続きです。
さて、瀬織津姫の名前が出てきたので、チョット言いずらいですが瀬織津姫ヒーラーに付いて語ります。
瀬織津姫が近年ブームになったのは、亡くなった菊池展明氏の著書が発火点です。その本を読んだY氏が瀬織津姫を祀る神社の旅行記を書いた。
瀬織津姫は大祓祝詞に出てくる神です。神職は大祓祝詞、つまり瀬織津姫の名ので祓い清めをします。つまり、神道=瀬織津姫と言っても過言ではないのです。神職なら誰だって知っている有名な女神です。
それを菊池氏、T氏は隠された神として紹介した。
瀬織津姫に神秘性を持たせた方が本は売れます。私も編集者だったので、出版物が売れる様にそう言ったハッタリを噛ましていたのですが、それが真実として伝わってしまった。
隠された女神。それならいい加減な事を言ってもバレない。そう考えたインチキヒーラーが激増し、我も我もと瀬織津姫ヒーラーが登場した。
驚いたことに昔、瀬織津姫だったのを思い出した人、瀬織津姫と話が出来る人が大勢出て来て、瀬織津姫が恋愛相談しますとか、遠隔リーディングしますとか、瀬織津姫がよろず相談の女神に仕立て上げられました。
そんな事を信じる無知な人が多いのが原因ですが、あまりにも瀬織津姫ヒーラーが過剰に登場したため、埋もれてしまう瀬織津姫ヒーラーがでていた。
その時、どこかの国の当時のファーストレディがY氏に接近。一緒にトークショーをしたもんだからY氏の知名度が爆上がりになった。
それを見た埋もれた瀬織津姫ヒーラーたちがY氏に接近。Y氏へのご機嫌伺いかなんかして、瀬織津姫ヒーラーとしてのお墨付きを得ようととした。
そしたらY氏、本当かどうか知りませんが、元ファーストレディから依頼されたとかで瀬織津姫の名前を商標登録。それが世間から非難され大騒ぎに。
Y氏に接近してきた自称・瀬織津姫ヒーラーたちはその火の粉がかかっては敵わんと、蜘蛛の子を散らす様に消えちゃいました。
仙台にも瀬織津姫ヒーラーがいたのですが、何時の間にか瀬織津姫ヒーラーの看板を外し、ナチュナルサイキックヒーラーと名乗っています。アンタの瀬織津姫は何だったのだと言いたいです。本当に。
こんなレベルですよ、日本のヒーラーと言う人種は。ふざけた人たちばかりですよ。
もっともY氏を立てて逃げるのが遅れた瀬織津姫ヒーラーは、今になってY氏を否定する訳にもいかず、Y氏の所に少人数残っていますが・・・・・・。
続く。