諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

狂ったアニオタの犯行か?? 京都アニメーション放火殺人事件と、アニオタの飯島真理に対する憎悪を考える。

2019年07月20日 11時54分15秒 | 事件・事故
私は若い頃の飯島真理が大好きでした。

声が良過ぎ。歌も可愛らしい。否、上手過ぎ。国立音大ピアノ科中退しているだけ合って、ピアノも上手い。

それ以上にルックス。真ん丸い栗のような顔。全てにパーフェクト。恥ずかしながら今でもユーチューブ等で聞いております。癒されております。

しかし、音楽面でアドバイスしていた外人アーチストと恋に落ちて、人気絶頂の時に周囲が止めるのも聞かず、アメリカに渡ってしまったんだよねぇー(涙)。

そして双子の男の子を産んだは良いが離婚。それでも日本には戻らず、ロスアンゼルスでインディーズ的に音楽活動をしています。年に1度の里帰りコンサートはしています。

才能は有ります。アメリカでも映画の準主役で出てたりしてますし、56歳の今でも音楽を続けているのですから。でもなぁー。

彼女はルックスに似合わず、アメリカでリズム&ブルースのシンガーを目指した様です。それが禍となって、声を潰してしまった。昔のように高温の張りが無くなった。昔の歌が歌えなくなった。

日本にいた時はラブソングを主体に謳っていたのですが、アメリカでは「ソマリアがどうした、こうした」と、彼女のイメージに合わない政治色の強い歌を歌うようになってしまった。これで日本からのファンは離れてしまった感があります。

それ以上に悲劇だったのが、「宇宙要塞マクロス」の主役であるリン・ミンメイの声優をやってて、大人気になった事。

アニオタは余りにもリン・ミンメイのイメージがピッタリすぎて、「飯島真理=リン・ミンメイ」だと思い込んでしまった。飯島真理に何時までもリン・ミンメイを演じて欲しかった。

しかし彼女はシンガーソングライター。声優を続けるつもりは無い。マクロスではミンメイは歌手の設定。歌を歌うから声優に抜擢されただけ。

それが声優としても抜群に上手かった。アニオタを魅了した。大人気となり、アルバムもオリコン2位に成るほど売れた。日本のアニメ史上、最高の声優となってしまった。。

飯島真理はアーチストとして生きたかった。アニオタたちはミンメイとして彼女を見ている。その葛藤が有った。彼女はマクロス色から抜け出したかった。

そんな想いも有ってアメリカに拠点を移したのだと思います。だが、それをアニオタは許さなかった。

飯島真理への物凄いバッシングが始まる。「2ちゃんねる」で飯島真理を検索して頂きたいのですが、誹謗中傷が凄いです。怨念と憎悪が感じられます。全てアニオタの書き込みと考えられます。狂っております。

可愛さ余って憎さ100倍。飯島真理はリン・ミンメイ。ボクの恋人。その恋人が外人のアーチストと出来てしまい、ロスアンゼルスに渡った。飯島真理はボクを捨てたのだ。わぁーん(大泣)。

ってな感情が彼女への憎悪となったのだと思います。ここまでバッシングされると、飯島真理は命の危険性がある。

飯島真理が好きだったアニオタ達は狂ってしまった。日本にいたら何をされるか分からない。離婚しても日本には戻らない方が良い。そこまで彼女は追い込まれていると想えます。

さて、話は変わって昨日の京都アニメーションの放火殺人事件です。現時点で33人が死亡しています。多分、犠牲者は若い人が多い筈です。アニメーターと言う仕事は物凄く体力が必要ですから。

そしてギャランティが頗る安い。家庭を持つのは先ず無理。月収11万円位が精々と聞いています。

以前、月収20万円の伝説のカリスマアニメーターがいたそうですが、忙し過ぎて過労死しています。それだけアニメーターと言う仕事は過酷なのです。

でも夢がある。だから辞められない。良い作品を作る。その情熱で仕事をしている。皆、希望に満ち溢れて仕事をしていたのだと思います。

放火した犯人に付いては、現時点で詳細が語られていませんが、私は熱狂的なアニオタだと考えております。

アニメの世界にどっぷりと浸かってしまい、現実とアニメの世界が交錯した生活を送っていた。狂ってしまっていた。それで何かしらの理由で京都アニメーションを逆恨みして、今回の凶行に走ったのだと思われます。

狂人化したアニオタは怖いのです。何を考えているのか分からん。アニメと言う空想の世界と現実の世界を行き来してくらしていますから。それで現実が分からなくなる。

私も狂気を演じ、カメハメ波っーーーーなんてやったりしますが、そこまでアニメの世界にのめり込んでしまうと、空想と現実、そして善悪の判断が出来なくなる。怖いです。

今のスピリチュアルヒーラーとアニオタは似ています、自分は神だ、自分はヒーローだと思い込んでしまう。自分で自分を洗脳する。自分の考えを正当化し、とんでもない行動を起こす。

もし狂ったアニオタが犯人であるなら、こんな事件で命を失った33人は気の毒です。現実と空想の区別が付かない狂人に殺されたのですから。彼は反省する心も無くしているでしょうから。

そんな狂人に殺された。何の罪も無いだろうに。空想での逆恨みで命を失ったとしたら理不尽。不条理です。

何事にも節度が必要です。アニメの世界は空想。空想の中では生きられない。生きていたら狂人。

どんなに頑張ってもカメカメ波は出ない。武空術で空なんか飛べない。アニメは空想。現実では無い。

アニメが好きなのは良いですけど、熱狂的になってはいけない。自分で自分を洗脳してはいけない。自分としての自我を持つべき。アニメ程度で狂っちゃいけない。現実からアニメと言う空想の世界に逃げちゃいけない。

私はそう思いますね。


ではでは。





コメント (2)
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