人生カテゴリーでも書き込みが続いています。流石に師走だけあってチョット忙しいのです。神道は少なからず確認したりしますからね。
さて、今回の話は約5年前に実際に起きた話です。
突然ですが、私の家は不動産賃貸業なんかもしています。現在は東日本大震災の発生で全室満室ですが、当時は空部屋ばかりだったんです。正直に言います。半分も入っていませんでした。大変でしたよ、金回りが悪くて。
当時の仙台は多分、アパート・マンションの空部屋比率で全国ワースト1だつたのではないでしょうか。そう思えるほどどこもかしこも空部屋ばかりでした。私の家の物件も新築時の半分近い家賃に落としても住居人は中々入りません。本当に困ってました。
その原因の一端は私の父親にもあります。私の親父は小心者の癖に、えばり腐る性格なんです。すぐ金持ちぶります。土地の自慢、家の自慢ばっかり、繰り返し語ります。嫌になります。
特に不動産屋に言い放ちます。不動産屋を下に見るのが好きなのです。不動産屋も人間ですからね、そう言う馬鹿親父には問題のある人物ばかり紹介します。結果、不動産トラブル、賃貸トラブルの連続でした。
不動産屋から見れば、私の親父はウスラバカにしか見えません(事実、ウスラバカですけど)。だから何度も騙されるのです。
騙されまいと私も同席して不動産屋に対応しても、うちの馬鹿親父は自慢話ばかり。私が親父の自慢話を遮って話そうとするものなら、「うあっ、うえっ」と苦虫潰した顔して私を怒鳴ります。馬鹿です。うちの親父は。
それで肝心の事が聞けずじまいで、最終的にはトラブルです。殆どがトラブルとなります。馬鹿だから何度も同じ失敗をし続けます。もう私、ノイローゼですよ。
私、親父の顔を見るだけで胃が痛くなります。私の母親もなるだけ馬鹿親父とは話さない様にしてます。十二指腸潰瘍をぶり返しそうになりますから。それだけ迷惑な親父なんです。もう本当に嫌になります。
今回の事件も私の馬鹿親父が引き起こしました。まっ、聞いてやってください。
私の家なんですが、三階建てのマンションです。3階部分を住宅にしています。だから歳をとると階段の上り下りがきつくなる。私の親父は自衛隊や新聞配達で足腰は丈夫な方ですが、長生きしたいと考えている様で奇特にも毎日スポーツクラブに行って足腰鍛えています。100歳になっても3階まで上れる様にです。
スポーツクラブに長年毎日通っている訳ですから、同年代の友達も出来ます。そこでその友達に「空部屋ばかりで困った」と愚痴話。それを後ろで聞いている者がいました。暗い表情で。視点が定まらない眼つきで。
つづく。