琵琶湖西岸です。琵琶湖を時計で表現すると9時の位置です。4月に第13回が有りましたが都合が悪く、参加することができませんでした。
白砂青松の萩の浜をスタートしました。湖畔の松は春を迎え、緑の色を一層濃くしていました。湖畔を歩き、次に向かったのが乙女ヶ池です。大溝城の外堀としての役目があった池です。城跡に崩れた石垣の石が残っていて、城が有ったのだろうと推測させてくれました。乙女ヶ池にはユニークな形をした太鼓橋が掛かっていました。
近江の厳島神社と言われる白鬚神社。神社が近付くと湖水に浮かぶ大きな鳥居見えました。この神社はどっしりとした大きな構えの神社です。境内には立派な紫式部の歌碑が設けられていました。さらに南へ歩きますと、北小松水泳場や近江舞子水泳場が有りました。夏のシーズンになると水泳客で賑わう事を想像させるような湖岸でした。
第14回で歩いた行程
萩の浜水泳場(10:56) ― 乙女ヶ池(11:35) ― 鵜川石仏群(12:03) ― 白鬚神社(12:17~13:07) ―
北小松水泳場(14:18) ― 琵琶湖周航の歌第2番歌碑(14:45) ― 近江舞子水泳場(15:14) ―
比良暮雪碑(15:59) ― JR志賀駅 ゴール(16:21)
第14回のコース地図
(10:32)
バスの車窓から。
安曇川に架かる橋の上から見た上流方面です。
野鳥が沢山居ました。
カワウだろうか。集まっていて黒く見えます。
車内のテレビに貼られた今日歩くコースの地図です。
今日のコースである、萩の浜水泳場からJR志賀駅を示しています。
(11:00)
萩の浜水泳場をスタートです。
湖畔を歩き始めました。傘の列が続きます。
春になり松の緑が濃くなっています。
左が琵琶湖畔で右が松並木です。
晴れていれば素晴らしいロケーションです。
長刀町の石柱を指して説明するリーダーです。
(11:41)
乙女ヶ池へ来ました。
橋の良い景色の場所ですが、傘が邪魔だった。
太鼓橋を渡ります。
ユニークな形をしています。
ここの橋はテレビのロケで使われた事が有るそうでした。
良い形をした橋です。
途中で折れて、クランク状になっています。
大きな本に群がる小人たち。
ガリバー青少年旅行村への距離を表すモニュメントです。
(12:03)
四十八体の石仏へ来ました。
雨の中、リーダーが石仏の説明をしてくれました。
雨に濡れる四十八体の石仏。
かつて武将が母を想い、石仏を創ったのだそうです。
盗難に遇い、今は四十八体では無くなっているそうでした。
(12:13)
雨中の歩行。
左前方に白鬚神社の大鳥居が見えて来ました。
国道を車が勢い良く走ります。
白鬚神社に来ました。
白鬚神社の境内です。
白鬚神社は大きくて立派なお宮さんです。
昼食のお弁当です。
晴天なら白鬚神社の境内で食べるのですが、外は雨が降っていたので、バスの車内での昼食となりました。
右側の丸いのが、型にはめて作ったご飯で、レンコンが乗っているのはチラシ寿司でした。
箸の袋には明治亭と印刷してありました。
神社から湖に目を向けると大鳥居が見えました。
(13:09)
昼食を終えて歩き始めました。
近江湖の辺の道の案内板で萩の浜から白鬚神社への地図を紹介していました。
湖岸を歩きます。
(14:10)
手造りボード。
あゆの里 小松の浜に ようこそ と書いてあります。
右は説明するリーダーです。
(14:18)
小松水泳場から雨で霞む湖岸が見えました。
先ほど歩いてきたところです。
湖西線。
通過していくサンダーバードが見えました。
今回、歩いているコースは湖西線と並行しています。
時々、列車が通過していきます。
湖西線は琵琶湖線北陸線のバイパス的な鉄路で、関西と北陸を結ぶ大動脈です。新しく設けられた鉄道でほとんどが高架となっています。
(14:45)
雄松崎の琵琶湖周航の歌第2番の歌碑。
左側にボタンが有り、押すと曲が流れました。
リーダーが歌碑について説明してくれました。
雄松崎(近江舞子)の湖岸風景です。
(14:59)
近江舞子内湖の横を歩きます。
琵琶湖の湖岸の方へ来ました。
ここにも魞(エリ)が有りました。
(15:57)
フェニックスの並木が並ぶ松の浦。
ゴールはもうすぐです。
JR志賀駅に着きます。
(16:24)
JR志賀駅で整理体操をしてウオークを終わりにします。
今日の歩行数です。
3万歩余りを歩きました。
最後に
今回は雨が降り続く中でのウオーキングでした。39名の参加者で3名が疲れからと筋肉が痙攣を起してのリタイヤとなりました。
このような悪天候でも大部分の人は完歩することが出来ました。公式的な距離は15.5キロとなっていましたが、リーダーが地図上で計測してみたら18.5キロあったそうです。このように歩けるのもリーダーが引っ張ってくれた事と共に、みんなの脚力が有ってこそだと思います。参加者は60歳を超えた人が大部分ですが、歩くことなら若い者に負けないぞと言う心意気。
そんな思いが伝わってきます。
晴れていれば、景色が楽しめ、一段と良かったことでしょう。
13回を飛ばして第14回の参加でした。
後日13回が開催になった時に参加します。
今回の経費
萩の浜水泳場からJR志賀駅 6,900円
「梅雨の晴間の湖岸歩行 ぐるっと琵琶湖一周ウオーク⑮」 2011年6月8日(水) 晴
https://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/ed1f5841bf1f8c7c2f75e9e4c2770eed