平成30年8月1日
全国学テで岡山県の中3は40位 小6は31位、大きくダウン
文部科学省は31日、小学6年と中学3年の全員を対象に、4月に実施した2018年度全国学力テストの結果を公表した。
岡山県教委が独自に集計した同県内公立校の都道府県順位(国語、数学・算数)は、小学6年が31位(前年度19位)、中学3年が40位(同34位)だった。改善傾向だった前年度から一転、小中とも大きく順位を下げ、県政中期行動計画(2017~20年度)で「10位以内」としている目標には遠く及ばなかった。
平均正答率は小6の国語A以外は全国平均を下回り、前年度より全国との差が広がった。小中とも特にB問題で全国との差が大きく、中3の数学Bは2・6ポイント下回った。3年に1度の理科でも小中ともに全国平均に届かなかった。
津山市の場合は、いずれもワースト3以内とショッキングな結果となっています。
2018年7月7日に発表された、県学力テストの結果も小学生は全国下回る
3年国語除く、学習の定着不十分
岡山県教委は6日、小学3~5年と中学1、2年の児童生徒(岡山市を除く)を対象に実施した4月の県学力テストの結果を公表した。
平均正答率は中2の国語、数学、英語、小3の国語を除いて、全国平均を下回った。
特に小学生で前の学年までの学習内容が十分に定着していないことが浮き彫りになり、県教委義務教育課は「繰り返し教える機会を増やしていく」としている。
全国との比較が可能になった。本年度は全国約53万人、県内では418校約5万人が参加した。
全国学力テストと岡山市の独自テスト「学力アセス」の結果も、7月中に公表される見通し。
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