昨日、2020年東京五輪の聖火リレールートが発表され、聖火が各地の世界遺産や東日本大震災からの復興の象徴となる場所を巡ることになったが、それは857市区町村に渡り、121日間にも及ぶそうだ。
巨額の税金を使っての東京五輪だが、私はそれより自然災害被災地の復興が優先と考えるが、決まったことだから容認するしかない。
それに伴い東京都は14箇所の 「セレブレーション会場」 の所在地を発表した。
セレブレーション会場は、一日リレーされてきた聖火の到着を祝う 「セレブレーション」 と呼ばれるイベントが午後8時頃まで開かれるが、その会場にハンセン病の国立療養所 「多摩全生園 (たまぜんしょうえん・東村山市)」 が選ばれた。
ハンセン病は細菌で末梢神経や皮膚などが侵される感染症。感染力は極めて弱く、1943年に特効薬ができ治療可能となったが、隔離政策を定めた法律は96年まで廃止されず患者は根強い差別や偏見に苦しんできた。
この会場に選ばれたことにより、全生園に聖火が来るという意義は、社会でハンセン病への理解が深まっていることであろうから、これからどのような 「セレブレーション」 が立案されるのだろうか?
そして聖火が東村山市に来るのは来年の7月14日、この日は火曜日でMはDS行きだから、私も少しは聖火を見て、ランナーなどを撮るチャンスがあるかもしれない。
これからは五輪本番に向かって様々なイベントも増えるだろうが、まだまだ被災地で不自由な生活に苦しんでいる人たちのことも忘れないで、救済・復興の速度を上げて欲しいものです。
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