私は喉も鼻も気道が狭い。元々はブルース・リーの様なシャープな顔をしている。元から気道が狭いのだが、そこに肉が付いている。だから尚更狭い。太っているのは辛い。贅肉は生の妨げ。ろくな事は無い。
以前は鼻の気道を軟骨が遮っていた。重度の無呼吸症候群だが、鼻の気道が軟骨で塞がっていたのでC-PAPも使えなかった。
一大決心してその軟骨を両方の穴とも切除したが、それでもまだ狭い。
そして最近、また太りだした。料理を作り出したからだ。母親を介護しているからだ。
そのストレスと、料理を作る私に嫉妬している馬鹿親父の態度に腹を立ててヤケ食いに走っている。本当に馬鹿馬鹿しい。
それはさて置き、気道が狭いからマスク生活が辛い。しかも花粉症。鼻が詰まっている。呼吸困難である。
芸能人がしている意味が無さそうな透明のプラスチックのマスクなら少しはマシかなと思うのだが、どこにも売っていない。。有ったとしても装着する勇気も無いけど。
とは言え、マスクにも効能もある。髭を剃らなくてもマスクで隠せる事だ。
私は髭を剃らないとイライラする性質だが、毎日剃るのはかなり面倒。ストレスである。たまにサボってもマスクをすれば何とかなる。それはメリットだ。
このマスク生活で、女性用化粧品の売り上げも減少しているそうだ。
私は化粧品メーカーへの就職を考えていた時も有った。化粧品メーカーで潰れた話は聞かない。超安定産業。女性は化粧が命。化粧品に金をかける。滅多に潰れない。
でも、マスクを付けていれば化粧の必要性も無くなる。こればっかりは仕方がない。
そこでふと思ったのだが、女性がメイクをしなくても良いのって大変素晴らしい事ではないだろうか。
女性はメイクに大変時間をかけている。30分位はしている筈。大変だと思う。
化粧をしなければならないのってストレスでしょう。私が髭を剃るよりも大変な筈だ。そのストレスを無くす為にはどうしたら良いか。
マスクをしても目元は出ている。メイクはしなければならん。だったら覆面をかぶったらどうか。
私は人間嫌い。そして人間恐怖症。人の顔を見るのが嫌なのだ。だから人の顔が中々覚えられない。
テレビに映っている顔ならそんなでも無いが、じかに見るとストレスを感じる。
もしキン肉マンみたいに全ての人が覆面をかぶっていたら、ストレスを感じず生きて行けるのではないか。
これはちょっとした切欠でありえる。中世のフランス貴族は馬鹿見たいなカツラを全員かぶっていた時代もあったし。
女性も覆面をかぶればメイクをしなくても済む。化粧代もかからない。化粧している時間もとられない。
メイクからの開放。これは本当に素晴らしい事だぞ。
でも、覆面をしていたら誰が誰だか分からなくなる。
私は会社勤めはしていないので他人との接触は少ないが、会社で全員が覆面をかぶっていたら業務に支障が出るだろうなぁー。
いやいや、自分の顔のイラスト付き名札を付けていれば大丈夫か。でも、名札は偽造簡単にできる。問題は残るな。
それ以上に問題なのは、どんな覆面をするかだ。毎日、同じ覆面をするのも素っ気無い。覆面もファッションとして捉えられる筈。
でも、変な覆面をしていたら笑っちゃうだろうな。例えば犬神家の一族・助清の覆面とか。あれは笑える。ずっと笑ってしまう。夜は怖いけど。
否、大抵の覆面は笑ってしまうのではないか。覆面をしながら真面目な事を言われたら、大笑いしてしまうぞ。
一番良いのは自分の顔に似せた覆面だろうな。多少美化してれば、本人も納得するだろうし。
それに覆面をしていても鼻や口元は出ているから、コロナだったらマスクはしなけれは駄目だ。覆面の上にマスクを付けたら馬鹿丸出し。やっぱり笑ってしまうな。
否、笑うのは素晴らしい事。その方がコロナでも明るく生きられるのではないか。
うーん、我に返って思ったが、こんな事を真剣に考える私は本当にノイローゼっぽい。最近、嫌な事ばかり起きているし。
完全にノイローゼみたいだ。駄目だな、こりゃ。
ではでは。