平成29年4月13日
山陽新聞(4月9日の記事)
津山・清瀧寺本尊33年ぶり開帳 開創1200年で記念法会
清瀧寺で33年ぶりに開帳された本尊(中央)を拝む参拝客
弘法大師空海ゆかりの古刹(こさつ)・清瀧寺(津山市河面)で8日、開創1200年を記念した法会が営まれた。9日にかけて33年ぶりとなる市重要文化財の本尊「二十七面千手千眼観世音菩薩(ぼさつ)立像」の御開帳も行われている。
近隣の公会堂から本堂までの約600メートルを稚児行列が練り歩いた後、本堂に安置される本尊を公開して法会。東寺真言宗総本山(京都)の橋本尚信宗務総長や滋澤弘典住職らの読経が流れる中、檀家(だんか)ら約500人が厳粛な面持ちで手を合わせた。
同立像は高さ110センチ、幅90センチで平安中期制作。国内に数体しかない千本の脇手を持つ像とあって法会後には参拝客の列ができた。男性会社員(68)は「とても立派で素晴らしい姿を拝めて良かった」と話していた。
清瀧寺は平安時代の821(弘仁12)年、空海によって開山されたと伝わる。中世の戦乱の影響で一時荒廃したが、2代津山藩主・森長継によって1669(寛文9)年に再建されたという。
津山朝日新聞(4月13日)
山陽新聞(4月9日の記事)
津山・清瀧寺本尊33年ぶり開帳 開創1200年で記念法会
清瀧寺で33年ぶりに開帳された本尊(中央)を拝む参拝客
弘法大師空海ゆかりの古刹(こさつ)・清瀧寺(津山市河面)で8日、開創1200年を記念した法会が営まれた。9日にかけて33年ぶりとなる市重要文化財の本尊「二十七面千手千眼観世音菩薩(ぼさつ)立像」の御開帳も行われている。
近隣の公会堂から本堂までの約600メートルを稚児行列が練り歩いた後、本堂に安置される本尊を公開して法会。東寺真言宗総本山(京都)の橋本尚信宗務総長や滋澤弘典住職らの読経が流れる中、檀家(だんか)ら約500人が厳粛な面持ちで手を合わせた。
同立像は高さ110センチ、幅90センチで平安中期制作。国内に数体しかない千本の脇手を持つ像とあって法会後には参拝客の列ができた。男性会社員(68)は「とても立派で素晴らしい姿を拝めて良かった」と話していた。
清瀧寺は平安時代の821(弘仁12)年、空海によって開山されたと伝わる。中世の戦乱の影響で一時荒廃したが、2代津山藩主・森長継によって1669(寛文9)年に再建されたという。
津山朝日新聞(4月13日)