諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

トヨタイムズ「トヨタ工業学園取材編」のCMが、空恐ろしい。その3

2020年04月11日 10時12分40秒 | CM評論
床屋に行ったら何故か身体がだるくなり、もしやと思い焦って正露丸の匂いを嗅いで、ホッとしながら続きます。

さて、時は過ぎ、現在の日産。株価は300円台に低落して破産の噂も流れています。噂の主はカルロス・ゴーン。「2年後には倒産する」とか言ってます。自分の責任を棚に上げて。

カルロスゴーンは、日本で売れる車種を絞る戦略を採りました。ノート、セレナ、デイズ、エクストレイル以外は割高な設定にしたり、日本だけ旧型車を売り続ける戦略を採用してます。効率的に売るが為です。

そのせいで日産の国内販売台数は不変的第2位から5位に急落してます。ここまで国内で売れないと、日産の日本人社員は辞めてくれと言われている様なもんです。

しかも、技術の日産から技術の引き離しを行なっている。

ノート等の主力エンジンであるHR型、QR型エンジンは愛知機械工業が生産している。デイズの660ccエンジンは三菱自動車製からルノー製に切り替わった。スカイライン用の4気筒2000ccエンジンはベンツ製。

これではどの口が「技術の日産」と言えるのか。もう日産と言う会社は日本人のものではない。ルノーが全て牛耳る。技術を奪われた日本人の日産社員は過去の栄誉も誇りも失った。大リストラだけがゴーンの戦略ではなかった。

傘下に入る。吸収合併される。それって負けた側の社員は辞めよと言われている様なもんです。

ルノーとは平等なんてありえません。日産社員で生き残れるのは少数。技術を奪ったら用無し。こんな事、傘下に入る前に知らなかったのであるならば、日産は何てお目出度いのか。カルロスゴーンも不正蓄財したくなる気持ちも分かります。ここまで抜けているのですから。

本当に日産は倒産の危険水域にいます。その日産に対してトヨタは容赦ない。

以前のトヨタイムズのCMで香川照之が、「トヨタも変わらなきゃと社長が言ってるが、変わらなきゃ、変わらなきゃって、どっかで聞いた様な・・・」と発言してます。

これってかつての日産のCMでイチローに言わせたフレーズです。「イチロ日産」とか言いながら。

日産は手負いの状態です。それなのにこんな皮肉を込めたCMをするなんて、トヨタはえげつないわ。

更にありえない事に、東京モーターショーのトヨタブースへイチローを登場させている。トヨタの社長とイチローが対談したり、トヨタの新入社員入社式で、イチローがスクリーンからメッセージを出している。一時は日産の顔だったイチローが、トヨタ側に付いちゃっている。えげつない。えげつ無さ過ぎる。

イチローって、確か日産のクルマに乗っていた筈です。いくら依頼があったとしても、イチロ日産のイチローがトヨタが側に付くなんて、武士の情けってもんが無いのか。ここまで無慈悲な事をするのか。まだお金が欲しいのか。

私、何でも自分が自分がと言うイチローは好きではありませんでしたが、ますます嫌いに成りました。人の気持ちを踏みにじる奴は大嫌いです。

そしてイチローと言う人間にも、トヨタの社長にも空恐ろしさを感じます。

成功する為にはここまでの事をするのか。生き残る為にはそこまでしなくてはならないのか。それが成功者の生き方なのかと。


続く。




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