諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

大阪G20サミットで日本の戦後はやっと終わった。その2

2019年07月13日 09時59分20秒 | 政治・経済
続きです。

プロレスラー・トランプは「日米安保の破棄は全く考えてはいないが、日本が攻撃されれば、米国は日本を守る。しかし、米国が攻撃されても日本はSONYのテレビでそれを見ているだけ。」と皮肉った。

これは「金だけ出すのではなく、日本もアメリカと一緒に戦え」と主張した事になる。つまり日本国憲法第9条の改定をアメリカが求めた。これは本当に画期的だと思います。

この原因を作ったのは間違いなくオバマ元大統領です。「イエス ユー キャン」なんて良いながら、中国の増長を見て見ぬふりをした。

「太平洋を中国とアメリカで分けよう」。つまり「ハワイから半分の太平洋を中国が支配しますよ」と宣言したのに、オバマは何も出来なかった。アメリカをおちょくったのにアメリカはダンマリを決め込んだ。それで益々中国は膨れ上がった。

トランプになってアメリカもやっと中国の脅威を実感した。このままでは中国に軍事力で並ばれる。そして近い将来、追い越される。

将来的にはアメリカの軍事力だけで足りなくなる。日本にも軍事力を発揮してもらいたいとの意向を示したと言える。

つまり、アメリカが制定した日本国憲法第9条をアメリカが撤廃を求めて来た。「戦争の放棄」、「戦力の負所持」、「交戦権の否認」の解除を要請して来たのと同じ。

これは日本の戦後をトランプが終わらせた事になると思う。

日本の戦争責任は全て果たした。国として自国を守り、同盟国と一緒に戦う責任を与えられた。認められた事を意味する。

アメリカは日本に対し、一緒に中国と一緒に戦う事を要請して来たと言える。

「日本=アメリカ」。アメリカと日本は同じ軍事力を共有する同盟国である事をトランプは全世界に宣言した。これは習近平も顔色を失った。

安倍首相は大阪G20で習近平に対し、「一国二制度の下、自由で開かれた香港が繁栄していくむ事が重要だ」と語った。

これまでの習近平なら、「自国の政治と政策に、他国が口を出すべきではない」と鬼のように顔を赤くして、怒気を含んで反論していたと思う。しかし、習近平は安倍首相に反論出来なかった。

香港と台湾の自由主義化、そして独立化は中国崩壊の突破口になる。その話を出されれば中国は黙っていない。武力を持ってしてもそれを阻止すると言っている。それなのに習近平は黙っている外なかった。

安倍首相の主張はアメリカの意向でもある。反論してはアメリカとも対峙する事になる。今、それは大変不味いと考えて黙ったのだと思います。

中国は世界サミットでこれまで、日本の戦争責任に付いて追求の手を緩めなかった。しかし、今回の大阪G20では語らなかった。

語れる筈は無いです。中国は愛国正義と言って侵略戦争を着々と準備しているのですから。

中国の人口は14億人以上。広大な国土を持つが土地が枯れている。資源が無い。食料も作れない。14億人の生活を維持出来ない。

中国が安定成長するには他国を侵略するしかない。そうしなければ数十年後、人口は6億人を切る。もう覇権は望めない。今直ぐにでも他国を取りたい。太平洋に出たい。

それには防波堤の様に中国をガードしている日本列島が邪魔。日本を取らなければ中国は繁栄しない。

何としても日本を取る。取らなければ中国は成立しない。


続く。







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