諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

車中泊でトラブル続出。その4

2020年08月19日 02時38分38秒 | 車中泊
続きます。

さて、墓参りは終了。これからどうしようか。

先ずはマットだ。マットが無いと背中が痛くて寝られない。そこで平に戻り、ダイユーエイトへ。

無い。大型のエアマットしかない。もう空気が漏れたり、破裂するのは嫌だ。しょうがない、コーナンのトラック敷布団をまた購入するか。

コーナンを検索すると小名浜にコーナンの傘下に入ったホームセンターがある。小名浜に行くしかないか。

そしたらお目当てのトラック用敷布団が売っていない。コーナンオリジナル商品なのに置いていない。もう、仕方が無い。6つ折のマットレスを買うか。

実は6つ折のマットレスは以前、車中泊で使っていた。腰が無く底付きがして安眠出来なかった。でも、しょうがない。無いよりはマシ。消費税込みで3800円だが購入した(使ってみたら硬めで中々良かった。半分に折れるし)。

折角、小名浜に来たのだから「ら・ら・ミュウ」に寄ろう。ウロコジュウと言う海鮮丼屋が安くて旨いらしい。

寄って見たら行列が出来ている。2店舗のウロコジュウを見てみたが、どちらも凄い込みようだ。蜜なんてもんじゃない。こりゃ参った。

やっぱりお盆だから生臭物は食べるなと言う事か。キッパリ諦めよう。食べなくなても何とか成るし。

それよか眠たい。昨日は寝ていない。C-PAP無しで寝ているから、眠りも浅い。居眠り運転しそうだ。横たわりたい。仕方が無い、小名浜のスーパー銭湯・極楽湯に行こう。

極楽湯は全国展開していると思うが、仙台では560円。青森県では460円。でも福島県は750円。結構、値段に開きがある。

これは所得格差に合わせているのだろう。小名浜は東北一の工業地帯。東京本社の一流メーカーの工場が乱立している。所得が仙台よりもはるかに高い。だから750円なのだろう。仙台に住む私は惨めだなぁー。

畳みに座布団だけだから中々寝られなかったが、3時間ほど極楽湯に滞在。次はいわき市図書館へ。2時間ほど滞在して、イトーヨーカ堂に寄り安物食品を買い漁り、「道の駅 よつくら港」に戻る。食事をしたり情報局で本を読んだりで過ごす。10時閉館で駐車場へ。

睡眠不足だ。マットもあるから今日は寝られそう。そして就寝。

12時頃にトイレで起きる。LEDランタンを付けて、そのままクルマを出てトイレへ。トイレで用を足し、また歯を磨いてクルマに戻ると、私のクルマに3人の人影が。

車上荒らしだ。窓は全部開けている。サコッシュには財布が入っている。盗まれて成るものか。

私は走り出し、コラッっと声を上げた。3人の男は私を見る。久々に喧嘩になるか。やってやるぞ。

近付くと見慣れた白黒ツートンのクルマが、私のアリオンが動けない様に、クルマのボディを横付けにしている。パトカーだ。3人の男は警察官だった。

私は「そのクルマは私のですが」と声を掛ける。

警察官らは「窓を開けっ放しにして出歩くと、車上荒らしに狙われますよ」と。

私は「あんたらが車上荒らしだと思ったぞ」と思いながら、「チョッとトイレに行ってたのです」と。

それにしてもパトカーを乱暴に止めている。逃げられない様にする為だろう。私を車上荒らしとでも思ったのか。

警察官は「このクルマ、どうなっているのですか」と聞く。

暗闇で寝床を作ったから生理整頓が出来ていない。それで質問したのかと思ったが、どうやって寝ているのか不思議がっていた。

考えてみたら確かに不思議な光景だ。初代アリオンは普通の4ドアセダンだ。しかし後席のシートを折り畳める。フルフラットではなくて、荷台だけの2シーターになるのだ。

4ドアセダンなのに2シーター。これは知らないと驚く。車上荒らしに後席を剥ぎ取られたと思ったのかも。

私は「後席は折り畳めるのです。寝る時はトランクに足を突っ込んで寝ます」。3人の警察官は小さな声で「オー」と驚いていた。

更に警察官は「何で窓を開けっ放しにしているのか」と聞く。そんなの暑いからに決まっている。全ての窓を全開にしているのは、風が流れるようにする為だ。

警察官は「窓を開けて寝るのは危険です。エアコンを付けて寝たらどうですか」と。

「道の駅では、エンジンの付けっぱなしでの駐車は禁止なんだよ。煩いから周りに迷惑でしょ」と思いながら、「アイドリングをし続けると煤が溜まる。エンジンが不調になる。だからエンジンは付けません」とキッパリ。

周りの車中泊しているクルマの6割方はエンジンを付けて寝ている。私はマナーを守り、クルマを労わり、ガソリン代をケチりながら寝ているのだ。私の方が正しいのだ。

更に警察官は職務質問を続ける。「何でここにいるのですか。何が目的でここに来たのですか」と。

私は「いわき市は私の故郷です。盆だから墓参りしたり、神社を参拝してまわっているのです」と答える。

警察官は私に不信感を抱いたのか、「どんな神社へ行っているのか。御朱印を集めているのですか」と聞く。

私の行く神社は山の中の寂れた神社ばかり。神職は常駐していない。御朱印なんか集められない。

「御朱印は神社で貰えるのですか、お寺ですか」と続けて質問する。私を疑っているのだろう。

私は「御朱印は神社でもお寺でも貰える。私の行く神社は山の中の怖い神社ばかりだから、御朱印は集めていません」と。

警察24時では「危ない薬は持っていないか」と何時も聞いてくる。もし聞いて来たら「危ない薬、いっぱい持っているよ。飲み続けたら廃人になる薬も有るよ」と言ってやろうと思っていた。正直者なので。

事実、睡眠薬や精神安定剤のデパスも持っていた。こんなの飲んでいたら確かに廃人になる。その他には副作用がある糖尿病薬もある。漢方薬も持っている。薬の量なら薬の売人にも負けてないぞ。

まっ、そこまでは聞かれなかったが、最後は免許書を控えられて釈放されました。

それにしても、何で私だけ職務質問されたのだろう。明かりを付けて窓を開けっ放しにしてトイレに行ってたから、車上荒らしがクルマに近付かない様に守ってくれていたのかな。

それにしても色々聞かれた。セダンで車中泊していたから、車上生活者と思われたのかも知れん。少なくても不審者と思ったのは間違いない。

私は挙動不審で変に目立つから、普通に不審者に見えるのだろうな。

ふぅぅぅーーーん。チョッと切ない。故郷のいわき市にも私は馴染まない男なのか。変に目立ってしまうのか。

ふぅぅぅーーん。ふぅぅぅぅーん(涙)。


ではでは。






コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする