今日はスリーデーマーチの2日目です。第2日目は伯方島の伯方SCパークをスタートして大三島、生口島の島々を歩き、瀬戸田市民会館へゴールする20キロの区間を歩きます。しまなみ海道の橋としては、大三島橋と多々羅大橋を渡ります。
前回は入館しなかった平山郁夫美術館で鑑賞してからゴールに入ろうと思っていました。
伯方SCパーク(9:31) ― 大三島橋 ― 鼻栗瀬戸接待所(10:19~10:23) ―
多々羅しまなみ公園(11:28~12:07) ― 多々羅大橋 ― サンセットビーチ(13:35~13:40)
― 平山郁夫美術館 ― 瀬戸田市民会館(15:17)
主催者から渡されたコース地図。
伯方SCパークをスタートして北に向かい、生口島の瀬戸田市民会館へゴールします。
しまなみふれあい交流館
しまなみふれあい交流館での日の出。
日の出は6時18分でした。
小学校を改装してオープンした、しまなみふれあい交流館です。
廊下。
そして教室。
私の部屋は向島と言う部屋でした。
メンバーは9人でした。
部屋の内部です。
3段のベッドが9台有りました。9人ですので、全ての人が最下段で寝れた訳です。
誰かが言っていました。「ここは音楽室やったんやー」と。なるほど。正面の黒板の左側は五線譜となっています。
子供たちの合宿で使ったりする3段ベッドですが、大人が使用するなら2段の方が良いと思いました。
朝の食事です。
3年前の朝食はコンビ二弁当のようなものでした。
お握りに味噌汁ですが、牛乳やバナナを添えるとか、一工夫が欲しいです。
ふりかけでも混ぜて有ったのですが、お握りの味が薄く、決して美味しいといえるものでは有りませんでした。海苔も倹約して有りました。
しまなみふれあい交流館を出発します。
大時計は6時10分を指していますが、この時は7時39分です。
交流館の下の道路が集合場所で8時に出発となっていました。
伯方SCパークへ
バスの車窓から。
正面に多々羅大橋が見えます。
今日はあの橋を渡って瀬渡田に向かいます。
バスの車窓から。
これからバスが渡る橋は大三島橋です。
この橋を今日、渡ります。
いよいよ、スタートです。
伯方SCパークに着きました。
ここで出発式があります。
伯方SCパークの中に有る、道の駅マリンオアシスはかた。
まだ、出発式には時間が有りましたので店内を覗きました。
マリンオアシスはかたの店先で売られていたミカン。
昨日の接待所のミカンは美味しかったので、買って行こうと思っていました。
ザックが重くなるのを承知で、1袋180円のミカンを買いました。
帰宅してから食べてみて、甘酸っぱくおいしい味でした。
ポリ袋の中に10個ほど入っていまして、この味でこの値段なら、安かったと思います。
伯方SCパークでの出発式。
来賓が挨拶しています。
その後に、タオル体操が有りました。
出発式を終えて、いよいよ、一斉にスタートです。
左側は出発で、スタートのスタンプを押して貰っています。
右は愛媛県のイメージアップキャラクターみきゃんがお見送りです。
コチラはしまなみ造船です。
巨大な船が建造されています。
スタートしたばかりですので、凄い人の列が続きます。
後ろを振り返ると。
後ろからも人の列が続いていました。
これから大三島橋を渡りますが、橋の有る位置が高い処ですので、どうしても坂道を登らなくてはなりません。
大三島橋に上がって来ました。
右側にこれから向かう多々羅大橋が見えました。
みんなの目が一斉にその方向に向かい、カメラを構えます。
大三島橋を歩きます。
橋の上から見える左方向。
潮の流れが左から右に流れています。
話しかけて来た女性。
地図を広げて潮の流れを確認していました。
大三島橋。
後ろを振り返ると沢山の人が歩くのが見えました。
大三島橋の案内図。
橋のたもとに設置して有りました。
鼻栗瀬戸接待所に着きました。
伯方SCパークを出発してから、さ程時間が経って無く、沢山の人が集中します。
接待所のお接待を受けようとする人で列が出来ます。
歩いて来て、アッ接待所だ。と言う事でフラフラと接待所に行こうとします。
長蛇の列となった、列に並ぶ人からは、入ろうとする人に横から入るなと、大きな声が飛び交っていました。
この橋は先ほど渡ってきた大三島橋です。
橋のたもとに説明プレートが設けて有りました。
撮影した時は気が付きませんでしたが、「自転車道の無料化」は以下のスポンサーのご協力を頂いています。と有りました。
伊予銀行と愛媛信用金庫の文字が大きく扱っています。スポンサーとしての出資金額が多いのでしょうか。
料金所にこの事を掲示して、スポンサーがあって、無料となっている事を知らせないといけないと思います。
プレートに1979年5月に供用を開始した本四連絡橋の最初の橋と記されています。ライトグレーに決定し、この橋の塗装がパイロット的な役割を果したと有ります。しまなみ海道がイッキにできたのでなく、徐々に整備を進めて行ったのだと思います。
橋への理解を深める事が出来ました。
急いで歩いていては、このような事は判りません。
カメラに収めてきて、知る事が出来て良かった思いました。
これらは四国のスポンサーです。広島側はどうなっているのだろう。
この道路。本州四国連絡高速道路株式会社のモノです。
http://www.jb-honshi.co.jp/use/zihodo.html
料金所に、これらのスポンサーのお陰で無料で通行できる旨を表示しても良いのではないかと思います。
自転車がこれらのスポンサーのお陰で無料となっているのだが、歩行者の料金はどのように、なっているのだろうと思います。
坂道を下ってきました。
坂を下ってきて、視界が広がると多々羅大橋が前面に見えました。
釣りをやっている青年。
何が釣れるの?と言葉を交わしました。
彼は「イカ」が釣れると応えてくれました。
この場所の近く。
鼻栗瀬戸と表示してあり、幅が300メートルとなっています。
川の急流のように潮が右から左へ流れています。
曳き船と台船が通過して行きます。台船に船のパーツが乗っています。
急流に向かう船。
エンジンをフルスロットルにしているのだろう。
そんな感じがしました。
多々羅大橋。
直ぐそこまで、来ました。
コチラの画像。
多々羅しまなみ公園まで来た時の画像です。
ここまで来ると、コースの半分を歩いたことになります。
多々羅しまなみ公園の接待所です。
ここでミカンやお茶を貰いました。
多々羅しまなみ公園の中の売店で、ファーストフードを売っていました。
ビールとじゃこ天をいただきます。
そして、あらかじめ、注文して有ったおにぎりを受け取りました。
昼食を終え、再び歩き始めました。
12:08。
454ポイントを通過します。
また、あの高さまで上がっていかなければなりません。
多々羅大橋の裏側。
裏側はこのようになっていました。
いよいよ、多々羅大橋を渡ります。
多々羅大橋を渡り始めました。
前方の主塔。
凄い大きさです。
人と比べれば、その大きさが判ります。
橋の上から。
曳き船に引かれて行く船のパーツ。
さっきは鼻栗瀬戸で同様に曳き船が引くのを見ました。
造船業界。
お互いの工場で補完し合っているのでしょうか。
それにしても、橋の上からの景色。
好い風景でした。
こんな、風情を味わえるのも、天気が良かったからです。
主塔の下で拍子木を叩く女性。
多々羅鳴き龍と表示して有ります。
主塔の間で音が反響します。
県境です。
多々羅大橋を渡り、広島県に入りました。
多々羅大橋の料金所。
そしてカーブしていく歩行者自転車道。
多々羅大橋。
あの橋を渡ってきました。
橋から少し離れても、橋、全体が画像に収まりません。
煌く海面。
好い景色です。
ゴールまで5キロの表示。
5キロなら、残りは1時間ほどです。
逆方向から歩いて来た人たち。
40キロを歩く人たちです。
見落としていなければ、この人たちがトップです。
13:17。
尾道を8時に出発して来た人たちです。
残りは4キロそこそこ。
2時過ぎにはゴールするでしょう。
サンセットビーチの接待所に着きます。
ここで、トイレ休憩。
そして、水分補給でお茶を頂きました。
ここでは、自転車の貸し出しをしていました。
貸自転車で走るグループが居ました。
再び歩き始めました。
海岸沿いの道。
椰子のようなシュロの木の並木が続きます。
反対方向から人が来ました。
コチラも、反対方向からの歩いて来た人たちです。
ペアルックのファッションです。
ご夫婦なのでしょう。
前方で女性が漁師と何か、言葉を交わしていました。
今日の漁はどうだったの?と、でも聞いていたのでしょうか。
声は聞こえませんでしたが、こんな、画像のような状態でした。
この女性。
大三島橋の上で潮流がどうとかで、声を掛けてきたオバちゃんです。
前方に耕三寺が見えてきました。
ゴールが近くなり、瀬戸田のしおまち商店街の中の道を歩きます。
途中で見かけた露店です。
干したタコを売っていました。
1袋が200円。安いと思い、買ってきました。
薄く、荷物にならないのも土産にするには良い点です。
帰宅してから、カミさんにタコ飯を作ってもらいました。
前方の黄色いアーチ。
アソコがゴールです。
でも、平山郁夫美術館に寄りたいので、前を通過します。
平山郁夫美術館へ
平山郁夫美術館へ来ました。
3年前の時は、入館しませんでした。
清里の平山郁夫シルクロード美術館に行った事が有ります。
それで、本家本元の平山郁夫美術館に入りたいと思っていました。
美術館入口の門と美術館の正面入口です。
こちらが受付。
ここで入場券を買い求めます。
館内。
この先は撮影が禁止となっています。
両側に立っているのは地元の人たちの絵手紙作品でした。
左側の壁の地図。
平山が歩いたシルクロードの地図が表現して有りました。
それに、ここは平山の美術館です。平山の経歴を紹介していました。
今日から始まった企画展です。
上の入場券の山の図のような大きな屏風絵が展示して有りました。
荒涼とした山々。
そしてラクダの隊商が進む図で迫力が有りました。
平山と高田好胤の手の平のサインが押して有りました。
コチラはミュージアムショップで買った絵ハガキです。
昨日、通過した来島海峡大橋です。
ゴールへ
黄色いアーチを潜り、ゴールに入ります。
ゴールに入って。
ゴールの両側には、ミス尾道がいました。
ゴールのスタンプを押してもらうのですが、どちらの人に押して貰って良いのやらと迷いました。。
しまなみふれあい交流館へ
バスの車窓から。
バスが多々羅大橋を通過します。
橋の上を歩く反対方向からのウォーカーたち。
16時02分です。
後、30分もすればゴールできるでしょう。
先頭がゴールしたのと、この人たちがゴールしたのでは、どれ程時間差が有ったのだろう。
しまなみふれあい交流館
しまなみふれあい交流館に着いてから、バスで多々羅温泉しまなみ湯へ連れて行ってくれた。ふれあい交流館にお風呂が有るのだが、多人数は入れないので、バスでしまなみの湯に行った訳です。帰りはコンビ二に寄り、お酒を買ってくる事が出来ました。
食堂に集まった人たち。今回の宿泊者は59名だと教えてくれた。
そして、今夜の夕食です。
それにしても、前回泊まった時の記憶が残っているので、この内容の夕食は酷かった。パンフには夕食の内容が変わるとは書いてなかったので、前回と同じような食事だろうと期待していたのだが、裏切られたようで、詐欺に遭遇したような気分でス。
折角、しまなみ海道を踏破した充実感も、この事柄で打ち砕かれてしまいました。
アルコールが入っていて、みなさん饒舌になっています。あの頃のユースホステルでは禁酒でした。でも、50年前のユースホステルのような雰囲気でした。知らない同士でも和気藹々と話が出来たのは結構なことでした。何れも中年以上の人ばかりでした。年代が近い世代だから話が有ったのかも知れない。
9人の同室となった人たちと言葉を交わす事が出来ました。このような点は良かった点です。
今日のコースで見かけたロードサインと、道標です。
歩いて行くと、段々、数値が減っていきます。
第2日目は20キロのコースでしたが、無事に完歩する事が出来ました。
周囲の景色を眺めたり、大三島橋の知識を得る事が出来ました。早足で通過していたなら、目に出来なかったことです。知る事が出来て良かったです。
下のURLは第12回の時のものです。
瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ 第2日 12.10.06 伯方SCパーク~瀬戸田市民会館
http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/852dadb8ccef9a83499ec583a4169022