下呂市萩原町の仏ヶ尾山に行って来ました。この仏ヶ尾山。01.03.20に登りました。もう、15年も前の事です。登ってから時間が経ち、登山口がお墓の所だった。山頂は雪が有ったと言う記憶しか残っていません。一度登った山でも、印象が薄くなっていて、新鮮な感じを受けました。
弐水会の山行計画に入っていましたので、参加させて貰いました。
カメラ画像の記録タイムから行程したものです。
墓地(9:54) ― 登山口(9:57) ― あと1.0K標識(11:20) ― 穴岩(11:32~11:34)
― 1,045mP(11:48~11:50) ― 山頂(12:04~12:41) ― 1,045mP(12:55)
― 穴岩(13:06~13:08) ― あと1.0K標識(13:17) ― 登山口(14:18) ― 墓地(14:20)
上りが約2時間。下りが1時間半余りで登れる山でした。
登山道に指示標識が設置してあり、あと何キロとか表示して有りました。設置してから歳月が経って朽ちていたり、読めなくなったものが目立ちました。
登山口に有った登山道の案内標識です。
登山口に至るまでに2本ほどの標識を見かけました。補助金を活用して登山口を案内してくれる事は有り難い事です。
登山口に設置してあった地図です。
私たちは車で向かいましたが、JRで行く事も出来ます。
上呂駅で下車し、浅水大橋を渡って登山口に向かいます。
登山口の北にあるお墓。
ここに車を停めて、登る仕度をしています。
お墓から登ったと思っていましたが、登山口はこの墓地の南側で、橋を渡った所に登山口が有りました。
墓地には3~4台は停める事が出来ます。
山登りに供え、準備運動をしています。
墓地から登山口に向かっています。
前方に見えるのは萩原町の町です。
登山口に、山を表す地図が設けて有りました。
登山口辺りで見かけた草花。
上の左はゲンノショウコ。そして右はホトトギスです。
右はツリフネです。が、上手く撮れていませんでした。左の花の名は判りません。
イノシシかシカか、獣害対策の柵を開けて進みます。
歩き始め。
この辺りは植林して有りました。
この辺りも植林して有りました。
登り始めて、急な登山道となりました。
あえぎながら登りました。
今日のKオジサンの後ろ姿。
急登を登っていて、額から汗が流れ落ちました。
筆境を歩きます。
境界ですので、右側と左側では、植えてある木が異なります。
あと、1.0キロの標識まで登って来ました。
進行方向に向かって右側。
木々の間から見える山ですが、山頂だと思う方角です。
穴岩まで登って来ました。
1,045mピークに到着です。
ピークから下ります。
右は人工林で左は天然林です。
照葉樹林と針葉樹林というべきか。
下って、また登りとなります。
ここも天然林と人工林の境です。
人工林は紅葉しませんが、天然林は紅葉しますので、秋に登ると木々の紅葉を楽しめるでしょう。
筆境なので、杭が打って有りました。
高田と読めますが所有者の名でしょうか。
山頂に到達しました。
山頂から見える東方の眺望です。
東側に萩原御膳が聳えます。
生憎、御嶽山は見えませんでした。(12:06)
昼食を取っていると雲に動きが有りました。(12:27)
20分ほどの事で御岳山の顔が見えました。
チラッと見えただけです。
それでも山頂の南側で、白煙が立登っているのが確認できました。
全体の姿が見たいなどと注文は申しません。僅かな時間にチラッと見えた事が嬉しいです。これだけの事で、何か得したような気分になれました。
山頂を去る時間となりました。
左は山頂。
右はこれから下山する所です。
キノコのシーズンで、毒キノコを見かけました。
左はカエンタケだと教えて貰いました。猛毒が有るのだそうです。
これまでにもカエンダケを見た事が有ったかも知れませんが、名を覚えるまでには至っていません。
実物を見て、教えて貰い1つ勉強になりました。
登って来た道を下山します。
1,045mピークまで下山して来ました。
石碑が有り、鳥居も設けて有ります。
穴岩で小休止です。
登山道を下った行きました。
下り道で下の方から列車の通過音が聞こえたのです。
音は右から左に移って行きます。
右から左へ音が移って行くので、高山方面に向かう列車です。
あの、レールの繋ぎ目の音。ガタン、ガタン、ガタンと言う音が聞こえます。
高山線を走る列車は普通か特急列車です。大抵、普通列車は2両編成ですので、ガタン、ガタンの音が短いのです。特急列車は4両とか、6両連結して居ますので、繋ぎ目を通過する音が長くなります。
これはワイドビュー「ひだ」が通過して行くときの音です。
下呂市萩原町は、西側と東側に山が聳え、真中を飛騨川が流れています。
地形的には、摺り鉢の底のような場所です。
何も感じずに下山するより、五感を働かせて下った方が良いに決まっています。
今、特急列車が通過して行くと、ミンナに声を掛けました。
下山して来て、獣害対策の柵まで来ました。
通過して、閉めておきました。
下山して来て、登山口を振り返りました。
登山口の表示が設けて有ります。
橋を渡れば車を停めた所です。
お疲れ様でした。
古いアルバム
山に登ってきて、アルバムに写真と地図を貼り記録を残していた時代が有りました。
01.03.20の時のページです。
山頂。
4人で写った写真には扶桑町から来たご夫婦に撮って貰ったと書いてあります。
下界を見下ろすと、下の町並みが見えます。
木の枝が伸びて来ています。
それだけ歳月が流れたという事が言えます。
こちらはその時、踏破した時間の記録です。
感想
仏ヶ尾山の登山コースは筆境。所有者が異なる境界線です。大部分は、そこを歩きます。針葉樹林の箇所は見るものが有りませんが、照葉樹林の所は秋に歩くと、紅葉が楽しめるのではないかと思いました。
山頂から眺望が得られるか否かで、登った山の良さが左右されます。御嶽山の西に位置する山ですので、条件が良ければ望めます。頂上に着いた時は雲に隠れていましたが、顔を見せてくれたので、良かったです。この山は御嶽山が望めるのと望めないのでは、大きな違いが有ります。
急な登り道でした。下山中、左足を捻挫してしまいました。
登山道にあと何キロと言う標識が設置して有りましたが、年月が経って朽ちていたり読めなくなったりしていました。更新することも必要です。樹木の枝が伸びて来て居ますので、伐採して眺望を確保する事も必要でしょう。