名鉄で出かけ、宮地山系を縦走してJRの駅まで歩き電車で戻って来る。そんなコースを踏破しました。岳友タンネの会の例会でリーダーはKオジサンが努めました。
名電赤坂駅で下車して赤坂宿へ。赤坂宿は東海道53次の36番目の宿場です。そんな宿場跡を通り抜け宮地山の遊歩道を歩き宮地山頂へ。宮地山頂から三河湾の眺望が広がりました。 その後、五井山へ。眼下に蒲郡の街を見下ろせました。次は国坂峠を経由して御堂山へ、こちらは城跡となっていた所ですが眺望は利きませんでした。次の山。砥神山からはラグーナテンボスが眼下に見えました。そしてミカン畑の道を歩き三河三谷駅に着きました。
山々の山頂から見えた三河湾の景色。
遠くに伊良湖火力発電所の煙突が見え、その先には三重県の伊勢湾口の島、神島が確認できました。対岸の渥美半島風力発電。そんな物も見えました。
名電赤坂駅 → 赤坂宿脇本陣跡 → 忠魂碑 → あずま屋 → 宮路山山頂 → 名電長沢駅分岐
→ 五井山山頂 → 国坂峠 → 御堂山山頂 → 蒲郡さがらの森 → 砥神山東峰
→ JR三河三谷駅
Nさんから戴いたGPS軌跡図です。
(08:13)
名鉄の名電赤坂駅に着きました。
何人かのハイカーが下車しました。
赤坂宿の宿場町に入って来ました。
「赤坂宿のまつり」と言う案内板が有ります。
大名行列とか雨乞い祭りが行われるようです。
検索しましたらこんなサイトが有りました。
https://tabi-mag.jp/akasaka-daimyou/
近々、祭りが行われます。
赤坂休憩所(よらまいかん) 平成14年にオープンした赤坂宿の旅籠をイメージした休憩施設です。
時間が早く、まだ開いていませんでした。
この施設にはトイレが併設されていて、これから山に登るのに助かりました。
(08:41)
忠魂碑前で休憩です。
仲間のSサンと先ほど、名電赤坂駅で見かけた女性です。
Sサンから女性は安城市から来たと話していたと聞きました。
この女性。
私たちが五井山へ向っていて、途中で擦れ違いました。
五井山が単独の女性でも簡単に登れる事を証明しています。
宮地山遊歩道。
起伏が無く、歩き易いコースです。
(09:21)
宮地山遊歩道の案内図が設置して有ります。
宮路山山頂
(09:38)
宮地山山頂に到着です。
前面に広がる三河湾。
手前のゴルフ場はみとカンツリー倶楽部です。
右側の男性。
地元の人なのか、三河湾の眺望で各地を教えてくれました。
(10:32)
五井山へ向かいます。
両側から聞こえるツクツクボーシの鳴き声で、良い雰囲気です。
走り抜けるトレランの人が居ました。
ガードレールに書かれた五井山への→。
ここから登ってきます。
一山越えれば山頂です。
五井山山頂
(11:05)
ガードレールから登って来ると五井山山頂に到達しました。
ここでも三河湾の眺望が広がります。
眼下の蒲郡の街。
竹島が見えます。
(11:43)
国坂峠へ向って林道を下って行きます。
(12:02)
林道の途中です。
登山道の跡が付いていましたので、ここから降りていくのだろうと思ったのです。
それに道路標識の柱に国坂峠と表示して有りました。
急な登山道を下山して行きます。
国坂峠
(12:14)
国坂峠で道路を横切ります。
五井山から下山して来たところも獣除けのフェンスが有りました。
この先にもフェンスがあります。
峠から急な道を登ってきました。
御堂山山頂
丹野城址の石碑が有ります。
ここが御堂山山頂です。
(13:10)
御堂山の山頂から下山して行きます。
蒲郡さがらの森の敷地内を通過しますが、どちらへ向えば良いのか判り難いところです。
(13:54)
砥神山に向っていて西峰と東峰に向かう分岐に当たりました。
そのポイントを、左に折れて東峰へ向かいます。
(13:55)
砥神山東峰に到達します。
砥神山東峰からの眺望です。
すぐ下にラグーナテンボスが見下ろせます。
こちらは沖を眺めた眺望です。
白いヨットが浮かんでいます。
田原のトヨタ工場。
そして並ぶ風力発電の風車。
遠くには渥美半島を越えて太平洋が見えます。
(14:26)
砥神山から下りてきました。
左はミカン畑で右は温室ミカン。
ミカンの栽培が盛んなのが良く判りました。
ミカン畑の青いミカンが見えました。
この青いミカンも直に黄色くなる事でしょう。
三河三谷駅の裏側まで来ました。
駅の入り口は南側となっていますので、左手の地下道を潜り表側へ行かなければなりません。
(15:12)
15時12分発の快速米原行きが入線してきました。
三河三谷駅で停まる列車は普通列車だけで20分と50分となっています。それで蒲郡駅で快速に乗り換えなければなりませんが、この列車ならその必要が有りません。
山で出会った花たち
①はホトトギスです。
②は秋の七草の「葛」です。
秋の七草。言えますか?
おすきなふくは。です。
③の花の名は判りません。
④の花。センニンソウに似ていると思いますが、違っているかも知れません。
感想
五井山に多くの人が訪れていました。大抵の人は宮地山を経由して五井山へ行き、登山口に戻るピストンのコースを辿っていました。この登山道は音羽町時代に整備された道で歩きやすかったです。 これに比べて国坂峠から御堂山、砥神山を経由して歩く登山道は蒲郡市でしたが、登山道の整備がイマイチと言う感じでした。登山者がガードレールに表示したり交通標識の柱に表示したりして有りました。 行政によって力の入れ方に差が有るのではなかろうかと思います。
宮地山、五井山、砥神山から三河湾が望めました。宮地山からは三河湾全体が。五井山からは知多半島や渥美半島の伊良湖。砥神山からは田原の風車や蔵王山と三山三様の眺望が得られました。
山それぞれで景色が違い、色々の眺望が面白いです。
列車で行き、列車で帰る。下山してからビールが楽しめました。