以前、「恵比寿様は何故に赤い真鯛を抱えているのだろうか!?」と題して記事を書きました。
100%私の空想で書きました。一つの説としては或る程度は説得力があるのではないかと己惚れていましたが、やっぱり疑問点はあったのです。
先ずは鯛。私は描かれている恵比寿様の絵や像から真鯛だと考えていました。でも今考えていると真鯛より恵比寿様が抱えている鯛は丸みがある。それと真鯛は薄いピンク色をしている。恵比寿様の絵や像の鯛は真っ赤。
私は目出度い感じに真鯛を強調しているから真っ赤にしているのではないかと考えましたが、コメントをいただいた「ろひしさん」の「恵比寿様が抱えている鯛はエビス鯛で真鯛ではありません」の発言で考えさせられました。
エビス鯛は私も初耳だったのですが、真鯛よりも丸い感じの鯛です。
鯛の字は「魚編に周」。「丸い魚」と言う意味になります。そしてエビス鯛は全身鮮やかな朱色。確かに恵比寿様が抱えている鯛は少々流線形の真鯛よりもエビス鯛の方がピッタリくる。
真鯛は深海に棲んでいる。恵比寿様も呪いの柏手を打って海に入水した。真鯛も恵比寿様も同じ深海に棲んでいる。たから真鯛を抱えているのだと考えましたが違うかも知れない。別の意味があるのではないか。
ネットで検索しても恵比寿様が鯛を抱えている意味が記載されていない。
スピリチュアルなヒーラーの方は「人々に鯛をプレゼントする為に持っている」と言っていたかが、うーん、どうなのだろ。このヒーラーの人は空想を語っているのだろうけど。
確かに恵比寿様は海の収穫物、大黒様は米等の穀物を人々に与えてくれる神だから恵比寿像は鯛を抱え、大黒天像は米俵に腰かけているのかも知れないが、恵比寿様は何故に鯛を選んだのであろうか。
深海には鯛以外にも魚がいる。大王烏賊とかアンコウだって良い筈。何故に鯛なのか。
大黒天様である大国主と恵比寿様である事代主は天孫族に国譲りをした側。大国主と事代主は敗者の神。勝利した天孫族である天皇家は敗者の事代主から海産物を、大黒主からは米を奪った。その祟りを恐れて神として事代主と大国主を神として祀った。
そして何かの伝承から恵比寿様は鯛を抱える様に描かれる様になった。鯛には何かしらの意味が隠されている。鯛にはモデルがいるのではないか。
私、昔、何かその事を知っていた様な気がします。全然思い出せないけど。
確かに鯛には意味がある。鯛には秘密が隠されている。鯛でなければ成らなかった。それについて思い出そうとして前回の記事を書いた部分があるのですが思い出せなかった。
そこで再び考えた。否、私の頭の中のハードディスクの隅に記憶されていた鯛の正体を隅々まで探った。
そして何となく思い出しました。恵比寿様は蝦夷である事を。
蝦夷の「蝦」の意味は「海老」。「夷」は「エビス」と読める。
つまり蝦夷は「海老の様に腰が曲がった髭の老人」の意味合いがある。
塩竃神社の祭神は長年忘れ去られていた。そこで仙台伊達家四代の伊達綱村が忘れられた祭神を塩土老翁とした。
これは「蝦夷」から連想して考えられたのではないだろうか。
そして「恵比寿様」と表記した場合、「寿」の本来の意味は「老人」。古代は皆短命。平均寿命は30代だったとの説もある。老人と言われる年齢まで生きるのは稀。だから老人まで生きるのは目出度い事。だから「老人=寿」となった。だから「塩土老翁=恵比寿様」。
っと言ったら突っ込みどころ満載ですが、ヒントは宮城県の仙台、塩竃、多賀城にあるのではないか。
それで思い出しました。恵比寿様が持っている鯛が何を意味していたのかを。
続く。
100%私の空想で書きました。一つの説としては或る程度は説得力があるのではないかと己惚れていましたが、やっぱり疑問点はあったのです。
先ずは鯛。私は描かれている恵比寿様の絵や像から真鯛だと考えていました。でも今考えていると真鯛より恵比寿様が抱えている鯛は丸みがある。それと真鯛は薄いピンク色をしている。恵比寿様の絵や像の鯛は真っ赤。
私は目出度い感じに真鯛を強調しているから真っ赤にしているのではないかと考えましたが、コメントをいただいた「ろひしさん」の「恵比寿様が抱えている鯛はエビス鯛で真鯛ではありません」の発言で考えさせられました。
エビス鯛は私も初耳だったのですが、真鯛よりも丸い感じの鯛です。
鯛の字は「魚編に周」。「丸い魚」と言う意味になります。そしてエビス鯛は全身鮮やかな朱色。確かに恵比寿様が抱えている鯛は少々流線形の真鯛よりもエビス鯛の方がピッタリくる。
真鯛は深海に棲んでいる。恵比寿様も呪いの柏手を打って海に入水した。真鯛も恵比寿様も同じ深海に棲んでいる。たから真鯛を抱えているのだと考えましたが違うかも知れない。別の意味があるのではないか。
ネットで検索しても恵比寿様が鯛を抱えている意味が記載されていない。
スピリチュアルなヒーラーの方は「人々に鯛をプレゼントする為に持っている」と言っていたかが、うーん、どうなのだろ。このヒーラーの人は空想を語っているのだろうけど。
確かに恵比寿様は海の収穫物、大黒様は米等の穀物を人々に与えてくれる神だから恵比寿像は鯛を抱え、大黒天像は米俵に腰かけているのかも知れないが、恵比寿様は何故に鯛を選んだのであろうか。
深海には鯛以外にも魚がいる。大王烏賊とかアンコウだって良い筈。何故に鯛なのか。
大黒天様である大国主と恵比寿様である事代主は天孫族に国譲りをした側。大国主と事代主は敗者の神。勝利した天孫族である天皇家は敗者の事代主から海産物を、大黒主からは米を奪った。その祟りを恐れて神として事代主と大国主を神として祀った。
そして何かの伝承から恵比寿様は鯛を抱える様に描かれる様になった。鯛には何かしらの意味が隠されている。鯛にはモデルがいるのではないか。
私、昔、何かその事を知っていた様な気がします。全然思い出せないけど。
確かに鯛には意味がある。鯛には秘密が隠されている。鯛でなければ成らなかった。それについて思い出そうとして前回の記事を書いた部分があるのですが思い出せなかった。
そこで再び考えた。否、私の頭の中のハードディスクの隅に記憶されていた鯛の正体を隅々まで探った。
そして何となく思い出しました。恵比寿様は蝦夷である事を。
蝦夷の「蝦」の意味は「海老」。「夷」は「エビス」と読める。
つまり蝦夷は「海老の様に腰が曲がった髭の老人」の意味合いがある。
塩竃神社の祭神は長年忘れ去られていた。そこで仙台伊達家四代の伊達綱村が忘れられた祭神を塩土老翁とした。
これは「蝦夷」から連想して考えられたのではないだろうか。
そして「恵比寿様」と表記した場合、「寿」の本来の意味は「老人」。古代は皆短命。平均寿命は30代だったとの説もある。老人と言われる年齢まで生きるのは稀。だから老人まで生きるのは目出度い事。だから「老人=寿」となった。だから「塩土老翁=恵比寿様」。
っと言ったら突っ込みどころ満載ですが、ヒントは宮城県の仙台、塩竃、多賀城にあるのではないか。
それで思い出しました。恵比寿様が持っている鯛が何を意味していたのかを。
続く。