諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

HONDA・FTR250 インプレッション。その1

2021年04月05日 04時53分24秒 | アイテム
今から34年前、23歳の私はに証券会社を退社。北海道へツーリングに行こうと決心しました。

以前、ヤマハGX250SPの最終型に乗っていましたがキックが壊れ手放してしまった。それでまた250ccのバイクを買うことに。

北海道だから林道も走るだろう。っとは言っても私の身長は165センチ。オフロードバイクは足が届かない。

オフロードバイクは林道を走行する様、長足でソフトなサスペンション設定となっているのですが、フワフワとソフト過ぎて走りが気持ち悪い。疲れる。

ブレーキを踏む度にサスペンションが沈み込んで酔いそうになる。

そのブレーキも当時は前後ドラムが主流だったから、当然プア。どうしたもんか。

そこで注目したのが、新古車としてバイク屋に多数並んでいたホンダ・FTR250.のキック仕様。

このバイクはフラットなダートを走る様にサスペンションが設定されている為、オフロード車に比べ堅め。足が短い私でも何とか乗りこなせる。

前輪、後輪共に強力なディスクブレーキ。そしてセルとキック始動が選べる。新聞配達でブレーキがブアなカブに乗り、何度も死にぱぐっている私です。フレーキは絶対強力でなくてはならない。

私はセルスターターが信じられない。バッテリーが上がったらどうしようと不安になる性質。だからバッテリーが切れても始動できるキックがなければ駄目。だからキック仕様に魅力を感じだ。

そして一番の決め手は価格。

FTR250は1987年当時、大変な不人気車で定価は39万円程度でしたが、その半額、19万円台で売られてました。

昔は半額で売られているバイクが多かったです。ヤマハがホンダを抜いて世界一のバイクメーカーを目指そうと新型バイクを乱開発。ホンダも負けじと受けて立ってHY戦争を繰り広げていたのです。

当時は凄かった。ヤマハは狂ったように大安売りを敢行。8万円前後のパッソーラを19800円。7万円前後のバッソルを9800円で売っていました。50ccのファミリーバイクなら多くのバイクが大幅割引でした。

あっ、そうそう、HY戦争の結果ですが、両社ヘロヘロとなりながら、ホンダが判定勝ちを収めました。ヤマハは倒産危機に陥りましたので。

さて、ホンダ・FTR250のインプレッションです。

このバイク、アメリカで流行っていたフラットトラッカーバイクです。フラットトラッカーレース用バイクのレプリカだと言えます。

フラットトラッカーレースと言うのは、競馬場のような未舗装のダートの地面を走る競技です。あの金をかけるオートレースのダート版と考えてください。競馬場を小さくした感じのトラックを走ります。

このFTR250、私が購入したバイクに限った話かも知れませんが、欠陥車でした。エンジンに重大な欠陥があったのです。


続く。







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