諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

高良玉垂命はその名の通り神功皇后だと思うのだが・・・・・。その3

2021年06月19日 10時31分31秒 | 神道
続きます。

ってな事言っちゃいましたが、住吉大神が子育てをしたと言う記述は記紀に載っていないのです。うーん、困った。

そうなると残るは一人。武内宿禰しか残っていない。

武内宿禰は神功皇后に付き従い三韓征伐に出で勝利した。

帰国後、神功皇后は7歳で応神天皇を出産。神功皇后と共に応神天皇を養育した。その事から高良玉垂命を名乗るのに相応しい。

でも、武内宿禰は神功皇后の軍師的存在。神功皇后や住吉大神に比べ、「高良」を名乗るのは弱いのも確か。そこが問題。

武内宿禰と朝鮮との関係は他に無いのか。

そこで気になったのが埼玉県日高市に鎮座する高麗(こま)神社です。主祭神は高麗王若光。配神に猿田彦尊と武内宿禰。やっぱり関係があるのか。

他に高麗・高来と名の付く神社が存在します。

静岡県掛川市の高麗神社。祭神は韓神。

神奈川県大磯町の高来(高麗)神社。主祭神は神皇産霊尊、瓊瓊杵尊、応神天皇、神功皇后となっています。

韓神に付いては分かりません。韓国の神と言う事なのでしょうか。

高麗王若光は高句麗が新羅・唐の連合軍に敗れ、日本に逃げて来たみたいです。それで当時としては蝦夷の国に近い関東に住まわせたのだと思います。

ここで問題なのは神奈川県大磯町の高麗神社です。応神天皇、神功皇后は兎も角、天津神の神皇霊尊を主祭神に天孫降臨の瓊瓊杵尊まで祀っている。これはどう言う事だ。やはり天津神や天皇家は朝鮮から渡って来たと言う事か。

それとも高句麗から渡って来た人達に日本の神々を信仰させ、服従させようとしたのか。逆に日本の神々を信仰し、朝廷に自分達の帰順を示したとも考えられる。

日高市の高麗神社の場合は主祭神・高麗王若光の暴走、若しくは祟りを猿田彦尊と武内宿禰で押さえ込んでいると思われる。

神社は神様に鎮座していただく場所。本来、神社に祀られる神には神、尊・命と敬う言葉遣いが使われる。

高麗王若光の場合は「王」と言う中国の臣下の名称が使われている。神として敬れているとは思えない。警戒されている感じがする。だから配神として猿田彦尊と武内宿禰で押さえ込んでいるのではないか。

神功皇后の三韓征伐と言う史実はない。事実は新羅に高句麗や日本が味方し百済は負けたのだ。そして龍神を宿したと言われる新羅の文武王を日本は恐れた。

だから日本は目には目をで龍神信仰が広まったのだが、この神功皇后の三韓征伐の話はそれに付随した話しをでっち上げたのかも知れない。

三韓を征伐した神功皇后や応神天皇が日本にいるのだから、日本は何も心配はいらないのだと。


続く。







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高良玉垂命はその名の通り神功皇后だと思うのだが・・・・・。その2

2021年06月17日 13時06分18秒 | 神道
続きです。

そうは言っても不審な点があります。

八幡神社の主祭神は応神天皇。配神は神功皇后です。その上で神功皇后の同神である高良玉垂命を祀るものなのだろうか。

勿論、同神の神を一緒に祀るケースはあります。でも、大抵の八幡神社は応神天皇と神功皇后はご一緒に祀られている。そこに当たり前のように高良玉垂命を祀る。そこが不審です。

そして神功皇后は女神。高良玉垂命ではなく「高良玉垂姫」として祀るべきではないのか。

女神でも伊弉冉命の様に姫と表記せずに「命」と表記するケースもある。そこも不審。

「姫」の本当の意味は「女の家臣」です。「姫」は卑下した言葉です。その点も「瀬織津姫」は本来の日本の地主神の女神を隠す為に創造された神名だと考えます。天照大神を天照姫とは言いませんから。

そう言う事で「高良玉垂命=神功皇后」とは断言できない。だったら誰が高良玉垂命なのか。

八幡神社に関連する神であるのは間違いない筈です。そして尊い神である筈。そうなると住吉大神しか残っていない。

実は私の家の家紋は長州藩毛利家と同じです。天皇家の家系で天皇家に次いで威厳がある一品親王の「一品」から採っています。品の字に航海の神・住吉三神の象徴とされるオリオン三ツ星を充てた家紋とななっています。

そして不思議ですが、私が鬼渡神を知る切欠となった旧鬼渡神社である永井神社にも住吉三神が祀られている。因果を感じています。

この住吉三神ですが、意外な事に祓い清めの神です。伊弉諾尊が黄泉の国での穢れを清めて産まれて来た神ですので。

この話を書くと長くなるし、伊豆能売が今一良く分からないので今回は省略しますが、祓戸四神で言うと海中にいる訳ですから住吉三神は速佐須良姫になると思います。

まっ、それは兎も角、住吉大神は神功皇后に憑依し三韓征伐を行った。勝利した。朝鮮の地を手に入れた。そして朝鮮半島の地に住吉大神荒魂を祀った。

住吉大神荒魂は住吉大神の戦闘バージョン。武神と言える。

つまり朝鮮半島は住吉大神によって調伏された事になる。高良が高麗の事であるならば、住吉大神は高良を名乗るに相応しいと言えます。


続く。







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高良玉垂命はその名の通り神功皇后だと思うのだが・・・・・。その1

2021年06月13日 03時59分19秒 | 神道
高良玉垂命。その正体は瀬織津姫だとする話があります。

実は私、勘違いをしていたのですが、古事記では住吉大神が神功皇后に憑依して三韓征伐に向かった。

日本書紀では瀬織津姫とされている天照大神荒魂・天疎向津姫が神功皇后に憑依したと思っていたのです。大間違いでした。

上記の事が記載されているのは「ホツマツタエ 神功皇后の項」でした。昔、ホツマツタエを読んでいたから、ごっちゃになって覚えていたんですね。

実はホツマツタエに関する著書を出している方と何度かメールで話をしています。善なる性格の方で悪くは思っていないのですが、ホツマツタエは私的には偽書と判断しました。

その理由は1700年中頃に急に出版??された事。

聖書だってルーツとなる書物が存在します。古事記や日本書紀だって古来からの伝承を編纂して世に出ているのです。それなのにホツマツタエはルーツとなる伝承や古文書が存在しない。これは流石に考えられない。

例えば偽書の津軽外三郡誌。神武天皇との戦いに敗れた安日彦と長髄彦が会津で落ち合い、東北でアラハバキ帝国を造ったと言う話は東北人故心が躍りますが、和田家の屋根裏から急に出て来た。そんな伝承は津軽外三郡誌以前には存在しない。ところどころ辻褄が合わない。

ホツマツタエは瀬織津姫をメインに書かれていますが、私的には瀬織津姫にはモデルが存在する。その神に信仰が集まるのは征服者にとって都合が悪い。その様に考えています。

瀬織津姫の名でその神の名を隠している。それなのに瀬織津姫が登場人物??なのはおかしいと思います。

それでは高良玉垂命とは誰なのか。

「高良」に付いては幾つか説があります。仙台には瀬織津姫を祀る瀧澤神社が建立されていた場所に亀岡八幡宮があり、その境内社として高良玉垂神社が鎮座してます。

もしかしたら「高良(こうら)=亀の甲羅」だから亀岡八幡宮なのではないかと考えました。

でも、神社も信仰を集めてなんぼです。

鶴は千年。亀は万年。鶴岡八幡宮に対抗して亀岡八幡宮と名付けられたのではないのか。まっ、調べる気は起きないですが・・・・・。

では「高良」とは何なのか。私は高麗ではないかと考えます。

そして「玉」は子供。「垂」は「女たらし」の「垂」。本来の意味は「養育」。だとしたら考えられるのは三韓征伐で朝鮮半島を自分の物とした神功皇后しか考えられない。神功皇后は応神天皇を養育した訳ですから。

勿論、史実として三韓征伐の話は存在しません。しかし、天皇家は朝鮮から渡って来た可能性が高い。それを示しているから高麗なのかもしれない。

「高麗の子供を養育する命」。それがぴったり来るのは神功皇后だけです。

そして神功皇后の別名は「息長足姫(おきながたらしひめ)」。やっぱり養育を意味する名前ですから。


続く。











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大関・朝乃山を許したら、角界の存在意義は無いと思う。引退は当然だ。

2021年06月11日 09時55分05秒 | ニュース
この記事、以前書いていたのですが、朝乃山が引退届けを出したみたいなので、急遽手直しして出します。


朝乃山。

最近、相撲は全然見ないので知りませんでしたが、大関なんですってねぇー。へぇー。

その大関が相撲協会が定めるコロナ禍でのガイドラインに違反したと言う事で、6月中に処分が下るとの話です。

簡単に言うと、協会が外出禁止令をだしたのにキャバクラで遊んでいた。そのことで話を聞いたら事実無根と返答。それが大嘘だったっと言う事です。

これは不味いですね。

私は出歩くなと言われてたのにキャバクラに遊びに行ったと言うのであれば、厳重注意で暫く謹慎させる処分で終わると思います。人間、罪を犯すもんですから。

まっ、死者が出るコロナ禍において繁華街で出歩くのは、大変不謹慎だとは思います。

コロナで亡くなった力士もいる。その者の命も考えない心無い人物だと思います。この朝乃山と言う奴は。

相撲組織で決めたルールですから厳守すべき。守れなかったのならペナルティは当然。謹慎を言い渡されても仕方が無いです。

でも、それ以上に問題なのは事実無根と大嘘を付いた事。これは神事である大相撲を否定する行為。もう土俵に立つ資格は無い。引退以外道は無い。

嘘を付く。それを許したら八百長相撲も許される。だからもう土俵には上げられない。私はそう考えます。

以前にも書きましたが、蔵前国技館の土俵の上の吊り屋根には、審判の神であるマガツヒ神とナオヒ神を祀っています。

その神に対して嘘を付いた者を土俵に上げたら、相撲はもう神事では無い。プロレス同様ショーです。神社での土俵入りの奉納なんてする資格は無くなる。絶対、許してはいけないと思います。

記紀を読めば分ると思いますが、男の罪は約束を破る事。女の罪は不倫をする事です。

嘘を付く。約束を破る事は人生において必要な時もありますが、あんなに堂々と事実無根と言い放ってしまってはもう無理。

清く引退。それしか道はないです。

朝乃山について寛大な処分を求める署名が1万を超えているらしいですが、大相撲の看板を掲げるなら、泣いて馬謖を斬るで厳罰を言い渡すべき。

もっとも、八百長を隠蔽しているのであれば、相撲協会にその資格はありませんが・・・・。



ってな事を想っていたら朝乃山が、6月11日午前9時に引退届けを提出した見たいです。

うん、それしか方法は無い。追放される前に引退した方がよい。嘘を付いたら力士はお終い。嘘は八百長に繫がるのだから。

6月11日現在で受理はされず、親方の朝潮が引退で、朝乃山は6場所謹慎だとか。

やっぱり駄目だな、相撲協会は。


ではでは。

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禍の連鎖。自殺の連鎖。その7

2021年06月11日 09時18分35秒 | 人生
続きです。総括したいと思います。

長々と語って参りました。何故、この様な禍の連鎖、自殺の連鎖が続いたのか。

それは禍を発する者とそれを享受する者が繫がっているから。タイミング悪くこの世で知り合ったからだと思います。

この物語の元凶は私の父の兄が新聞販売店を経営した事から始まります。私が姓名判断で物事を判断していますが、ここに登場した人物は禍を振り撒く運と、それを享受する運を持つ者ばかりです。知り合ってはいけない。血の繫がりが有ってはならない人物達です。

私の父の家系も母の家系も武士です。私の家系が多くの者の命を奪った。それで恨まれている。私はそう考えております。

父の兄が新聞販売店を経営した。私の父もそれに習って新聞販売店を経営。そして仙台に移り住んだ。

其れに寄り父方の従兄は事故死。母方の従兄は大怪我。そして従妹は自殺。母方の兄弟は1億円も損をした。

最後に語った従妹の自殺ですが、その父親である伯父が豊田商事で兄弟から恨みを買った。その恨みが従妹の自殺に繫がっているのではないか。

私の家の近所に豊田商事に騙されて憤死した方がいます。自分のお金を増やし、子と孫に残そうと豊田商事で金を買った。そして騙された。

その方は悔やんで悔やんで、「俺は何て馬鹿なんだ、馬鹿なんだ」と叫びながら、自分の頭を家の柱に何度も何度も打ち付けて亡くなりました。

それほど恨んで死んで逝った。そう言う者が全国にいた。その恨みが豊田商事会長の死に繫がった。

そしてもしかしたら、その方に金を売ったのは伯父だったとしたら、伯父が一番ダメージを受ける形で、その恨みと呪いを享受したのではないのか。

人の人生はパチンコの玉の様なものです。多くのピン(人)に当たり、進路を変えて良く。

良いピンに当たればチューリップに入りフィーバーとなる。幸運を掴める。

悪いピンに当たりは悲劇のシナリオを演じ不幸な人生を辿る。死に繫がる。

私と言うピンに当たり、不幸になった者もいるだろうし、幸運になった者もいるだろう。

中にはモアハラで自分の禍をぶつけて来る者もいる。それが人生なのだと思います。良い人、悪い人関係無くです。

だったらどうしたら良いのか。それは人と接触しない事。山に独り引き篭もるしかないでしょう。

そうやって独りで生きるもの人生だと思いますね。


ではでは。




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