私、夢グループを心配していたのです。
夢グループの本業は往年の大スター??を集めた歌謡コンサート。それがコロナで中止となっている。
徐々に再開はするでしょうが、客席の間隔を開けてのコンサートにしなければいけない。
そうなると動員出来る観客はホールの定員の半分以下になる。それでは往年の大スター達に、満足なギャランティが払えない。赤字になってしまう。
さしもの社長もコロナではどうする事も出来ない。夢グループ始まって以来の大ピンチなのではないか。どうするんだ、社長。
中国製のマスクを販売したが、巷ではそれ以上に安く手に入るようになった。もう、マスクでは利益が出ないだろう。
今年の夏は「夢卓上クーラー」で勝負に出たみたいだが、同等品が溢れている。
今見たらショップジャパンの「ここひえ」もモデルチェンジしていた。通電している動画を見たが、明らかに従来品よりモーター音が減っている。これは早くも「夢卓上クーラー」はピンチなのではないか。
まだ、価格面でのアドバンテージがあるが、似た商品でそれよりも安いのがある。ヤフオクでなら、送料込みで2000円前後でいけそうだ。どうするんだ、社長。
そしたらスーパージェルクッションの新CMで、革新的なアピールをした。
何とスーパージェルクッションの上に卵を5個載せて座っても、卵が割れない事をアピールしたのだ。こんなアピールをするとは、子供っぽいと言うか・・・・・。
これには流石に私も驚いた。私には絶対に出来ない発想。流石、社長だ。
否、まてよ。以前私は「私ならスーパージェルクッションにウズラの卵を載せて、他社製品よりもクッション性が高い事をアピールする」と言った。
それを読んで卵1個から5個に増やしたのかも知れん。どうも社長は私のブログを読んでいる節が見受けられるし。
でも、卵5個か。これは諸刃の剣ではないのか。逆に体重の圧力を卵1個から5個に分散できるのだから、割れにくくなるのではないか。大抵の人はそう思う筈だが、物理的にどうなのだろう。違うのかなぁー。
それにしても卵を1個から5個に増やすなんて、恥や外聞を考えちゃうから出来ないなぁー。
否、今はコロナ禍。そんな事は言ってられない。
生きるか死ぬかの時代。まさかの卵5個で勝負に出た社長の決断は賞賛に値するかも。
ターゲットは高齢者。卵5個でライバル商品の5倍のクッション性能と捉えてくれるかも知れぬ。社長は信頼されているから、そう思うに違いない。
でもなぁー、やっぱり卵5個はインパクトはあるけど、チョッと笑っちゃうよね。「何だ、そりゃ」と思う人の方が多いと思うなぁー。
あれでスーパージェルクッションの評価は、高まるのかなぁー。一般の人には笑いを誘うだけじゃないのかなぁー。
否、一般人は切り捨てたのかも。見切りの美学で勝負に出たのかも。
きっとそうだ。社長は予想を覆すクリエイターだ。だから私も魅了されている。社長の決断には間違いが無い筈。
更に背もたれにもスーパージェルクッションを付けてアピールしている。
背もたれにも必要性があるとは思えないが、高齢者にはスーパージェルクッションは2つ必要と思い込むかも。この発想も素晴らしい。
しかもダメ押しにハーフサイズの毛布もプレゼントするらしい。この暑い季節に。
スーパージェルクッションはハニカム構造で通気性があって涼しいとアピールしているのに、ハーフサイズの毛布をプレゼントする。矛盾している。
夢卓上クーラーをプレゼントするのなら話は分かるが、真夏に近付いているのに毛布をプレゼントするって、私には全然意味が分からないよ。何でだよ。
うーん、私もそうだが、高齢者はプレゼントに弱い。催眠商法で騙されて高額な羽毛布団を買わされるとも知らずに、パンや卵、砂糖欲しさにのこのこと会場に出かける。
でも、何で今の時期にハーフサイズの毛布なのか。
もしかしたら夢グループの「温感ポカポカ毛布」が大量に余っていて、在庫処分の為に半分にちょん切ってプレゼントしようとの魂胆なのでは。
高齢者はどんなものをプレゼントされても喜ぶ。夢グループも倉庫を空に出来る。一石二鳥だ。
これも私には出来ない発想。夏に毛布のプレゼントとは、発想が飛躍し過ぎている。
否、違う。冬を先取りにしているのだ。動きがクイックな社長だ。もう冬場商戦を考えているのだ。早過ぎてお客さんも社長に付いていけないのではないか。
否、高齢者は先が短い。早過ぎる位で丁度良いのかも。私が鈍過ぎるのかも知れん。きっとそうだ。
流石に夢グループをここまで発展させただけの事はある。時代をとんでもなく先読みしている。この社長のバイタリティーなら、コロナを吹き飛ばせる。上場していたら株を買いたいくらいだ。
またやってくれた。凄いなぁー社長は。やっぱり心臓が強いのだ。鉄の心臓だ。私も見習わないといけないな。
でも、冷静に考えるとタダ単に「や・け・く・そ」になっているだけかも。
まっ、それはそれで人間らしくて私は好きだけど・・・・・。
ではでは。