本隊は燕山荘に泊まり、分隊は中房温泉に泊まるという別行動となりました。分隊は中房温泉で、本隊の下山を待つこととなります。本隊の到着は12時頃の見込みです。8時ころA会長から、これから合戦小屋を出ると連絡がありました。
昨夜、会長へ中房温泉に到着した時、無事に到着した旨を連絡しておきましたので、双方の連絡が通じるようになっていました。中房温泉のチェックアウトは10時です。それまでには時間はタップリ有ります。温泉の周囲を散策したりして時間を潰した後、登山口で本隊の下山を待ちました。
中房温泉
中房温泉の地図です。
中房温泉と言う1軒だけの温泉宿だと思っていました。1軒だけの温泉でありますが、何棟もの宿が有りました。それに温泉が色々と各所に有りました。
宿の食堂です。
早朝に出発していったグループが多く、残った少人数の人だけになりました。
ごく、普通の朝食です。
中房温泉には、何箇所も温泉があります。
こちらは不老泉です。
源泉が流れ込む形の温泉です。
夕べ、入りました。
入口に男性と女性のマークが付いていませんでして、どちらから入ればいいのか判りませんでした。入ってみて男女混浴だという事が判りました。女性が入って行って、先に男性が入っているとビックリというケースも有るのではと思ったのです。
裏山へ
こちらは中房温泉の正面です。
これから裏山を散策します。
中房温泉から「山」の方角を見上げます。
これから裏山の散策に向かいます。
パイプに留まった蝶。
ジャノメチョウの仲間でしょうか。
湯元大弾正と言う源泉です。
ここから樋を伝って湯が流れていきます。
湯元大弾正で湧き出る湯。
沸騰していて、見るからに熱そうです。
裏山を登ってきて、少し高度が上がりました。
宿を見下ろせます。
登って来た所が焼山と言う場所です。
裏山を周回できるようになっていて、その指示標識。
それに、焼山では地熱を使って調理ができます。そのためにスコップが設けて有ります。
砂地の場所です。
熱そうで湯気が出ています。
地熱を体感できるようにムシロが用意されています。
本館に戻ってきました。
2体の胸像が据え置かれて居ました。百瀬親子のもので、裏には文政4年に開業したと有ります。国に収容され、行政訴訟で勝ち取ったと書かれています。
「湯原の湯」の前で本隊を待ちます
中房温泉を出て「湯原の湯」で本隊の到着を待ちます。
分隊が待っている間、続々と個人や団体が下りてきました。
11時11分。本隊の到着です。
嬉々とした表情で下山して来た人。疲れた表情の人。ヤレヤレという顔のの人。下山して来てホットした顔の人もいます。
カメラを向けると、好い表情の人もいましたが、残念ながら上手く写せていませんでした。
表情は違っても、誰もが、山に登ってきて満足そうです。
「湯原の湯」で昼食としました。
先にカレーの昼食を取り、その後に温泉に浸かりました。
岩の露天風呂でしたが、沢山の人が入り、混雑していました。浴槽はそれなりの大きさが有りましたが、洗い場が5箇所しかありません。洗い場を使うのに列が出来、待ちました。前の人が洗い終り代わります。その時若い人だったのですが、「お待たせしました」と声を掛けてくれたのです。いまどきの若い人からこのような言葉を聴き、嬉しく思いました。
帰路に着きます
バスは中房温泉を後にします。
下っていく道路ですが道幅が狭い道です。
大王わさび農場へ
大王わさび農場に立ち寄りました。
大王わさび農場百年記念館。
3年ほど前にもここへ来ましたが、このような建物はありませんでした。
まだ、最近出来たような記念館です。
開館のお祝いでしょうか。コチョウランが並んでいます。
コチラの案内板にも記念館が載っていません。
わさび農場の中心地的な場所です。
広がるわさび田。
ソフトクリームを買い求めるために列に並びました。
これが山葵ソフトです。
それ程山葵の味がするというものでは有りませんでした。
豊富な水の流れる蓼川です。
ボート遊びに取り組んでいます。
子供たちは水に入って・・・・。
こちらは大人。
水に浸かったりりはしません。
水車と川の景色。
写真の題材としてぴったりで、撮影します。
ボートが2隻となりました。
ボートに乗る順番を待つ人たち。
ボートに乗っている時間はどれ程なのでしょう。何人かの人が待っています。
こちらはわさびを販売するコーナー。
おネーさんに勧められて山葵を買いました。
夏の安曇野です。
遠くの塔はスイス村です。
あづみ堂に寄りました
次に寄った場所はあづみ堂。
安曇野インター近くのスワンガーデンの一角に有るお焼きと漬物の店です。
色々のお焼きが並んでいます。
店内。
お焼きを取り、精算の列に並びます。
私が選んだお焼きです。
店内に大きな囲炉裏が設けてあり、炭火が起こっています。
お茶がいただけ、自分でお焼きを焼いて食べる事が出来ます。
「湯原の湯」で温泉に入った後、それぞれが缶ビールや缶チューハイを買って、表のベンチで小休止しました。男性ばかり5~6人でテーブルを囲みました。私が口にしたのは本隊の行動です。起床時間は3時半でその後、燕岳に向かいご来光を眺めたのだと教えてくれました。男性がわざわざ私のところに近寄ってきて、デジカメのモニターを見せてくれました。
雲海から太陽が登り始める画像でした。山に登れ無かっても、山の表情はこんなモンだったよと見せてくれました。その行為を嬉しく思いました。私たちはゲスト的な立場でしたが、もう、1会員としての扱いの雰囲気でした。
このような事柄からも、参加させて貰って良かったと思っています。
燕岳を目指していて、合戦小屋からの下山となってしまいました。途中から引き返したわけですが、それでも全国区の山の雰囲気を味わえました。また、初対面の女性とスイカを半分コしました。そんな状況で好い思い出が出来ました。
気の毒なのはSサンです。登って行く時に気分が悪くなり、最悪の状態だったのだろうと思います。早期に回復されることを願っています。