諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

コロナ(24時間風呂)が家にやって来た。

2020年06月13日 11時03分38秒 | アイテム
今、地球上の話題は新型コロナ一色です。

新型コロナと言うと、私はトヨタの中型セダンのコロナやハイオーナーカーだったコロナ・マークⅡを思い出します。

今のコロナはコロナ・プレミオからコロナを取ったプレミオです。トヨタもコロナの名を廃して良かったとホッとしているのではないでしょうか。変に誤解されるとイメージダウンになりますから。

そう言えば宮司をしている友人は大学時代、ツインカム16のコロナ・ハードトップに乗っていたなぁー。007のロジャー・ムーアーが宣伝していたヤツを。

今も乗っていたら大変な事になるかも。彼の神社は疱瘡神を祀っている訳だし。もう言い訳出来ない。洒落にならないよ。

今、一般的にコロナと言うと、石油ファンヒーターやストーブ、エアコンを製造しているコロナが頭に浮かびますが、風評被害に遭っていたりして。そこまで日本人の民度は低くないとは思いますけど。

もしやと思ってネット検索してみたら、コロナ工業が倒産していた。マジか・・・・っと思ったら、アルミ関連の会社のコロナ工業でした。株式会社コロナは健在でした。

話は変わります。実は3ヶ月前にウチの旭硝子製の24時間風呂のお湯が温まらなくなった。水は循環して濾過は可能なのですが温度が上がらない。水になってしまう。これには困った。

24時間風呂を新品で買うと、何だかんだで30万円以上する。旭硝子の24時間風呂は既に基盤か無く修理不能。第一、24時間風呂から撤退している。ほんと、困ったなぁー。

仕方なくヤフオクをまぶったが、中古の24時間風呂は何時壊れるか分からん。安物買いの銭失いになる予感がする。どうしたもんか。

実は私の家の風呂は追い炊きが出来ないのです。そして私は朝風呂派。やっぱり24時間風呂は必要か。

それで私が出した解答は、ヤフオクで見つけた風呂沸かし・保温ヒーターの「沸かし太郎」です。

この商品、ただ単にステンレスと思われる棒が、電気で熱くなり風呂を沸かす仕組みです。温度を設定出来るから24時間風呂なもなる。中々便利。

当然沸かすだけなのでお湯をクリーンにする事は出来ない。でも、それは今までの旭硝子の24時間風呂がやってくれる。これで良いのではないのか。

でも、価格が・・・・。この商品、ヤフオクで大変人気です。amazonで2万円チョッとで購入出来るのに、新品だと2万円近い価格で落札されている。それはお得ジャンキーの私は納得出来ない。

私、知らなかったのですが、追い炊き機能の無い風呂に入っている人って多いみたいですねぇー。

それとプロパンガスを使用するよりは、この「沸かし太郎」の方が電気代が安いみたいです。それで使っている人も多いみたい。

仕方ない。私もヤフオクで渋々、送料込みで18500円で落札しちゃいました。しょうがないや。

それから3ヵ月後。物凄いモーター音と共に、旭硝子の24時間風呂はお湯の循環が不能となった。完全にご愁傷様になってしまった。

私は「これはしょうがない。毎日、風呂掃除して水を入れ替えるしかない。そして朝は沸かし太郎で温めれば良いか」と思いました。

そしたら親父は何を思ったのか私に黙って、まだ24時間風呂の修理を依頼した。基盤が無いから直らないと言われたのに。

当然、修理屋を呼んでも直りません。それよか前回、出張料として3000円支払った。また支払うしかないのか。

修理屋は出張料金を請求せずに帰ったそうです。中々良心的な人なので、「ボケた親を哀れと思って許してくれたのかな」と思っていたら、3日後、家に新しい24時間風呂が鎮座していた。やりやがったなぁー。

私の父親は金も無いのに上客ぶるのが大変好きなのです。そこを仙台商人は見逃さない。何度騙された事か。また騙されたのか。

私の両親は虚言癖があるので100%は信じられませんが、税込み20万円ジャストで購入したみたいです。修理屋が前回来た時、新品の購入を勧めたが買わなかった。だから折れて安くしたみたいです。

コロナの24時間風呂は、旭硝子同様、石の小さな粒で風呂水を濾過するタイプです。これはフィルターで濾過する24時間風呂よりも耐久性が高いと思います。

しかし、主流のジャノメの24時間風呂は1日2回、自動で24時間風呂を洗浄する機能が付いている。だから1番売れているみたい。

私もヤフオクで安ければ新品の24時間風呂を落札するつもりで調べていたのですが、その機能は1日60リットルの水を消費する。これは水道代がかかるなぁー。

24時間風呂の1日の電気代は200円とされています。これ、私は嘘だと思います。ウチの電気代は毎月18000円以上。24時間風呂の電気代は1万円は楽にかかっている。1日200円の筈は無い。

実は電気代が1日135円と言う、「節約宣言」なる24時間風呂もある。私はこれが気になっていた。これだと10年間で他社製品より20万円も電気代が節約になるみたいなので。

でも、購入したコロナはエコモードが付いている。これだと最高28%も節電出来るらしい。そして耐久性にも定評がある。それで20万円なら、それで良いか。

でも、そうなると18500円で落札した「沸かし太郎」は何だったのかとなる。単純な機械だが、私の親は使いこなせない。

しょうがない。賃借人の部屋の風呂が故障した時、暫くこれで風呂を沸かせと言えるから、これはこれで持ってても良いか。

そんな風に思いながら、この記事を書いていたのですが、昨日、私が無理にリュックを洗濯機で洗っていたら、洗濯機が壊れてしまいました。

あっー、バイクも壊れたし、費用が嵩む。困ったなぁー。


ではでは。




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宮城県大崎市・美女姫神社の祭神は、瀬織津姫と考えてよいと思う。

2020年06月11日 11時30分35秒 | 瀬織津姫
古事記も日本書記もいい加減。各地の伝承も嘘ばっかり。だから私を信じなさい。

そんな感じで霊感商法をしている人達がいます。昔は霊能力者。今はヒーラーです。

霊能力。人間も肉体に宿っている霊なのですから、ボチボチの霊能力は誰にだってあるでしょう。私だって悪い予感は結構当たりますから。

でもね、完璧に何でも言い当てるのは無理です。昔のユ○ゲ○ーだってサ○バ○だって、インチキしていたとの話が伝わっています。歯に磁石を入れて鉄を動かしたり、手に金粉を仕込んだりです。こんなのに騙されるようでは、生きていけないですよ、まったく。

一時期、スピリチュアルブームで霊能力者がテレビに出ていた時期がありましたが、大抵の予言は外れている。大体、予言が当たるのでしたら、ギャンブルでそれを証明できる筈だが、それをしない。それは、そこまで当たる能力が無いから。その位、分からないと駄目ですよ。

さて、日本各地には多くの伝承があります。中でも多いのは瀬織津姫をモデルとした伝承です。

或る程度、神道に詳しい者なら誰だって分かっていますが、瀬織津姫は隠された神ではありません。大祓祝詞の最初に出てくる神ですから、隠されている訳がありません。

前にも言いましたが、神職になる者が最初に覚えるのが大祓祝詞。神道は瀬織津姫の名でお祓いをする宗教??です。

一応、宗教と書きましたが、私的にはそれが日本人の生活だと考えます。だから断言しますが、瀬織津姫は隠された神ではない。瀬織津姫、否、その源流の神々は、日本人の生活の一部です。私は日本人なので、そう考えております。

さてさて、宮城県大崎市に興味深い神社を発見しました。美女姫神社です。祭神は美女姫とのことです。

伝承では美女姫は最上家の姫との話もあります。その姫が侍女と一緒に、戦火を逃れて落ち延びて来た。しかし病で、この地で亡くなった。侍女も後を追う様に亡くなったと伝えられています。

私、編集者だった事があります。故に多少は作者の気持ちが分かります。そして伝承も誰かしら作者が居る筈です。その作者がその伝承を残した意図は何なのか。

その意図は紛れも無く真実です。真実な想いです。それを読み解くと真実が見えて来る。私が伝承を重視するのは、その点にあります。

っと言う事で、美女姫神社の美女姫を想像して思い浮かべるのは瀬織津姫であります。何たって美女姫神社は美女川の側に鎮座されておりますので。

この川の側で美女姫が亡くなったから美女川と名付けられた可能性もあります。でもね、小野小町伝説みたいに秋田県だけではなく、福島県小野町も小野小町生誕の地と主張している。こういった伝承は一人歩きしてしまいます。

この美女伝説も大崎市だけではなく、日本全国に存在する。しかも何故か川の側にです。その点から考えると、どっかの殿様の姫が落ち延びて来たとと言う話は、全面的には信じがたい。その美女姫を暈した伝承と考えるべきだと思います。

私のブログでも書きましたが、瀬織津姫は川で人々の祓い清めを行なっていた「水の女」、「祓いの女」と呼ばれた、名の無い人間の女性である可能性が十分あると考えています。日本の川には数多くの織姫伝説が残されているので。

その「水の女」は美女とは限らない。お婆さんだって有り得る。だから姥川なる川も多く存在していると思います。

その証拠に仏教系の奪衣婆・懸衣爺の伝承です。

三途の川で死者の衣類を脱がし、その重さで生前の罪を計る。それで天国か地獄に行かされる。これは神道と言える「水の女」を蔑視した部分がある考え方と言えます。

奪衣婆が瀬織津姫であるとされていますが、多くの川で「水の女」が存在し、人々の祓い清めを行なっていた。それを宗教としてライバル視した仏教が、その様な教えを残したのは十分に考えられます。

美女姫が瀬織津姫とする根拠は、それだけじゃありません。

大崎市には瀬織津姫を祀る荒雄川神社が鎮座しております。荒雄川はその名の通り、度々洪水を引き起こす暴れ川です。だから荒雄川神社には洪水を起こさないように水神・瀬織津姫を祀り上げている。そして瀬織津姫を抑える為に、スサノオ尊を合わせて祀っていると私は考えています。

実は美女川も度々洪水を起こしています。美女姫神社も元々は石碑だったのですが、明治時代に洪水で流されてしまい現在の祠を建立したそうです。

つまり、洪水を起こして貰いたくない気持ちが住民にはある。だから水神・瀬織津姫が美女姫神社に祀られた。私にはその考えもあると想えます。

そして瀬織津姫には源流がある。その源流の神は大歳神と考えていますが、そのチョッと下流に天照大神と豊受大神が存在する。

美女姫は天照大神、侍女は豊受大神の考えから美女姫の伝承が残っているとも考えられます。

っと言いながら、日本人は洒落が大好きな民族。この美女川周辺は湿地帯で、洪水の度にびしょびしょになる。だから「びしょ川」。それが「美女川」に変わったとの説もあるそうです。

そうなると私が今まで書いて来た事は半分間違っているのかなぁー。

まっ、それが伝承。だからこその伝承です。半分間違いで正解だと思います。


ではでは。


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自殺は伝染する。その5

2020年06月10日 08時56分57秒 | 人生
続きです。

従妹が嫁いだ家は農家です。家の近くに家電メーカーの本社があり、夫は実家から会社に通っていたそうです。

家族構成ですが、既に姑は亡くなっています。舅と夫、そしてその弟の男三人の家族に嫁ぎました。

しかし、嫁いで数年後に舅が急逝。2000万円の保険金が出た。その保険金は夫と弟とで1000万円づつ分けた。

舅の死から2年後、夫の弟が2年間で1000万円を使い果たした。金の切れ目が縁の切れ目になったのかは知らないが、弟は無一文になり自殺した。

私は不味いと思いました。結婚相手も自殺の家系だったのか。これは大変な事になるのではないかと。

従妹の父親は事業に失敗し重度のノイローゼとなった。実は彼女の名家出の母親の兄も自殺しているのです。自殺の家系です。

父親は鬱の家系。母親は自殺の家系。その者が自殺の家系に嫁いでしまった。これは本当に不味い事になる。

立て続けに舅と義理の弟が亡くなった。それを従妹はどう思うであろうか。

その数年後、従妹は娘を産んだ。私の心配は徒労だった。彼女は幸せを掴んだのだ。大丈夫だ。

そう思い、心配は消え数年が過ぎて訃報が届いた。従妹が交通事故で亡くなったと言う。伯父が吐き捨てる様に怒気を込めて語った。

その物言いに私は不信感を覚えた。不幸にも交通事故で亡くなったとしているのに、怒っているなんて。

その後、噂が流れて来た。従妹は交通事故ではなく自殺したと言う。やはりそうか。

詳細は分からない。伯父が交通事故と言っているのに、自殺なのかとは聞けない。

しかし、私には分かる。従妹は自分の親、そして親族、嫁ぎ先の家系に翻弄されて命を失った事が。

勿論、私の親が仙台に移り住まなかったら、伯父家族は仙台へは来なかった。従妹も今でも生きていた筈だ。

伯父を助けなかった学会員の弟にも罪がある。伯父に仙台行きを勧めた2人の姉にも当然そう。

実はこの2人の姉も因果を受けている。一人は夫をトロッコ事故で若い頃に亡くした。三番目の子を妊娠中に。

そしてもう一人の姉も息子を肺癌で亡くしている。それはどう言う事なのか。

禍なのである。自分が禍。この2人の姉と伯父は2年前、時を同じにして亡くなったが、近付くと禍を招く、特異点の人間だったと思う。

父方の私の従兄も仙台に来て事故死した。私の家族が仙台に移り住まなかったら。彼もまた生きていただろう。

そう、私の親も禍を撒き散らす。そして私ももしかしたら、そうなのかも知れない。従兄と私が仲が悪かったら、彼は仙台に来なかったと想えるので。

人は相性である。その相が人を幸せにも不幸にもする。

そして私は自覚している。私は人の負を受け易いと。

人は独りでは生きていけないと言うが、人と接せず生きるしかない人間も確実に存在する。

人の人生は人それぞれ。その人なりの生き方がある。他人のセオリーなんて通用しない。

従妹は義理の弟の死に様を見た。その死が頭から離れなかった。

死が悩み、苦しみから解放してくれる。自分の人生に限界が来た。死に安らぎを求めた。死でしか心を救えない。そこまで追い詰められていたのだろうと思います。

彼女も人殺しの家系。親も肉親も禍をもたらす家系。そして親と肉親に殺された。

うーん、どうしようも無かったのか。どうしようも無かったのだろう。私もどうしようも無い状態。因果は中々避けられない。

やっぱり、死ぬ運命だったのかなぁー。


ではでは。
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自殺は伝染する。その4

2020年06月09日 10時06分24秒 | 人生
続きです。そろそろ終わりにします。

伯父が豊田商事に入社した。その顛末は前にも書きました。あんまり思い出したくも無いですが、母方の10人兄弟中、7人が金を買った。それだけじゃなく、その子供たちも買った。更には伯父の長兄が一緒になって実家周辺の農家に金を売りまわった。そんな事をしたもんだから、長兄は村八分となった。

伯父と仲が悪かった直ぐ下の金持ちの某学会の弟は、伯父からは金を買わなかったが、欲が張っているため他の者から3000万円ほど金を買った。何だかんだで母方の親族だけでも1億円近い金を購入。その後の顛末はご存知の通りです。

私は火の玉となって金の購入を大反対した。伯父からは「お前んとこの息子は、何にでも口を出しやがって」と言われた。母からは「子供の癖に金、金って煩いんだよ、黙ってろ」と言われた。必至でした。高校の頃から株の新聞を読んでいた私です。金で年間3割も利回りが確定する訳なんて無いので。

結果、私の親は不動産を売りに出した。売れる前に豊田商事会長が刺殺された。私の家は被害は無かった。

そうなると面白くないのが金を買った親族です。「何で一番近くにいるのに金を買わなかったのだ。豊田商事が詐欺だと知っていたなら、何で教えてくれなかったのだ」と非難されました。

田舎の人は純朴。渓流魚なんですよ。私の様な汚水の中で泳いでいない。だから騙される。新聞販売業に集まる汚い人間ばかり見て来た。だから私は人を信用しない。親や肉親も信用しない。だから騙されなかった。それだけの話です。

こうなると伯父は兄弟に顔向けが出来ません。金を買わなかった妹である母の所には来ていたが、新聞販売業には戻れない。色々と商売をしたみたいですが、全部上手く行かなかったみたいです。

それから数年後、伯父の娘が結婚しました。相手は東北大学と広島大学の大学院を卒業したエリートです。地元家電メーカーの技師をやっています。どうも見合い結婚の様です。

私、嫌な予感がしました。また伯父は見栄で自分の娘を結婚させたのではないかと。

私の妹の結婚相手も東北大学大学院を卒業し、自動車メーカーで技師をしているエリートです。

でも、私から見たらただ単に勉強が出来る馬鹿です。結構、彼には色々と忠告しましたが、私の忠告通りとなり逆恨みされました。何千万円も大損しています。やっぱり馬鹿なのだと思います。

まっ、それは良いのですが、伯父は私の親に対抗する為に自分の娘を見栄でエリートと結婚させたのではないか。

伯父ならありえる。自分の果たせなかった夢、否、見栄と言う欲求をを娘に託したのではないか。

それが幸せに繫がるものなのか・・・・・。


続く。

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自殺は伝染する。その3

2020年06月08日 02時38分46秒 | 人生
続きです。

話を伯父のファミリーに戻します。家族構成は伯父と義理の伯母、そして長女長男の二人の姉弟4人家族です。伯父は店を手伝い伯母は全然姿を見せない。当然です。伯母は名家の出だったのですから。

伯父は中学の時、総代をやった男です。秀才です。だから名家出の義理の伯母さんが嫁に来たのです。流石に10人兄弟で貧しく大学は出ていませんが。

因みに私の父親は、私が中学校まで商業高校卒業とのたまっていました。

そしてある日、学校に提出する書類に書かなければならない親の最終学歴の記入欄には、工業高校卒業と書いてあった。私は焦りました。父親が卒業した高校名が間違っているので。

「商業高校卒業したのに、何で工業高校卒業と書いてしまったんだ。どうすんだ、ボールペンで書いたからもう消せないぞ」と食って掛かりましたが、よくよく聞いてみると私の父親は商業高校も工業高校も卒業しておらず。つまり中卒でした。

そんな事で見栄を張るなんて。中卒なら中卒で良いじゃないか。

私はこの頃から親の虚言癖を認識するようになりました。今だって平気で大嘘をつく。それに嫌悪感を持った私は馬鹿正直になってしまった。

道徳的には正直者は良い人間とされていますが、嘘を付かなければこの世を生きはいけない。嘘も大事。正直者では何時までたっても大人になれないと思いますね。

話を戻します。名家での伯母さんは、新聞販売業なる外道のやる仕事などは毛嫌いしていたみたいです。実は私、伯父の2人の姉弟とは、殆ど話もしていません。名家での伯母さんが禁じていたのだと思います。

新聞屋で働かねばならない夫の不甲斐なさ。横浜での工場経営者から、仙台の新聞販売業の店員に成り下がった夫。妹夫婦に雇われている惨めな夫。新聞配達なんかする夫の姿など見たくない。そう考えていたのだと思います。それなら伯父もノイローゼになるのもしょうがないと思いましたね。

そして月日は過ぎ、伯父は私の家を辞め、豊田商事に転職。チラシ入れをしている時にやって来ては、得意満面で「今の俺の給料は縦に立つほど貰っているんだぞ。お前んとこで働いていた時は、全然立てられなかったけどな」と皮肉を言います。

伯父と私の父は相性が悪いのですが、やはり義理の兄を立てる外面的な人の良さを演じます。しかし、心では怒り狂っていた。だから私に対し殴る蹴るの暴行を働き、ストレスを解消していた。母も同様、何度か包丁で刺されそうになったり、私の部屋に入ってきては、飾っていたポスターを破り捨てたりで二親から虐待を受けた。

もともと器の小さな両親なのだが、新聞販売業と言う人間の屑を雇う仕事のストレス。そして伯父との関係で何時もイライラしている。私を虐待する事でしか精神を保てない屑な親。こんな家庭だったかうちの家族は、騒いでばかりの殺伐とした家族でした。

今、思い出しても殺意が湧く位に。これっ私だけでは有りません。新聞屋の息子は性格が曲がってしまうのです。少年院に入った者や自殺した者もいる。新聞屋だけは職業として選んでは駄目です。

もっとも近い将来、大抵の新聞社は倒産すると思いますけど・・・・・。


続く。
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