ここでユーターンしました。


遊歩道に所々、休憩所が設けられています。
右は羽島用水です。
この状態を見ると、この遊歩道が用水路の上に設けられていることが判ります。

用水路の説明版。

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ウオーキング 羽島用水 遊歩道

2011-11-17 23:10:44 | ウオーキング

各務原市と犬山市の間を木曽川が流れています。犬山頭首工でせき止めて取水しています。
羽島用水は各務原市の南部を東から西へ羽島用水が流れています。これまで、取水口から長い暗渠の中を流れ、両内野地区から開渠で地表に出ていて、水の流れているのが見えましたが、近年、パイプライン化工事を行い地下を流れるようにして、その上の用地は遊歩道となりました。
そんな遊歩道を両内野の起点から歩いてみました。


両内野起点(8:23) ― 前渡不動駐車場(8:48) ― 稲羽東小の西(8:57) ― 
三井池公園(9:40)~(10:17) ― つつじ苑の西(10:28) ― 東海北陸自動車道下(11:01)
― 東海道線下(12:05) ― 名鉄笠松駅(12:31) 



犬山頭首工北側の取水場。
水はここから暗渠の中を通過します。

この画像。別の日に撮影したものです。
今回、両内野からウオーキングをスタートしました。



名鉄新那加駅前です。
ふれあいバスが来ました。



陵南福祉センターのバス停で下車しました。
この後、両内野のスタート場所に向かいました。





両内野地内の起点です。
かつてはここから地表に出てきて、水が流れているのが解りました。
水の流れは今回のパイプライン化工事で地下となり、スタート地点は池として整備されていました。




真っ直ぐな道。
左側の小川は人工的に水を汲み上げて流していました。




用水が地下となり、かつてこの場所が用水路だったことは解りません。
でも、水門が残っていて、この下が用水路だったことを想像できます。



長平地区に有る羽島用水の説明板。




羽島用水の詳細が説明されています。




羽島用水の地図です。





各務原市航空宇宙科学博物館が見えます。




三井山の下まで歩いてきました。
歩いて来た道を振り返りました。
右が三井池です。




新境川に架かる龍神橋。
あの橋を渡って、先に進みます。



つつじ苑の西側の地点。
ここから更に西へ延びています。




真っ直ぐな道。
植えられた樹木はまだ、若い木です。




前方に見えるのは東海北陸自動車道のガード。





東海北陸自動車道の下を通過して、振り返りました。
この場所。左側にあずま屋が有りました。





水流を分流させるゲート。
子供たちの絵を元にした看板が貼ってありました。




東海道線のガードをくぐって、振り返ると列車が通過していました。




笠松町で、完成したばかりの歩道です。
出来立てと言う感じです。




笠町町ではまだ、工事の途中の場所も有りました。


感想
真っ直ぐな遊歩道で所々に木が植えて有り、遊歩道として好い雰囲気になっています。ここが用水路の上だと言われないと、判らないような道に変わりました。
そのような道を西へ西へと歩いてみました。
西にすすむにつれ、各務原市から岐南町。笠松町へと進んで行きました。

まだ、西の方の笠松町などは整備の途中でした。

遊歩道として整備されたばかりで、キロポストの設置とか細かいところには及んでいません。
特にトイレが有りません。
各務原市農政課に出向き、トイレをすぐに設ける事は無理にせよ、前渡不動の駐車場とか、三井池公園には有りますので、看板で何キロ先にトイレが有る旨の表示をする等、早くできるものからの整備と、歩いた感想を伝えました。

コメント (2)
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湖北散策  春爛漫 海津大崎  さくらウォーキング

2011-04-20 23:29:53 | ウオーキング

月に1回のペースで琵琶湖湖畔をバスツアーで琵琶湖1周のウオーキングに参加しています。湖北の大浦からマキノの高木浜までを昨年12月に歩きました。
冬の景色で、葉を落とした桜がずっと続いていました。
桜が満開の時期なら、さぞかし、壮観だろうと想像しまして、見に来たかった場所です。

大浦園地(10:11) ― 永原駅(10:31)(10:56) 〓〓〓 マキノ駅(11:03)  ― 
サニービーチ(11:13)
 ― 大崎並木口(11:40)~(12:00)  ―  義経隠れ岩(12:09)  ― 
海津大崎(12:24)
 ― 二本松キャンプ場(13:04) ― 大浦園地(13:54)

びわ湖一周ウオークで来たことのある大浦園地に車を停めて永原駅まで歩き、永原駅からマキノ駅まで、1区間だけ列車に乗りました。列車は1時間に1本しか有りません。事前に列車の時刻を調べて出かけました。

この海津大崎の桜並木は、宗戸清七さんと言う方が自費で若木を植えたことにした。宗戸さんの努力に周囲の人も共感して桜の苗木を植え、宗戸さんと村の若者たちが植えた桜がしっかりと根を下ろしたことが、現在の桜並木をつくるきっかけと成りました。
海津大崎の桜は平成2年(1990年)3月、財団法人日本さくらの会から「日本のさくら名所百選」に選ばれています。

時期的に遅い湖北の桜は散り始めていました。
見事な桜並木が湖岸に続きました。宗戸さんが桜を植え続けた努力は、太平洋と日本海を桜で繋ごうと桜を植え続けた名金線バスの車掌。佐藤良二さんと重なって見えて来ます。


今回、歩いた行程図。
マキノ駅からスタートして大浦園地まで、琵琶湖湖畔を歩きました。




永原の駅舎は山小屋風の建物で、無人駅だと思っていましたが、女性の駅員が居てキップを発行してくれました。
列車は10時45分の時間でしたが、強風で遅れてきて、56分に到着しました。
僅か1区間の乗車でしたが、マキノ駅に着きました。




マキノ駅で記念に貰った1区間の乗車券。
乗車記念に下さいと言って貰いました。




湖畔の遊歩道を歩く。
桜は散り始めていました。




大崎並木口の東屋でお会いした二人。
京都から来たそうです。
琵琶湖一周の地図を持っていて、ウオーキングを続けているそうです。
このまま続けて歩き、今日は国民宿舎つづらお荘に泊ると話していました。
元気なお二人です。



トンネルの中から見た桜。




花見舟。
沖に見えるのは竹生島。




こちらも花見舟。
何隻かの船が航行していました。




真っ直ぐに続く桜並木。




あの湖岸の桜並木を歩いてきました。  大浦園地にて。




北淡海・丸子船の館に寄りました。




館内です。
かつて、活躍した丸子船が展示してありました。


感想
湖北のロングコースを歩きましたが、春爛漫の桜を楽しむことが出来ました。

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