残念です。清水富美加が幸福の科学に入信していたなんて。出家して芸能界を引退するなんて。
私、いい歳して特撮が好きなのですが、ずっと見ていたのです。仮面ライダーフォーゼを。主役が福士蒼汰、ヒロインが清水富美加。ちょっとプッツンな女子高生の役柄を演じていたが、無理して弾けているなぁーと思っていました。本当は大人しい性格だと思えたので。
あの優しげでファニーな表情から周りの人からあーしろ、こーしろ色々言われているんだろうなぁー思っていました。
彼女は人に意見されやすいと言うか、気安い顔をしています。こんな人は何だかんだ言われるのです。怖さがありませんから。
私もそうです。だから集団で生きるのが辛くなる。女優なのだから色々な役柄を演じなければならないのでしょうけど、優しいから誰の言う事も聞いてしまうのでしょう。そして雁字搦めになってしまう。もう限界だったのでしょうね。
こう言う場合は休むのが一番です。自分で良く考え自分で判断する。そして少しづつ強くなって再開すれば良い。休むのも人生ですから。
彼女には親身になってくれる第三者がいなかったのでしょう。否、いたとしたら幸福の科学だけだった。幸福の科学しか頼れなかった。それが残念ですね。
私も幸福の科学の信者の人と接点があります。人としては素晴らしい方です。不思議ですが創価学会、エホバの証人の信者も素晴らしい人ばかりです。
私の家のアパートを建てた工務店の社長も山形の新興宗教の信者でした。この人は会社をたたみ、そこの教祖に会社と自宅を奉納。そして教祖のドライバーになりました。私の家はメンテナンスに大変苦労しましたよ。勝手に辞めるなんて。
でもこの方も仙台の建設業界には滅多にいない良い人でした。やっぱり良い人は宗教に走ってしまうのでしょう。宗教が理想郷に思えてしまうのでしょう。
私も若い頃は多くの新興宗教の勧誘を受けました。しかし私は性根が捻くれている。直ぐに疑問に思う。自分自身に対しても疑問を感じている。だから自分で判断できない。だから調べる。自分で答えを出さねば気がすまない。だから教祖直々の勧誘にも疑問点で返しました。教祖は答えられず。それが人間の限界だと思いました。だから私は人を信仰しないのです。
古本屋に幸福の科学の教祖の本が並んでいます。これは聞いた話で未確認ですが、話によると毎回その本の内容で試験してパスすれば、その組織で上に上がっていくシステムと聞いています。だから試験が終わったら教祖の本は用が無くなり古本屋に売られるみたいです。
日本人は試験好きですが、試験で神に近づけるのでしょうか。そんなの何の役にも立たないと私は思います。教祖は神でも何でもありません。ただの人間です。馬鹿馬鹿しいです。自分の神は自分で考え見つけるべきです。
私は試験が嫌いだし、誰をも師事しません。人には正解でも私にとっては不正解の場合が大半。だからこそ人生は悩む。難しいのだと思います。師事して簡単に人生が歩めるのであるなら、哲学者なんて存在しないでしょうしね。
私が清水富美加さんが気になっていたのはルックスもそうですが、「清水」と言う姓からです。清水さんは不幸になりやすい姓。水の浄化で全てが流される命運があります。だから心配していました。
人生って清濁併せ持っていなければ生きていけません。人生と言う川は濁っている淵もありますので。綺麗な清流よりも濁っている淵にこそ餌がある。濁っている場所へ潜って餌を食べなければ生きて行けない。
それは宗教に頼ったとしても避けられません。神を語る人は神ではない。何の解決にもならない。ただ単に現実逃避させられるだけですから。
清水さんはその名の通り、清いだけに普通の人より濁りには弱い。だから思い悩み悲劇のシナリオを演じてしまうケースが多い。
だったら少しづつ濁りに慣れていくしかない。濁りに対して息を止める時間を少しづつでも長くするしかないと思います。
その為にはやはり休むべき。そして旅に出て心を浄化させ精神を鍛えるべき。そして再生し女優として戻って来て欲しいです。
出家したとしても広告塔にされるだけ。環境は変わっても現状はそれほど変わらないと思います。それに早く気が付いて欲しいですね。
ではでは。