今日は9時から15時までは晴れの予報だが、一向にお日さまが出てくれない
所沢航空記念公園での散歩は諦めて、9時半過ぎ、妻と歩きで近くのスーパーへ行くことにした
最近は妻の歩行スピードがダウン気味で、私にとっては少し気になっている
私だけなら歩いて5分くらいで着くが、妻と一緒では10分以上かけての鈍行歩行だ
買い物をすませた後は空堀川沿いを帰った
家を出て帰るまでにはいろいろな花に出逢うが、今は菊の時期でもある
それも野菊のような菊があちこちに咲いている
その他には民家の庭や垣根には何色もの椿が真っ盛りに咲いていた
短い時間の散歩だったが、私のメモリに刻み込まれた花たちをご紹介しましょう
空堀川沿いを歩きながらいつも想うことがある
それは昭和30年代、この辺りは雑木林と畑が広がる、人など住まないであろうとされた長閑な風景のパノラマ風景だった
空堀川も蛇行を繰り返し、時には氾濫する通称 ”暴れ川” だったが、東京の郊外として、まだ自然の豊かさに育まれていた
それが今では住宅地と化して大勢の人が住んでいる
そんな変化を発展と言うのか? 進歩と言うのかは定かではないが、豊かだった自然が消えてしまったのは、間違いなく 「人間の仕業だ」 と天からの声が聞こえてくる
今日も妻との散歩が終わって ”ホッ” と、私はため息をついた
写真説明: 今日の散歩で見た花と風景
撮影場所: 空堀川沿いにて