諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

幸楽苑「あっさり通過(中華)そば」のCMが腹立たしい!!

2019年03月02日 15時51分13秒 | CM評論
以前、書いていたのですが、変な記事を長く書き続けたので出しそびれました。もうCMは切り替わったみたいですが、折角書いたので出しときます。


まさか、また幸楽苑のCMの批判をする事になるとは。

それにしてもやってくれたな幸楽苑。まさか宮城県石巻に鎮座する鹿島御児神社の女性宮司の合格祈願をラーメンに聞かせた、「あっさり通過そば」なんて出すとは思わなかったぞ。許さんぞ。

このCM、日本全国なのか宮城県限定で流しているのかは知らないが、何で鹿島御児神社が合格祈願の神社なのか、どれだけの人が知っているのだろう。

正直、私も正確には知らない。でも、大体は説明出来る。

一応、「鬼渡神と神々の原流」の副題でブログをやっている。分からいでか。何れ機会があれば語ってやるわい。

それにしてもあのCMはズルイ。CMでは鹿島御児神社の社の中で御神体に向かい、「あっさり通過そば」を置いて、女性宮司さんが祝詞を聞かせている。しかし、そんな事は不可能。

ラーメンを一杯作るたびにいちいち祈願なんて出来ない。石巻から仙台まで持って行く途中でラーメンがのびちゃうよ。

「そんな事出来る訳ないだろ」と思ったら、CMの画面の向かって右上に、小さな文字で「祝詞は出荷過程でらーめんの具材に聞かせてあります」と書いてある。

やっぱりそう来たか。だったら誤解させるような描写をCMで流すべきではない。神社に対しても失礼だ。

大体、受験生を誤解させてどうするんだ。縁起悪いぞ。誤解したら試験に落ちるではないか。そこまで何で考えなかったのか。チョッと考えれば分かるだろうに。

それに鹿島御児神社も虚偽に加担している様に思われる。それは絶対してはいけない。

私は会津人を尊敬していた。それなのに国民を、受験生を誤解させる様なCMを流すなんて、またまた見損なったぞ幸楽苑。

それにしても具材に祝詞を聞かせる。御神体の前にその具材を置いて祝詞を上げないと意味は無い。

具材はチキンカツ、合格の焼印が押された卵焼き、葱、ナルト、緑の茎野菜、そして「あっさり通過そば」とプリントされた海苔。これを全部、石巻の鹿島御児神社に持って行って、合格祈願していると言うのか。

そうなるとチキンカツは冷凍しなければなるまい。否、全部の具材を冷凍するのかも。

でもどうなのだろ。祈願している具材が冷凍物だったら、試験に合格出来るのだろうか。試験問題が凍結したままで溶けない。つまり解けないとなり不合格になるのではあるまいか。

うーん、冷凍物は流石に縁起が悪い。だとしたら「あっさり通過そば」とプリントされた海苔だけを祈願しているのかも。

もしそうだったら誇大広告になるのではなかろうか。

食べ物で受験生を相手にするのであれば、正直でなければならないと思う。私が幸楽苑の社長なら、海苔だけに祝詞を上げているのだとしたら正直に消費者に伝える。それが会津人だと想う。

まっ、幸楽苑は苦戦しているのは知っています。売り上げが落ち、「いきなりステーキ」のフランチャイズ展開をしているそうですが、「いきなりステーキ」のブームも終わりつつある。

ステーキは家でも食べられる。しかも安く。ブームが続かない事は分かり切っていただろう。

それでも展開した。これだけ平均所得が減っているのだから、どんな業態でも儲からなくなっている。だったら縮小するのも商売だと私は想うね。

っとは言っても、あのCMは不愉快だ。神社を大切に想っている者を敵に回すと思う。

それに幸楽苑CMの得意のズッズズズッー、ズッズズズッーと言う汚らしいラーメンをすする音。私、大嫌いです。

「これを喰えば合格出来るんだぁー」と言う感じで学生たちがラーメンを食べているシーンは、厳かな神社と合わない。私的には祟りを受けそうに感じる。あれは止めるべきだ。誤解しっぱなしかよ。

神社を大切に想っていない嫌なCM。私は嫌いです。本当に受験生を想っているとは思えない。

昔は幸楽苑のラーメンが大好きだったのに。


ではでは。
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或るリクルーターの懺悔。その7

2019年03月02日 15時22分10秒 | 人生
こんなに長くなるとは。それとリーディング様の度が薄いKIO YAMATOのメガネで書いているので、所々誤字が多いです。すんません。続きです。

っと言う事で、K先輩は内定を断ったAビールの採用担当者に罵倒されるわ、支店長には怒鳴られるわ、一回辞めると言っちゃったから立場が無いわで、散々な思いをしていたのです。そりゃ、イライラしちゃいますね。

そして4月となり私は退職。3年ほど家業を手伝い、その後上京。株の新聞社へ就職。それから職を転々。商売を起こす為にバイトしたりしてた。

K先輩は辞表を書いたのが良かったのか、腐っても早稲田だったのが効を奏したのか、ロンドン支店に転勤。そして日本に戻って来て東京で再会。×××証券が吸収合併する事となり、私に相談に来ました。

吸収合併ですから、吸収される側は奴隷なのです。事実、あんなに威張っていた支店長や腰巾着の次長は、遊軍社員に落とされました。簡単に言うと机の無い営業社員です。「早く辞めろ」と言われているようなもんです。それが吸収された社員の現実です。

K先輩は転職活動をしていて、東証一部上場している大手測量会社から内定を貰っていた。それで私に相談に来たのです。私は会社の情報に詳しかったので。

そこで私的には大変ショックな事実を知りました。K先輩の父親は仙台の測量学校の校長だった。その測量学校には亡くなった従兄弟が通っていた。

従兄弟は私の家で新聞配達や集金のバイトをしながら、測量学校に通っていた。それが勉強の妨げになったのか、元々頭が悪かったのかダブった。2年通った。そして就職。その10ヵ月後、仕事中に事故死した。測量士なのに免許も無いのに小型クレーン車に乗って作業。そして横倒しとなって亡くなった。

仙台に来なければ死ぬ事は無かった。私と仲が良くなければ死ぬ事が無かった。私を訪ねてきたが、最後に会えていたなら死ぬ事も無かったかも知れない。そして測量学校を留年しなければ・・・・。

逆恨みなのは分かっていますが、私、K先輩の父親を恨んじゃいました。まっ、一番は仙台で新聞屋をしている親父、そして私が原因なのでしょうけど、ちゃんと測量士の資格が1年で取れていれば、従兄弟は死ぬ事は無かった。だからドス黒く恨んじゃいました。

K先輩は内定を貰った測量会社に行くかどうかまた迷っていました。私はまだ30代だし、ロンドンでも働いていたし、早稲田を出ているのだから採用学校として会社の箔にもなっている。残るべきだとアドバイスしました。そしてその測量会社は業績が良くなく、退職者が続出していましたし。

私は正直、従兄弟の死に関わったK先輩との付き合いは止めたくなりました。会っていて従兄弟を思い出して辛いので。

更にK先輩は仙台で仕事が無いか聞いてきます。そろそろ親と一緒に住まなければならない。二世帯住宅も用意していると言います。そんなの分からないですよ私には。

だからAビールに行けと言ったのです。下らない早稲田のプライドでそのチャンスを無くした。全て上手く行っていたのに。

「こんなのは自分の判断。K先輩はこれまで証券マンを続けて来たのだから、証券マンに向いているのです。向いていない私は測量会社に行くと思いますが、K先輩は会社にのこるべきです」とアドバイスしました。この言い方をすると、結果が読めるので。

K先輩は自分の人生を私に判断させ、失敗したら私を恨みたいのかも知れません。でも私はそんな役はこりごり。それでなくてもリクルーターで学生の人生を左右させてしまったのです。本当にもうこりごりです。

上記の様にアドバイスすれば測量会社に行くと思っていました。私は強く残れとは言いませんでした。私は責任を取りたくないので。

結果、K先輩は測量会社へ。

これも私は反対しましたが、K先輩は横浜鶴見区の神社より上の山の天辺にあり、階段で登っていかねば成らない中古住宅を3500万円で購入。東京で働き続ける事を決意。

K先輩の父親は7800万円で泉パークタウンで新築を購入したが、定年退職した身では借金が払えず転売することに。4600万円でも売れず20万円で賃貸に出し、生まれ故郷のひたちなか市へ帰って行きました。

多分、そうなると思っていましたが、K先輩は測量会社を直ぐに退職。今は小さな証券会社で働いています。失意を感じながら。

話は大幅に遠回りしましたが、あの学生はどうなったか。

×××証券出身でも支店長になった者が居るそうですが、それは親会社だった○○証券の出来る天下り社員だと思われます。

自社株を買っていたから、何千万円と言う資産を築いたのでは。

自社株を売る時は、会社を辞める時。上場時に辞めていれば大金を手にしていたでしょうけど、○○証券が破綻した時は、×××証券も潰れるとの噂が広がり、額面の水準まで下がったと聞きます。どうなっているのでしょう。

私が幸運をもたらしたのか、不幸のどん底に貶めたのか。それは分かりません。やっぱり自分の人生、自分の判断が一番大事なので。

銀行だってAIを導入すれば8割の銀行マンが職を失うとまで言われてます。事実、アメリカの銀行のトレーダーは絶滅に近い状態になってます。諸行無常なのですよ、世の中は。

それを一番感じているのが今の私。どう転んでもこの状況に陥っていたのかも知れない。

何が頼りになるのだろう。それが一番分からないですね。


ではでは。








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或るリクルーターの懺悔。その6

2019年03月02日 07時03分12秒 | 人生
思ったりより続いています。


K先輩に事の顛末を話すと、「おめぇーひでぇ野郎だなぁ、こんな軍隊みたいな会社に勧誘するなんて悪魔じゃないか。今からでもお遅くない。その学生に謝って来い。内定を断る無ように言って来い」と。

私は「もう遅いでしょ、来月入社して来るんですから。今更間に合う筈ないじゃないですか」。

K先輩「その学生が入社してお前に挨拶行ったら、お前は既に退職していたなんて。お前、とんでもないぞ。どうすんだ」。

私「どうするもこうするも無いじゃないですか。私だってまさか私の話を信じ、入社するとは思っていなかったのですから」。

K先輩はキレ気味で話します。実は数日前、転職活動していてAビールに内定を貰ったのです。

Aビールは「うち接待営業があるから、ビールが飲めないと話にならないよ」と質問。

K先輩は「ザルです。任せてください」と返答。見事、内定を取ったのです。

K先輩は私より2年先輩ですが、英語で定評の有る県立高校を卒業。

これからは大学の時代ではないとのたまって、2年間の専門学校に進学。そして就職活動したら、やっぱり大学の時代が続いていて、専門学校では全然話しにならなかった。

それで1年間予備校に通い、早稲田大学に入り卒業しています。

本来は早稲田の学生は×××証券なんかに入る訳内のですが、3年ダブらした感じで○○証券投資委託販売にしか内定取れなかったみたいです。

後輩の私が言うのもなんですが、K先輩は決断力がありません。だから私に相談ばかりしていました。

私は相談され易いし、説得が上手い。だからK先輩、私にべったりだったのです。大手ビール会社に転職が決まった時も当然、私は「絶対行くべきだと」勧めました。

そしてK先輩は支店長に辞表を提出した。支店長は「もうしばらく考えろ」と慰留。それでもK先輩の決意は固く、辞める決意でいました。

ところがK先輩が勘違いをしたのか、Aビールが騙したのかは分かりませんが、K先輩の内定は本社採用ではなく、仙台支社での採用だったのです。

入社の日取り等を突き進めているうちに本社採用じゃない事に今頃気が付いた。未熟です。

本社採用は早稲田・慶応クラスの社員がいる。自分も早稲田を出ているのに支店採用。
全然出世出来ないし、本社採用組みとは明らかな差別を受ける。これには耐えられない。

私はそれでもAビールへ行くように説得しました。K先輩の父親もこちらに住んでいる訳だし、Aビールなら倒産の心配も無い。地元に居てくれといわれていた。それでも早稲田出たのに支店採用は、プライドが許さない。

私は何度もAビールを勧めた。でも早稲田のプライドが有るK先輩はAビールの内定を断り、支店長に辞表の撤回を申し出ました。

私、その風景を見ていましたが、辞表を出された時の支店長は優しげで親身でしたが、辞表の撤回を申し出た時は、「あったりめーぇーだ!!」と怒鳴り声を張り上げて、延々と説教が続いていました。

A先輩は当然、Aビールの内定を断りに行ったのですが、Aビールは体育会系らしく、「こっちは看板背負って商売してるんだぁー、舐めんじゃねぇーぞ、くらぁ!!」と優しげだった採用担当者が憤怒の形相になって怒鳴られたそうです。

有名で大手の企業はどこもブラックだと私は考えていますが、この話を聞いてつくづくそう思いましたね。まっ、当然ですけどね。


続く。

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