スピリチュアル界ではレイラインに付いて良く語られています。
私はスピリチュアルに詳しくないのでハッキリとは分かりませんが、「一つの線上に神社や仏閣、山頂、古墳が鎮座している。これは古代の人が計画して鎮座させているのではないのか」。そんな考えがレイラインの様です。
特に仙台市。六芒星により結界が張られている。伊達家が仙台の発展と安全を考えて六芒星を施したとか言われているみたいです。しかもレイラインが幾つも通っている。
六芒星は確かに間違いないのかも知れませんが、レイラインは偶然の可能性の方が高いと思います。何たって日本には神社は81000社、寺院は77000院もあるので。
それに山頂や石碑、古墳を入れたらとんでもない数だと思います。これだけ多いと六芒星やレイライン上に並ぶ神社仏閣、そして山頂等々があっても何ら不思議じゃないです。
それに古くから続く神社は、神域である山と人の住む里の境界線である山麓に鎮座しておりました。それが人里が広がり山の中腹、そして頂上にも社が鎮座される様になった。それがレイラインの様に一直線になるのも当然だと思います。
山脈だってそう。山脈の頂に神社が祀られていたら、レイラインの様に一直線になる事も考えられる。この事実を無視してスピリチュアルや奇跡で終わらせるべきではない。
実はレイラインに付いて語るセミナーに出てみたのですが、レイライン上の神社の創建時期やその経緯等々賀が間違って伝えていました。
セミナー後、その事を指摘したら、レイラインに付いて語っていた講師は一言も無く、驚きの表情のままでした。
レイラインはその線上の神社仏閣の歴史を調べれば、鎮座する地の意味も分かります。本来は別の場所にあった場合もあります。何でもかんでもスピリチュアルや奇跡で終始すべきではないと思います。
ネットで検索してもスピリチュアルは「とんでも話」だらけです。スピリチュアルな人は歴史や伝承を調べません。
歴史は覆される。伝承は本来の意味が隠されている。間違いが指摘されたら霊感商法は成り立たない。だから歴史や伝承等も無視して自分の空想を語る。
言い訳として「自分には神が宿っている」、「神がそう語りかけて来る」、「自分の前世は神やその巫女だった」と解明出来ない話しかしない。
その程度の事で断言されては困る。偽りがネットで広がり、事実が見えなくなってしまう。大変迷惑です。
そうならない為にも多少なりとも神道の知識や神社仏閣の伝承・歴史を学ぶべきだと思います。
知識が無ければ真実は組み立てられませんからね。
ではでは。
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