続きです。今度こそ天知加迦流美豆姫です。
天知迦流美豆姫ですが、夫神である大歳神共々、アイヌ語で疱瘡の意味合いがあります。それは今回は置いときます。長くなりそうなので。
簡単に日本語で天知迦流美豆姫を訳しますと「天界の水流を司る女神」と訳せると思います。
ここで問題なのは「知、迦(伽)、美豆」の字ですね。
「知」は知識の知ですが、日本語は発音重視なので「地」の可能性があります。そうなると「天と地の水の流れを司る妻神」、「」。
「稚」で訳すと「天界の若い水の女神」。または「天界の本来の水の女神」。
「迦」は「巡り合う」と言う意味です。「妻」と考えて良いと思います。
「伽」の字でも表記されていますが、「夜伽」から分かると思いますが、同じく「妻」の意味になります。そうすると「天界の水を司る妻神」と訳せます。
問題は「美豆」。私は「水」として訳しました。「流」の字も付いていますので。
そこから考えると「水と流」で「天の川」。「天の川の女神」。または「太陽神の妻である天の水神」。
「天、流、水」で考えると水分神「天水分神」。「地、流、水」なら「国水分神」。
水分神は豊作の神でもある。そこで「美豆」をそのまま「素晴らしい豆」と訳したらどうなるか。
日本には「美豆」と名の付く地名があります。京都の美豆町は朝廷の牧場があったそうです。そう考えると天照大神の給仕の神である豊受大神が連想されます。
以前、「豊受大神の御神体」と題して書きましたが、豊受大神も男女の性器が御神体です。つまり性器信仰。そうなると賽の神、幸神ですね。その点から私は「賽の神・幸神=大歳神=豊受大神」と考えています。
豊穣の神は恵の神です。でも本当は恵んで貰った訳ではない。山を崩して田畑を作った。先住の神々を倒して恵を奪った。その後ろめたさが大陸から渡って来た者達には有った。疱瘡や自然災害等々、祟りとしか思えない出来事が生じた。
山は戸愚呂を巻いた蛇。ダイヤモンド富士などは戸愚呂を巻いて目を爛々と光らせた大蛇の姿。つまり太陽は蛇の目。太陽神は蛇神。
山を崩して田畑を作る時も蛇を見た。蛇の土地を奪った後ろめたさがあった。その恐れから蛇を祀った。蛇は国津神として祀られた。
神は「カ(蛇)、ム(産む)」の意味。つまり女の蛇。神は蛇。それが日本の神道。お神輿のご神体の丸い鏡は蛇の目。鏡は「蛇蛇身」の意味。日本の本来の神は蛇でなければならない。
しかし、蛇を神として信仰したら天皇家が侵略者である事が知れてしまう。人々が天皇家を迫害する可能性が出て来る。それは大変不味い。
しかし、本来の神である蛇への信仰を捨てる訳にはいかない。祟りが生じる。自然災害、疱瘡は蛇である神の祟り。祀り上げて鎮める必要がある。そうしないと日本は滅びる。
太陽神は天界の神。天からは日の光と風、そして雨の恵かある。
日が照らなければ暗闇になる。雨が降らなければ農作物が実らない。そして風は稲を育てる。稲妻は風により稲が美味しく実る事を意味している。風もまた天の恵み。
しかし風は疱瘡を運ぶ。雨も水害をもたらす。それは天の祟り。太陽神の祟り。そして蛇の祟り。祀らなけれは日本は成立しない。そこで天照大神を誕生させた。
天の岩戸に隠れなければならなかった神。被害を受けた神。福神。そして天皇家の祖神として・・・・。
続く。
天知迦流美豆姫ですが、夫神である大歳神共々、アイヌ語で疱瘡の意味合いがあります。それは今回は置いときます。長くなりそうなので。
簡単に日本語で天知迦流美豆姫を訳しますと「天界の水流を司る女神」と訳せると思います。
ここで問題なのは「知、迦(伽)、美豆」の字ですね。
「知」は知識の知ですが、日本語は発音重視なので「地」の可能性があります。そうなると「天と地の水の流れを司る妻神」、「」。
「稚」で訳すと「天界の若い水の女神」。または「天界の本来の水の女神」。
「迦」は「巡り合う」と言う意味です。「妻」と考えて良いと思います。
「伽」の字でも表記されていますが、「夜伽」から分かると思いますが、同じく「妻」の意味になります。そうすると「天界の水を司る妻神」と訳せます。
問題は「美豆」。私は「水」として訳しました。「流」の字も付いていますので。
そこから考えると「水と流」で「天の川」。「天の川の女神」。または「太陽神の妻である天の水神」。
「天、流、水」で考えると水分神「天水分神」。「地、流、水」なら「国水分神」。
水分神は豊作の神でもある。そこで「美豆」をそのまま「素晴らしい豆」と訳したらどうなるか。
日本には「美豆」と名の付く地名があります。京都の美豆町は朝廷の牧場があったそうです。そう考えると天照大神の給仕の神である豊受大神が連想されます。
以前、「豊受大神の御神体」と題して書きましたが、豊受大神も男女の性器が御神体です。つまり性器信仰。そうなると賽の神、幸神ですね。その点から私は「賽の神・幸神=大歳神=豊受大神」と考えています。
豊穣の神は恵の神です。でも本当は恵んで貰った訳ではない。山を崩して田畑を作った。先住の神々を倒して恵を奪った。その後ろめたさが大陸から渡って来た者達には有った。疱瘡や自然災害等々、祟りとしか思えない出来事が生じた。
山は戸愚呂を巻いた蛇。ダイヤモンド富士などは戸愚呂を巻いて目を爛々と光らせた大蛇の姿。つまり太陽は蛇の目。太陽神は蛇神。
山を崩して田畑を作る時も蛇を見た。蛇の土地を奪った後ろめたさがあった。その恐れから蛇を祀った。蛇は国津神として祀られた。
神は「カ(蛇)、ム(産む)」の意味。つまり女の蛇。神は蛇。それが日本の神道。お神輿のご神体の丸い鏡は蛇の目。鏡は「蛇蛇身」の意味。日本の本来の神は蛇でなければならない。
しかし、蛇を神として信仰したら天皇家が侵略者である事が知れてしまう。人々が天皇家を迫害する可能性が出て来る。それは大変不味い。
しかし、本来の神である蛇への信仰を捨てる訳にはいかない。祟りが生じる。自然災害、疱瘡は蛇である神の祟り。祀り上げて鎮める必要がある。そうしないと日本は滅びる。
太陽神は天界の神。天からは日の光と風、そして雨の恵かある。
日が照らなければ暗闇になる。雨が降らなければ農作物が実らない。そして風は稲を育てる。稲妻は風により稲が美味しく実る事を意味している。風もまた天の恵み。
しかし風は疱瘡を運ぶ。雨も水害をもたらす。それは天の祟り。太陽神の祟り。そして蛇の祟り。祀らなけれは日本は成立しない。そこで天照大神を誕生させた。
天の岩戸に隠れなければならなかった神。被害を受けた神。福神。そして天皇家の祖神として・・・・。
続く。